2016年11月

皆さんは自分でレンズの設計を選べますか?~その5~

結構読むほうも大変ですね。今日で5回目の設計編、今日は頑張って一眼レフを駆使して

格好よくレンズの歪みを説明しようとトライしたんですけど、何とも自分の思ったような

写真が取れない。それなので、あくまでも下手くそな素人が素人なりにガンバって撮った

写真として温かい目でみてください。

 

では実際にその写真「様」をみてみましょう。球面レンズも非球面レンズの

写真の右上がレンズの中心になっています。

 

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これが球面レンズのぼけ方見本なのですが、下や左に行くとレンズの端に行き、像は歪み、

ぼけます。上の楕円のエリアと下の楕円のエリアを比較すると一目瞭然、下の方がぼけていますよね。

 

では今度は非球面レンズのチェックです。

 

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残念ながら一目瞭然じゃないのですが、この非球面の方が

下の楕円のエリアに行っても滲みが少ないですよね。また比較的端に行っても線がそれ程薄まりません。

 

この様に光学的に優れている事は間違いのない事なのですが、

優れたレンズに掛け替えしたとしても見え心地が明らかに良いと感じるかどうかは

別問題だという事です。

 

この様に今まで説明してきましたが、いかがですか?

設計を変えるという事は安易に考えない方が良いし、ある意味掛け替え当初の

慣れ戻しという期間は覚悟して使うべきだと僕は思うのです。

 

ですから自分の今掛けている眼鏡の設計はご自分で分かっているに越した事はないのですね。

勿論、そのレンズに何を使ったかをしっかり把握されている眼鏡屋さんをひいきにしていれば、

例えチェーン店だったとしても、そのデーターは管理している筈なので、問題無いと思うのです。

 

でも、眼鏡を好きになればなる程に一つのお店で全てを済ます事が苦痛になる方が多い様です。

今回は、あの店でAというブランドを、次にはあちらのお店でBというブランドを、この様に

お店を使い分けする方も実は数多くいらっしゃいます。

 

皆さんはいかがですか?もしも自分が一つのお店で満足できない人なのだと

把握していれば、レンズにどんな設計を使っているかは、自分で管理しておかないと

別のお店ではこのレンズが非球面か球面かどうかは、正確には判断できないのですから

どうかしっかり管理をしておいて欲しいと僕は思うのです。

 

何故判断がつかないのでしょう?それは今回は丸い生地全体を使ったので、カーブが変化している

かどうかはカーブ計さえあれば判別しやすいのですが、まずお店にカーブ計が無いお店も

結構ありますし、あったとしてもその判別は難しいのです。

 

例えば

 

S-2.50 という度数で非球面設計でも3カーブのメーカーもあれば2カーブのメーカーもあるのです。

 

その為、ベースカーブだけではそれが非球面かどうかの判断がつかないのだと理解してくださいね。

また度が強くなれば球面設計でも1カーブの度数があるのです。

 

ではやはり長編になったレンズの設計選び編ですが、こんな感じです。

まだ言い足りない事がある様な気もしますので、気が向いたらまた、補足するかもしれませんので

乞うご期待(‘◇’)ゞなのです。

 

では僕はこれから大阪に向かいます。また明日!!!

 

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皆さんは自分でレンズの設計を選べますか?~その4~

こんにちは、やっぱり長編になってしまった設計編ですが、もう少しお付き合いください。

 

過去ログでは、消費者にとって設計の選択というものは縁遠いものになってしまったこととその理由。

 

次には実際に設計を変えた時に起こる違和感やプラスの効果。これを解説しました。

 

そして前回が、設計の種類と各レンズ毎のお勧めの方を説明しました。

 

では今日は設計を変えると何故違和感が出るのでしょう?という解説からです。

 

その違和感の説明の前に、人の眼なんてものは、多少の光学的な収差という歪みには

多くのケースは順応してしまえる柔軟性を持っています。ですから必用以上に

設計を変える恐怖をあおる事が目的ではない事をお伝えしますね。

 

でもある人にとっては致命的な程に設計を変えて上手くいかずに結局設計を元に戻して再作成

なんて事もありうるので、そういった人にとっては知識もそして注意も必要です。

 

まずは設計の種類は覚えましたか?

 

一応過去ログからコピペしておきます。

 

①球面設計レンズ

 

②外面非球面レンズ

 

③内面非球面レンズ

 

④両面非球面レンズ

 

⑤軸補正付き両面非球面と内面非球面

 

今単焦点では内面非球面や両面非球面なんてチョイスをする方はうちのお店では

強度の方や、コアな眼鏡ファンが中心でグラシアスの販売実績では

 

①と②でおよそ8割占められています。

 

それなので、①と②の違いをもう少し詳しく説明しますよ。

 

まずレンズにおいてベースカーブが大切。こんな事、眼鏡学校では教わっても

一般の消費者が知る事はまず無いでしょう。

 

知る必要があるか?と聞かれれば僕は知って損はないと答えます。

何故ならお客様の見え方に直結した事柄だからです。

 

ではベースカーブが変わると違和感の原因かどうかはともかく、見え方が変わり、

それを感じ取れる方と、え?何が変わったの?と感じられない方がいて、

その効果は度数の強さに比例して分かりやすくなります。つまり、度が弱い人には

その効果を体感出来ない可能性が高いという事が言えます。

 

にも関わらず、過去の眼鏡業界はその非球面設計という新ネタに飛びつき、

時にはどんな弱度でも

 

「こちらの方が良いレンズですよ。」

 

と販売してきた経緯があります。ですが何度も繰り返しますが、設計を変えても必ずしもその効果を

プラスに感じるとは限らないところに難しさがあります。

 

では多くのケースでは非球面と球面設計ではベースカーブが変わるという実例を

お店にあるカーブ計を使って写真を撮りましたので実例をご紹介しますね。

 

まずは球面設計⇒の部分をみてください。ほぼ3.2を指し示していますね。

 

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これが非球面レンズになるとどうなるのでしょう?

 

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⇒のところを見ると2.2カーブ程度、約1カーブ差がありますね。

 

このレンズのメーカー名は伏せますが、1.60という高屈折レンズの度数はS-2.50という度数における

ベースカーブになります。ここで疑問が生じて欲しいのですが?

 

「え!?球面設計は全ての度数で3カーブで非球面設計は全ての度数で2カーブって訳じゃないの?」

 

と疑問を感じて欲しいのですが、答えを言えば違うのです。各度数毎に各メーカーの設計者が

最適と思えるベースカーブを選択しています。ただしここで言える事は最適なベースカーブは

目的距離別に存在するという事実です。

 

ですから僕は近用眼鏡と遠用眼鏡でベースカーブを変えて発注しているのですよ。と以前の記事でさらっと

お伝えしました。それはこの目的距離を明確にした方がより良い視界を提供できる事になるからです。

 

では球面と非球面とベースカーブが違う事は理解出来ましたか?

 

でももう一つ球面と非球面の差異を僕は伝えました。

 

球面は=カーブの曲率が一定である事。

 

非球面は=カーブの曲率を変えているとお伝えしました。

 

では先ほどのレンズで端っこの部分のカーブを測定してみました。見てみましょう。

 

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見て分かりますか?中心が2.2程度だったのに、周辺は2.5程度ありますね。

この曲率を変えている事とベースカーブの違いが視界に影響を与えているのです。

 

では明日はその見え方をもう少し具体的にイメージ出来そうな写真を交え解説していきます。

 

ではまた明日m(__)m

 

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皆さんは自分でレンズの設計を選べますか?~その3~

すみません、blogに穴があいちゃいました。北海道では燃え尽き、ホテルでblogを書こうと思って

いたのですが、気絶してしまいました。( ゚Д゚)

 

では設計について、簡易にあくまでも簡単に書きますね。

 

まずここでは単焦点レンズについて書きます。

 

っとその前に単焦点レンズって何でしょう?

 

それは一つのレンズに一つの度数のみ組み込まれているレンズの事です。

 

例えば近視ならS-1.00 何てレンズの袋に書いてあります。これが複数個存在しその度数が境目から

無段階に変化しているのが、最近主流の累進レンズといいます。例えば近視の方が

S-1.00の眼鏡を掛けていたけど、老眼になってきたから、遠近両用作ってみようと思うと

まずお店で進められるのがこの累進レンズだと思います。

 

例えばS-1.00から+1.50の変化をレンズの中で組み込むと

 

眼の中心にほぼ、S-1.00 の度数が来て、それから下に2mm~4mm下がったところから

度数が変化するのが一般的です。S-0.99 S-0.98 S-0.97 …この様に実際には無段階に変化して

フレームの下の端でS+0.50になるレンズ。これが遠近両用レンズですね。

 

でも今日の本題は単焦点レンズだから、累進レンズについてはすっ飛ばします。

 

単焦点レンズの中で今マーケットに出回っているタイプは大別すると以下の通りです。

 

①球面設計レンズ

 

②外面非球面レンズ

 

③内面非球面レンズ

 

④両面非球面レンズ

 

⑤軸補正付き両面非球面と内面非球面

 

こんな感じになっています。今の主流で値ごろ感のあるのが②のレンズ、①は比較的安価なレンズと

いう位置づけです。でも弱度の方は②のフラットなレンズより①の方が中心部がシャープに見えるとも

言われていますので、一概に①はダメなレンズとも言えません。弱度の方であれば、①の方が好みと

答える方もいるかもしれませんね。

 

③は特許絡みで全てのメーカーが採用できないレンズの設計ですが、弊店で取扱しているメーカーでは

カールツァイアスとSEIKO、そして最近HOYAさんがこの設計を単焦点レンズで採用しました。

 

レンズメーカーさんのセールストークを鵜呑みにすれば、②より③の方が外面のカーブが一定な為、

見え心地が良いなんて事も言っています。

 

一方、薄型化という意味では、②や③よりも④のレンズの方が薄型化できます。度が強い方は

この④を検討してみても良いかもしれませんね。

 

では⑤とはこれは乱視の強い方にとって威力を発揮するレンズとなっています。

乱視が強くても、しっかり乱視を矯正すると歩けない、中にはこんな方もいらっしゃるのですが、

そんな見え心地にお悩みで乱視が強い人には⑤が良いかもしれませんね。

 

では球面設計と非球面設計、大雑把に言うと何が違うのでしょう?

 

それはレンズ表面や裏面のカーブが一定か、あるエリアから曲率を変えて補正を入れるか、の違いです。

昔は球面設計と言えばカーブがきつい、非球面はフラットに近い平らなレンズ。

 

こんな位置づけでしたが、近年はカーブ指定出来る③や④のレンズが出てきていますから、

今ではカーブで、①か②の設計を判別する事は難しくなっています。

 

ちなみにうちのお店でベーシックなレンズでもプリズムを入れて発注する時は

このベースカーブを目的距離別に計算して発注していますから、ハイカーブで

無ければ特段高いレンズにしなくとも見え心地が良いように一組一組専用設計して

レンズメーカーに発注しています。

 

簡単に言えば、近業作業用のレンズではベースカーブは浅めに、

 

遠用作業のレンズではベースカーブを深めに発注します。これにより

それぞれの目的距離では収差が軽減します。意外とこれやっているお店って

少ないんですよ~。

 

あくまでも設計についてさらっと書きましたが、分かって頂けました?

レンズメーカーと小売店の共同作業でお客様に最良のビジョンを提供できるのです。

ですから僕らがもっともっと勉強しなくてはいけませんね。

 

ではまた明日。

 

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北海道検査祭りが無事に開催出来ました。

三日間でラーメン三杯食べるという痛風歴13年の僕としては、まさに自分の身を削りながらも

ラーメンを食し、そして僕は見事にラーメン屋さんの店内で輝くのでした。うっほ~。

 

こんなにラーメンを食べられるのも福島の新白河に行った時か、北海道に行った時しかありません。

そんな至福の時を命がけで過ごして…え?そんな食べ物の話はいいから検査の勉強会の話をしろ?

 

はい、わかりました。本当は三杯食べたラーメンのレビューを書こうと思っていたのですが、

止めておきます。では気をとりなおして。

 

ん、おほん、まずは第三回検査祭り~IN 北海道~(ちなみに名称は皆さんそれぞれ違うようです。)

要は眼鏡屋さんみんなで集まって検査について侃侃諤諤で議論する会の事です。

 

今回は美しい唄の町、美唄のメガネの三愛さんに北海道の志の高い皆さんが集まり検査しました。

今回の被験者はSさん、某量販店の社員さんです。僕はこの勉強会では量販店だとか専門店だとか

線を引いて区別しません。消費者に奉仕したい、そして技術レベルを高めたいという思いがあれば

それで充分だと思うからです。こうして皆に検査されまくる方を僕は生贄と呼びます。

今回の生贄君のSさんは総勢7名の眼鏡士によってたかって検査されまくるのでした。

 

では何故僕は、こんな方法を思いついたのでしょう?

 

それは検査理論や検査スキル、更に言えば、使う道具、そして用いる視標。これらの差異によって

答えにばらつきが出てしまう事に問題意識を感じているからです。一人の人を同じ日に検査しても

検査する側が変われば複数個の答えが出てしまう。これを僕は本来は極力無い方がいいんじゃない?

 

って思ったのです。皆さんは裸眼視力は0.1、それなら掛ける眼鏡の度数なんて決まっている。

誰がやったって大差なく一緒。こんな風に思っていませんか?

 

それが大違い。東京も含めて過去の実績を元にすれば、全ての度数で同じ答えになった事が一度もありません。

 

皆がそれぞれの育った環境で、自分なりに工夫して何十年も経過してみたら、まるで違う方向に

行っていた。こんな事が今の日本のメガネ業界に起こっていたのです。

 

でも眼鏡を僕は料理に例えてこのblogで解説してきました。眼鏡フレームやレンズは素材であり、それは

単品で捉えれば半製品で、それを僕らが活かして製品化していく。この様に解説しましたね。

もしも僕の言っている事が正しいのなら、その料理のさじ加減や腕前の差で出来上がった料理の質の差が

存在してもそれは当然じゃない?って思いません?

 

僕もそう思います。でもそこに明らかに体に悪い調味料を使っている人が居たとしたら皆さん

どう思います?僕は両眼視機能検査という検査法の普及とそして日本から世界に発信する

オリジナルの検査理論の構築を夢見ています。そうやって究極の調理法を見つけたいと

願っているのです。それは勿論僕一人ではできません。ですから僕には仲間が必用なのです。

 

ではその究極の調理法に向かって邁進している僕にとって、今のメガネ業界はどんな風に見えるのでしょう?

 

それはメガネ業界全体のファーストフード化です。

 

安い食べ物を食べったって健康被害が無ければよいですし、たまに食べるファーストフードは美味しいですよね~。

 

でも毎日そればかり食べていたら?考えるだけでも恐ろしくありませんか?

 

食べ物なら今日は安い物、明日は家で簡単に、でも記念日は高級レストラン、こんな風に組み立て

出来ますが、眼鏡は基本お買い上げになったら、それを身に着けて行動します。また安い眼鏡と

高い眼鏡。ここで設計を変えてしまったり、度数を変えてしまったり。こんな事をしても大丈夫な

人も居ますが、中には度を変えたり、度は一緒でもフレームを変えるだけで違和感を訴える方も

メガネの場合にはあるのですから、そうそう気安く掛け替え出来る商材でもない気もします。

 

では健康で美味しい物って高いですが、眼鏡で健康にプラスに働かせようとすると

どうなるのでしょう?それには物凄く手間がかかる事を誰より消費者の皆さまが理解すべきです。

 

高くても安くても眼鏡なんて一緒でしょ?と思うから安いのでいいやになっているのが

現状なのです。でも僕は眼鏡を上手に選ばないと生活の質は落ちますし、場合によっては

眼の不具合を放置していると病気になっちゃう事もあるとすら思えます。

 

ですから僕はもっと消費者が自分の眼に関心を持ち、そしてしっかり眼からも健康管理をして頂きたい。

その為に、あの検査の勉強会は僕自身のスキルアップも勿論、参加者皆さんの技術レベルも上げてあげる

事で、消費者の意識を変える。これが究極の目標だったりします。

 

何も僕は自分が絶対正しくて皆が間違っているから、僕のやり方を真似しなさい何て絶対に

言わないのですよ。僕は眼を、そして眼鏡を知れば知るほどわからなくなっているのが僕の現状です。

でも検査祭りに参加された皆さんに知って頂きたいのは、これだけばらつきが存在するのですよ。

というこの味付けの差があるという事を知って頂きたいと思っています。

 

人の検査を見るだけでなく自分の検査もさらけ出す。これには相当の勇気が必用なのですが、

今回参加された方々はその恐怖を乗り越え、しっかりと戦ってくれたと感じています。

 

北海道の皆さん、本当に有難うございました。また来年もよろしくお願い致します。

 

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新千歳空港 一幻 えびしお あじわい 太麺 チャーシュートッピング。

 

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皆さんは自分でレンズの設計を選べますか?~その2~

昨日のお話は、皆さんがレンズを上手に選べないのは当たり前、だって僕らが説明してこなかったんですから、

というお話しでした。でも少なくとも僕のお店では極力説明する様にしています。その方が消費者にとっても

そして僕の所属する眼鏡業界にとっても利益なのです。と説明したのです。

 

では昨日の続きからです。量販店主流の時代になったのは、それはそれで要因があります。

そこはまた別稿で解説致します。量販店がメインになってから、次のステップでは

今度はどんなレンズを選んでも価格が一緒という業態が主流になりました。

 

こうなると益々レンズの設計について消費者の方々の学習機会が減ってしまいます。

 

次々とこだわりなくカジュアルに眼鏡を選び、それは知識は深まらない事を意味しています。

 

僕はこれを危惧しています。時に無知はその責任は他者になすりつけようとします。

 

「せっかく良いレンズが同じ価格だからと一番薄型レンズにしたのに、何か今までと見え方が

違って気持ち悪い。これなら前のレンズの方がよかった。」

 

と高いレンズに変えた事を後悔し、そしてその説明が無かった販売員を責めます。

ではこの販売員はどうすればよかったのでしょう?

 

まずこの時点で僕がいえる事は高いレンズが価格は高いかもしれませんが、

決して高い=高機能と言えないところにレンズ選びの難しさがあります。

 

例えば弱い近視でずっと近所の専門店で買った球面設計のレンズを使っていました。

レンズの表面に傷も目立ってきたのでそろそろ買い替えかな?と思っていたら

 

近所にテレビでも見る様な量販店が出来た。ふむふむチラシやネットで調べると

価格は今までの所より安く作れるらしい。では言ってみるか。

 

フレームを選び、レンズを決める段になり、店員さんは得意げに言っています。

 

「当店は超薄型でもプラス料金が発生しません。ですから自由にお選びください。」

 

すると消費者心理としては今までは高いレンズ何て勧められたことが無かったけど、

きっと高いレンズにすれば見え心地がよくなるんだろうな?もしかしたら薄くなるかもしれない。

 

「では追加の料金負担が無いレンズで一番薄いのにしてください。」

 

ここまではきっとどこの量販店でもある風景だと思います。

 

さて幸いにも店内に在庫があったので30分で仕上がるというので、お店で携帯をいじって待っていました。

 

「お待たせしました。」

 

思ったよりも早く25分程度で仕上がってきました。

 

一通り調整を終え、店員さんから確認が、

 

「見え心地はいかがですか?」

 

当然

 

「うん、今までよりずっと良いや流石超薄型だ!」

 

という答えを待っているのですが、

 

ではこう言って帰る方ってどれくらい居るのでしょう?

 

他所はしりませんが、少なくともうちのお店では皆無に等しいです。

逆にうちのお店ではレンズの設計を変えた時には

 

「どうです?多少気持ち悪くないですか?」

 

と訊きます。ここがポイントです。レンズの設計を変えた時にはアップグレードした時も

ダウングレードした時も多少の違和感がつきものだと思ってください。

 

ここにレンズの設計選びの難しさがあります。

 

では多くのケースはどんな風に感じているのでしょう?

 

①見え方に違和感を感じる。

 

②周辺が歪まずに見やすくなった。

 

③周辺が見えにくくなった。

 

④中心部のフォーカスが甘くなった。

 

⑤慣れない。

 

多くのケースではこんな答えが多いのです。つまり②以外はネガティブに感じます。

これはアップグレードでもダウングレードでも違和感が発生するという意味では共通です。

 

では何故この違和感が発生するのでしょう?実はこの説明だけでもまた別の記事分くらいの

ボリュームがあります。いずれまた違和感の原因というタイトルで記事は作りたいと思います。

 

ここで一つ覚えておいて欲しい事は、設計の変更は慎重に。そして今使っているレンズの

設計は必ず覚えておいてください。次に買う時に

 

「今使っているレンズは〇〇設計だから、度数が変わっていなければそれと一緒が希望です。」

 

と言えるのが望ましいのです。では明日からはレンズの設計とは?と非常に難解なお題目を

あくまでも一般ユーザーに分かるように書いてみたいと思います。

 

ではまた明日。あ、明日は北海道に出張に行ってきます。更新も北海道からですね。

 

 

 

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皆さんは自分でレンズの設計を選べますか?~その1~

眼鏡を作った事がある人なら一度は聞いているはず、

 

「レンズの設計はどう致しますか?」

 

すると多くのお客様は

 

(え!?設計って何だろう?前は店員さんに勧められた奴をそれでいいよ。って言っただけなような…。)

 

と戸惑います。戸惑うのも当然で、余りにもそういった情報に触れる機会がこの業界は少ないですね。

でもググるとちゃんと出てきます。つまり情報は検索すればしっかりあります。

 

でも、検索していないんですね。では何故検索しないのでしょうか?それはきっと興味がないからです。

 

なんで興味がないんでしょう?(何か、一休さんのどちて坊やみたいになってきました。

知っている人だけ笑って下さい。知らない人はググって下さい。)

 

それは設計を変えた効果を知らないから、興味が無いと思うのです。

 

メガネは何本も買っているのに、なんで効果を知らないんでしょう?それは同じ眼鏡屋さんで

買っていれば設計はあまり変更しない事が多いことと、そもそも設計変更によるプラスの効果と

マイナスの効果を僕ら販売員が説明していないから。これが原因だと思っています。

 

何故説明しないんでしょう?

 

これは複合的な要因が複雑に絡み合って、あまり積極的に説明しない現状が出来上がっています。

う~ん、これを解説すべきか、それも実は今僕は迷っています。それはまたとんでもない長編になって

しまう事にビビッているからです。(苦笑)

 

書くのはいいんですよ。読む側が大変ですもんね。でも先日うちの常連さんがこんな嬉しい事を言って

下さいました。

 

「うちの旦那が次郎さんのblogを食い入るように見て楽しみにしているんですよ。」

 

と何ともにんまり顔が微笑んでしまう有難いコメントを頂きました。

 

んだば、やるか!!

 

何故設計を説明しないか?この理由を列挙して絡み合った要因を分解してみます。

 

①そもそも説明できない。(従業員にそこまで教育していない。

②説明しても消費者が理解しない。(消費者の興味と意識不足。)

③そんな説明しているとお店が回らない。(特に安売り屋さんは回転命ですから。)

④必用以上に消費者に知識を与えると面倒なお客様が増えると勘違いしている。

(実際に面倒は増えるかもしれません。でも賢い消費者が販売員や眼鏡士のレベルアップに

つながりますし、お客様に鍛えられて僕らは更に高みを目指そうと努力を怠らず

邁進出来るのです。昔のblogでよく言っていたフレーズは「違いの分かる消費者が健全な業界を育む」

これを何度も繰り返していました。情けない話ですが、僕らが隙をみて嘘をついて顧客から

かすめ取るような行為をしないかどうか、どうか消費者の方々に見張って欲しい。これを僕は願っています。)

⑤私に任せれば大丈夫と安心感を売りにしていた。(御用達の商売に準じて、私はあなたの眼をがどんな状態かわかっているから、

あなたは不要な知識は勉強しなくても僕があなたをガイドするから私に任せてください。

と消費者に説明を敢えてしてきませんでした。)

 

http://opteriaglassias.blog92.fc2.com/blog-entry-2047.html

 

こんな思いを以前のblogで僕はこんな風に書いています。ご興味あったらリンクに飛んでみてください。

 

①~⑤の全てや、一部が複雑に混ざり合って、消費者に説明してこなかったのです。

 

では言葉汚く言えば、その結果無知な消費者が沢山出来上がった業界はどうなったのでしょう?

 

それは今と過去に答えがあります。

 

今は、量販店がシェアを7~8割占めています。僕らは存在しないかの様に業界では影響力が低下していきました。

そして過去にはシェアの大移動が民族大移動の様に一気にパラダイムシフトしたのです。

 

専門店という業態は廃れ、そして量販店や激安店が主流の時代になったのです。

 

やっぱり長くなりました。(汗)続きはまた明日。

 

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