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グローバルとガラパゴス、どちらがまとも?

僕はお店を開業してもうすぐ12年、SILMOというパリの展示会に行きだしてから6~7年。

そして国内の展示会を春、秋と一回ずつ経験してきたのですが、そこで思う事がありました。

 

きっかけは友達からの一言でした。

 

「今日本のマーケットだけ異質です。他は天地が高く(フレームのレンズ部の立てのサイズの事です。)

てクラッシックばかりなのに、未だに日本では天地の浅いフレームも根強く支持されています。

これはヨーロッパは勿論、アジアでも香港、韓国、台湾、そのどちらでもサイズ感の違いはあっても皆、

売れ筋はクラッシック、というのか世界の流行です。そうしてみると日本は不思議ですね。」

 

と仰っていました。僕は、そんなもんかな~?どんな時代でも例えば、

丸眼鏡はいつの時代も丸眼鏡しか掛けないなんて方はいらして、

そして動きは遅くとも確実にそのニーズは存在するものなのですが、

今では以前はニッチだった丸眼鏡が実際にお店でもよく動いています。

 

でもそんな時代でも天地が浅いとか、ミニマムなデザインとか、

そんなニーズは例え少数派だったとしても必ずいらっしゃる筈なのです。

 

ただ、僕が先日いったパリのお店は違いました。お店の平台、そして壁面のガラス棚、

その全てがウエリントン、ボストン、ラウンド(丸眼鏡)で占められているのです。

例えば、オーバルや横長のスクエアは皆無に等しい状態でした。

僕は30店舗程回ったのですが、皆さん口を揃えて言います。

今パリに限らずヨーロッパでは天地の高いクラッシックしか動かないのよ。

 

と言うのです。眼鏡がファッションアイテム化した事で流行が生ずるのは仕方ないというか、

当たり前だとしても、それしか置かないという小売店はいかがな物か?

と僕は自分も勿論小売店をやっている立場としては、大きな驚きを禁じ得ませんでした。

 

何か、その品ぞろえの裏に恐怖というか、そんな物まで透けて見えるようです。

つまり、動く品以外は冒険したくない、いやしたくとも出来ない。

 

ファッションの世界では不景気になると黒のスーツとコートが流行するそうです。

それは黒という色が着回しが楽で、色々な洋服と合わせやすい、裏を返せばTPOに

応じたファッションを楽しむ余力がない時に取り合えず黒を買っておく。

 

そういった消費者心理だそうです。

 

何かそれと似た雰囲気を僕が回ったパリのお店から感じました。

 

ですが先日10/3~10/5渋谷で開催された展示会そこでは違った傾向が見てとれました、

僕はそこで新作を携え出展してきました。お蔭様で国内のマーケットでは順調に推移しておりますが、

僕のコレクションの半数は日本向け、半数はヨーロッパ向けというか、

日本以外の国向けにデザインしていましたが、

 

当たり前のように、そのどちらもご注文頂きました。そしてこんな事を言う方も

いらっしゃいました。

 

「最近どこのbrandもクラッシックばかりで、買うのも売るのも飽きてきた。」

 

だからレチルドのコレクションには意義がある。こんなお言葉を頂いたのです。

勿論、売れ筋がクラッシックであるのは先ほど述べたようにファッションアイテムでもあるのですから、

仕方がありません。でも、天地の高いクラッシックって、実は誰にでも似合うフレームではない

事もこれまた事実なんです。

 

例えば黒セルのウエリントンやボストン、これは芸能人の多くがプライベート用で使用している

ケースを雑誌等で数多くお見掛けしますが、あれは、芸能人が外でオーラを消す為に

使っていると僕は思っています。つまりタレントさんのように華のある方が、それを多少

野暮ったくして目立たない方向にイメージをコントロールしていると僕は思っています。

 

更に言えば、美男美女は何掛けたって似合うってもんです。

 

でも僕を含めた一般ピープルがそれを掛けるとどうなるでしょう?

最悪のケースは真面目を通り越して生真面目な堅物になります。

具体例を挙げればのび太君になるのです。

 

せっかく高いお金を出して自分のイメージを悪くして、なんか損してない?

 

って思うのは僕だけでしょうか?一方、ヨーロッパのマーケットでは掘りの深く目鼻立ちの整った方が

多いのでクラッシックが流行るのはまだ分かります。

 

それが韓国、香港、台湾まで、そうなるとアジアはのび太君一直線になるのです。

眼鏡をファッションアイテムとして考えると、まずファッションとは僕は多様性にある気がします。

思い思いの好みで服や靴や髪型、そしてメガネをチョイスしてそのスタイルに合わせる。

 

ドレスアップもあればダウンもあるのがファッションの世界です。今のクラッシックのフレームは

野暮ったく見せるという意味ではダウンに位置するケースが多いでしょう。では眼鏡でお顔を

綺麗に見せるという時に、その品ぞろえが無い、という現実は消費者にとってはどうなのでしょう?

 

まだアジアの新興国が欧米の流行に乗っかって、一つのアイテムに流行が集中するのは

以前の日本もそうでしたからわかります。でも成熟した欧米諸国まで流行一辺倒

という現状に異様さを感じたのです。

 

僕は、今の世界のマーケットを見たり、話を聞いたりして売れなきゃ商品じゃないという

状態よりも、ガラパゴスと言われようとも多様性が存在する日本のマーケットの方が健全な気がするのは

今まで説明してきた経緯によるのです。日本の眼鏡業界には流行に逆らってでも、お客様の「似合う」を

追及する骨のある方々がまだ沢山いらっしゃると勇気を頂けたのです。

 

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利き顔に合わせる文化の広がり。

お蔭様で昨日は国内展示会一日目、素敵なご縁を沢山頂きました。

ご来場くださいました皆様には心より御礼申し上げます。

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国内展示会のSITEに出展致します。

本日から三日間、渋谷のヒカリエにてメガネの展示会にレチルドが出展致します。

 

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をキャッチコピーに2014にデビューしました。
お蔭様で国内ではご好評頂いております。
さ~て今日はどんなご縁を頂けるかな?
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老眼との付き合い方。

有益な情報かと思います。ただし僕の感覚としてはもう「老眼」という言葉が古いのでは?

と感じています。ピントの調節が上手くいかな理由が老化だけでなく、過度な近業作業が

たとえご年齢が若くとも、手元の視界をぼけさせる状態が生じているケースが散見されています。

 

そんな方々に、僕は遠近両用レンズをお勧めすることが少なからずあるのです。

 

この現実を多くの方が知る必要がありますね。

 

http://jijico.mbp-japan.com/2016/10/01/articles21418.html

 

無題

 

 

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パリから帰って参りました。

七泊八日のパリの旅ですが、特に大きなトラブルもなく、無事帰って参りました。

三年前にSILMO2014にてデビューしたレチルドですが、お蔭さまで国内と香港では

僕の予想を上回る大きな成果を上げてきました。ただし僕の夢との出会いはこんな感じでした。

7、8年前でしょうか?パリで幾度もお見掛けしたぶったまげるような

眼鏡と洋服のコーディネイトに

 

「うわ!こっちのムッシュとマダムは洋服のトータルコーディネイトのレベルが違う、

合わせ方はこーでねいと…。」と思ったのを鮮明に覚えています。

 

そして僕の夢はパリのおじいとおばあに

 

「あんたの眼鏡いいよ。」

 

と言わせることが夢であり目標になったのです。

 

でも駆け続けた3年間でしたが、残念ながら当初の目標は一切達成できませんでした。

僕の思ったよりも、僕のbrandのconceptは現地では受け入れられず、僕の思いは

パリジャンにもパリジェンヌにも届きませんでした。正直今まで生きてきて一番悔しいと

思えたかもしれません。でもこれだけ頑張ったからこそ、悔しく思えたと僕はプラスに

考えています。そしてこんなチャレンジを支えてくださった数多くの方々には感謝の気持ちと

そのご期待に応えられなかった不甲斐なさをも感じています。

 

ともかく、今回の第一期パリ進出計画はここで一区切り、一端、目標を再度チャレンジする為に

力を蓄える方向に切り替える事に致しました。今後も1年に一回はパリに行き、新作に対する感想を

集めながら、僕のアイディアと現地のニーズの隙間を埋めていきたいと思っています。

 

実際に現地の方々がおっしゃった事はこんな事でした。僕の後に続く若いデザイナーさんへの

メッセージにもなりますが、その貴重なご意見を一部レポートさせて頂きます。

 

「あなたのコレクション好きだけど、もっと数が欲しい。」

 

「あなたのコレクションの半数はアジア向けね。アジア向けは一切こっちでは売れないわよ。」

 

「玉型は大きな物が流行っているわ。」

 

「今、フランスではクラシックしか動かないのよ。」

 

こんなご意見が多かったんです。ここが難しいですね。僕の様な力の無い弱小企業は戦略的にもっと

僕のもっている力を集中するべきでしたが、夢(パリ)と現実(日本を含むアジア)の狭間で

右往左往してしまったのが今回の三か年計画の失敗の大きな原因だったと反省はしています。

 

反省は勿論しますが、僕の夢まで僕は否定しません。以前にホリエモンさんが言っていました。

経営者として成功する為には、あまり計算高くない方が良い、何故なら計算すればする程に

馬鹿らしくなって途中で夢をあきらめてしまうから。と仰っていました。

 

ここは自信をもって言えますが、僕は頭は悪いのは当然として、計算は誰より苦手です。

ですから僕は損得で考えて自分の夢を否定する事は過去も今も、そしてこれからも無いでしょう。

 

いつかこのblogで僕は夢の第一歩が踏み出せた。そんな嬉しい報告をさせて頂ければ何よりです。

そして公に発信しているblogで自分の失敗談を掲載した事には多少の心苦しさもありますが、

それでも自分の失敗談は誰かの成功のお役に立てると信じて、

恥部をさらすかの様にお話しさせて頂いております。

 

そして悪い事ばかりではなく、勿論手ごたえもありました。それは、展示会場には未来のオプティシャンや

眼鏡屋さんご夫妻のお子さんらが数多くいらしていました。そしてそういったまだ現場に立っていないで、

どちらかというと過去のセールスの実績に縛られていない方々の反応は

物凄く良かった事は唯一の僕の自信の源になりました。今少なくともパリでは新しい物にトライしたい

というよりもより動くもの、実績のあるものに頼っているのが現実なのでしょう。

 

ともかく、世界初の利き顔に合わせるconcept、これをパリで育てられなかったのはconceptが悪いのではなく、

僕のデザイナーとしての知識や経験不足が原因だと自然に思えました。

 

だから僕はこのレチルドをあきらめていません。またお蔭さまで日本と香港には僕を支えてくださる

数多くの方がいらっしゃる事にも勇気を頂いております。

 

では今日からまたお店での慌ただしい日々が始まります。そして10/3からは渋谷での展示会、

その準備にも追われる事でしょう。落ち込んでいる暇はないという事ですね。

 

長文乱文失礼いたしました。

 

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SILMO初日

無事ブースの設営も完了し、初日から素晴らしい展示会になりました。

ご来場いただきました皆様本当に有難うございました。

 

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