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住み分けの難しさ。

先日専門学校のスクーリングに行ってきました。学校に通い始めて3年半。

後半年で上手くいけば卒業となりますが、未だに道を究めた感は一切無し。

むしろこれから勉強が始まる感満載で東京に戻って参りました。

 

今回はスポーツビジョンとか基礎両眼視学、更に発達障害なんて事も

ちょいちょい教わって参りました。

 

そこで講師の先生に言われたお言葉は

 

多くのお医者様の両眼視に対するアプロ―チはあくまでも両眼視機能異常、

例えば斜視や弱視の限定で対処されているというお話でした。

 

日本の眼鏡業界は、両眼視機能検査という検査を全てのお店で実地している

訳ではなく、どちらかというと一般屈折に留まっています。

 

要は片目ずつ検査して近視とか乱視の量はこれくらいという様な検査は

きっと皆さんも一度や二度は体験されている筈です。

 

そして僕は12年前にお店を開業した時から、両眼視機能検査がこれからの

眼鏡屋さんは大切だよ~、どなたか一緒に勉強してくれませんか?と

 

次論公論というblogで投げかけていたのです。元々は、外食業で勤め、

業界部外者だった当時の僕には仲間がいませんでした。ですから独学で勉強せざるを得なかったのです。

でも10年近く勉強してきたある日、僕は業界の先輩からのアドヴァイスで通信でも良いので専門学校

通ってみてはどうですか?と有難いご助言を頂き、それから学校に願書を提出することになりました。

 

元々基礎を学ばず応用から入った僕は独学の限界を感じていたので渡りに船だったのです。

 

では多くのお店では実施していない両眼視機能検査という検査で何が分かるのでしょう?

 

ここで先日のスクーリングが活きてきます。

 

僕ら、両眼視機能検査を実施している眼鏡屋は両眼視機能異常ではなく

 

両眼視機能低下が生じた場合に僕らはケア出来るんだと力説されていました。

 

その通りなのですが、そもそも両眼視機能の低下って何でしょう?

 

まずは両眼視の機能にも段階があるのです。ちょっと解説します。

 

①両眼視をしていない状態、この多くは抑制と言って何らかの理由で一方の眼を使わずに信号を

カットしてしまっている状態です。これは両眼視をまるでしていませんね。

 

②次の段階は、両眼同時視といいます。これは両目で捉えた画像を同時に見る事が出来る状態です。

でも同時に捉えても重ね合わせていませんから、この場合はモノがダブって見えます。

 

怖いのは①の段階では抑制している自覚が、多くのケースでは殆どありません。つまりダブってくれれば

異常と気づけますが、多くの①の段階にある方は、その両眼視機能の低下に自覚が無いのです。

ダブっている方が両眼視の観点からは機能的に上位になると思ってください。一方普段、生活をする上で

物がダブってみえてはたまらないと、敢えて②から①に度数調整してあわせる事があり、それをモノビジョンと

言います。つまり両眼視を重視せず、QOL(生活の質)を重視した度数としては②よりも①の方が

快適になるとも言えます。ただしこのモノビジョンに関しては賛否両論あるのも事実で、少なくとも

僕の考え方としては④が出来るのなら出来る限り④を狙ってあげて、それが不可能と判断した場合に

最後の手段としてモノビジョンを考えているということで、これは僕の私見に過ぎません。

 

③次は融像と言って、二つの眼で捉えた画像を一つに重ね合わせてみる事が出来る状態ですね。

 

④は立体視といいます。これは、両の目で捉えた画像を重ね合わせるだけでなく、両眼の眼の位置の

視差を利用して、物を立体的にとらえられる能力の事をさします。両眼視が問題無ければ多くのケースで

この④までの両眼視機能を有していますが、ここでも注意は③と④は立体視や両眼視に精通している

眼科や眼鏡店で無ければその判断がつかないのです。

 

皆さんはご自分が①~④のどこに当てはまるかご存知ですか?

 

僕は以前に自分が近視だとしっかり自覚している方は稀で、多くのケースでは近視って何だっけ?

と言葉の意味すら多くの国民がご存知ないと申し上げ、それを言葉は汚いのですが、無知であると

断じました。また無知であるが故に、多くの国民であり消費者は、価格やファッション性だけで

眼鏡を選ぶことしか出来なくなりました。

これを僕は日本の大きな損失で、不幸であるとさえ思っています。

 

多くの方が近視という言葉の意味すら分からない状態で、本来非常に大切な両眼視機能なんて

もっと言葉の認知度が低く、結果としてそのケアを受けられていないということなのです。

そしてそれは国民のせいにしてもいけない状態で、翻って自分の業界を見渡せば未だに

簡易な検査でファーストフードの様に眼鏡を作っている業態を国民は支持しています。

 

つまり僕ら販売する側が、その志高く国民をケアするという意識が希薄でどちらかと言えば、

儲かれば良いという商業主義の魔法に掛かってしまっているのです。また両眼視なんていくら高邁な思想を

掲げようとも業界全体のシェアとしては、ニッチと言って差支えなく、業界の主流はファーストフードの

様なプライスショップなのです。僕らは国民に支持されているとは決っして言えないでしょう。

 

ここまではついてこれますか?

 

まずは

 

両眼視機能異常は今までは眼科の領分でした。

 

そして

 

両眼視機能低下については両眼視機能検査に精通している眼科や眼鏡屋さんの出番です。

 

更に言えば僕はもう一つ段階を設定するべきだと思っています。

 

それは

 

両眼視疲労という言葉です。もっと良い言葉があれば適宜訂正しますが、

今のところ、この言葉が一番分かりやすいかと思われます。

 

この新しい言葉は何か?と聞かれれば、僕はこう答えます。

 

両眼視機能異常の様に斜視でも弱視でもなく、両眼視機能低下の様に立体視がとれていない状態でもなく、

勿論視界としてのダブりもなく、問題無しと言われている方々の事を指すのです。

 

両眼視は出来ているんだけど、でも両眼視する事に疲労を感じる方。

 

こんな方々を両眼視疲労という状態だと定義してみました。

 

実は眼は片目で見た方が、眼の筋肉としては楽になる事があります。

人の眼は生まれつき99.9%外に開く状態が自然な状態です。それを僕達人類は輻輳と言って

寄り眼をして生きているのです。例えば遠くにある信号を見ようとしてもそれは目線を平行にする為の

寄り眼をしていると理解してください。近くを見る、例えばPCを見る時は更に眼を寄り眼にしているのは

ご存知の通りです。そしてPCが多くの会社やご家庭に普及しきった今だからこそ、この両眼視疲労という

状態がそんじょそこらで始まっていて、そのケアが必用だと僕は言っているのです。

 

これは両眼視機能が低下してからでは遅いと僕は提言しているのです。そしてグラシアスでは

その対策としてプリズムレンズという特殊なレンズを使い、お客様の疲労に対して提案しています。

更に必要であればトレーニングを指導もしています。

 

このプリズムとトレーニングのハイブリッドが僕の提案する新しい眼鏡と言えるでしょう。

 

ただややこしいのは、一部の眼科医の先生は、両眼視機能低下にも疲労にも対応して

ケアしている事です。勿論多くの眼科医は未だに両眼視機能異常に対応はしていても

屈折矯正をベースにした両眼視機能低下や疲労には対応出来ていません。

 

更に言えば、両眼視機能異常である斜視に関しても、少なくともグラシアスでは

眼科医でも対応出来ない斜視に対応し始めています。

当事者である僕らとしては勿論その線引きは明確ですが、一方消費者サイドから見ると

非常に曖昧模糊とした状態に見えるのではないのでしょうか?

 

僕は、その曖昧さゆえに消費者がどこに相談に行ったら良いかどうか

迷ってしまっている現状は、非常にシステムとしては不出来な、いわば制度疲労を

起こしてしまっていて混乱が生じていると思います。

 

どうですか?

 

このblogを開設当時からご覧に皆さんは自分が近視か乱視か、何てレベルはとっくに乗り越えて

もう自分が外斜位か内斜位か、上下斜位か、何てことまで把握できているはずです。

 

そして僕は今日もう一つ、

 

両眼視の段階についてご案内差し上げました。

 

自分は①~④のどの段階なのか、分かっていない方、ご興味ある方は遠慮なく

ご予約の上ご相談下さいませ。では今日も長文失礼致しました。

 

今日はお医者様と眼鏡屋が、誰がどこまでみるのか、

非常に線引きが難しいというお話でした。

 

【ご予約ページ】

https://www.itsuaki.com/yoyaku/webreserve/menusel?str_id=3562&stf_id=0&flg=3&back=1

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

 

 

 

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