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両眼視疲労-その1

お蔭様で7月も今日で最終日、何しろグラシアスでは6月と7月が書き入れ時、

連日ひ~ひ~言いながらお客様とのやり取りを楽しませて頂きました。

 

そんなこんなでblogの更新も滞りがちでコアなblogのファンの皆さまには

ご心配おかけしました。取り敢えず来月からは、ちゃんと更新するぜ!っと自らの尻を叩きます。

 

んでもって今日のblogは両眼視疲労という耳慣れない言葉をご紹介します。

因みにこんな言葉がアカデミックな分野で使われているかと言えば、僕は聞いた事がありません。

僕が作った造語の匂いがプンプンする言葉なんですね。

 

でも僕はお店を開業してから12年、両眼視機能検査という検査を推奨し、微力ながらも

普及活動をしてきました。その僕が両眼視すると疲れることもあるよと言っているのですから、

これはどういう事か?伊藤は狂ったか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

大丈夫、狂っていませんよ!(^^)!

 

では一つ事例をご紹介しますね。

 

先ずは両眼視に段階があるという前回、いや前々回のblogを

ご覧になっていない方は是非ご一読下さいませ。

 

【両眼視機能の類別に関するblog】

http://opteria-glassias.jp/news01/1088

 

何しろ、両眼視が出来ていない方が本人の自覚の有無はともかく数多くいらっしゃると

僕は説明していますが、先日お店に問い合わせ頂いた方は、

 

右と左に大きな視力差がある状態で、それをずっと放置してきたそうです。

ですがその異常に気付き、眼鏡を作って使用するとやたらめったら疲れてしまうと言うのです。

 

この様なケースは決して珍しくなく、不同視でも片目がしっかり遠くが見えていれば

ケアをしない事例は数多くお見掛けします。

 

ですが、僕は片目で物を捉えるより、両目を使った方が良いと推奨しています。

ただ、今まで両眼視をしていなかった人が突然両眼視を始めると先ほど述べたように

眼が疲れる方が少なからずいらっしゃるのです。

 

これはどういう事でしょう?

 

先ずは不同視の状態が理解できていることが前提になりますので、

簡易に解説しますね。

 

例えば

 

RS-0.25

 

LS-2.00

 

 

何て度数を事例に挙げてみます。すると右目は軽微な近視、遠くはこの程度なら

よく見えると思います。でも左目が見えないので遠くを見る時にはほぼ右目のみ

を使って対象を捉えます。

 

では近くはどうでしょう。

 

遠くが見えない左目も、50㎝以内に入ってくれば取り敢えずは

見えます。では40㎝の距離で読書してみましょうか。

 

すると右目は40㎝を明視する為にピントの調節をします。

それにつられて左目もピントの調節をして実は、この40㎝も片目で見る事に

なってしまうのです。人の眼は片目だけピントを調節する構造になっていないからです。

左眼は40㎝よりももっと近づかないと見えなくなってしまうのです。

 

この方が老眼になるとどうでしょう?

 

そうすると今度は右眼ではなく、左目で近くを見るという形に切り替えます。

そしてこの状態をモノビジョンというのですが、この切り替えを無意識に

している人もいる程に慣れると意外と便利です。

 

でも僕はこのモノビジョンは最後の手段だと思っています。

両眼視出来るのに無理やりモノビジョンに調整する事を

少なくとも僕は良しとしないのです。

 

では、この方の屈折異常の度数を両目共に完全に矯正するとどうなるでしょう。

両目で同時に捉え、そして両の目で捉えた像を重ね合わせ(融像)て

一つに認識して本なら本を読むのです。

 

思いのほか長くなったので、明日に続きます。

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

 

 

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