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指名買いの無い稀有な業界。

今日は朝一番から、調整のお客様がご来店、そして先日別の方にも言われましたが、

「伊藤さんのblog良いよ。」とお褒めの言葉を頂きました次郎さんですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

昨日は、十条の笹川時計店様で、利き顔に合せるメガネ、その判別法を

レクチャーしてきましたが、更にこんなメールも頂きました。

 

それはレンズメーカーのNIKONさんからのメールでした。

 

NIKON センチュリーAIのHP

 

NIKONさんの渾身の新作遠近両用レンズですが、実はNIKONさんに限らず、

今グラシアスで起こり続けている現象として、今日のタイトルの様に、どんなに

レンズメーカーさんが、素晴らしいレンズを発売しても、それは直接消費者の

眼にもとまりませんし、情報は出ていたとしても過去の事例を元にすれば、

新聞の一面広告が限界の様です。

 

製菓メーカーや家電、そして今や日本の花形産業である自動車メーカーは

バンバン広告に費用を注いでいます。

 

一例を挙げればユニクロさんやヤマダ電機、それらと露出の物量で勝負しても

その二社は一社で数兆円の売り上げ規模を誇り、そして恐らく数百億程度の

CM費用を掛けていると僕は予想します。僕らはどこの眼鏡屋さんで買おうかな?

の前に、炊飯器やコートを購入しようと思っているその他業種とも

そのプライオリティーを競っているとも言えるでしょう。

 

翻って僕達の眼鏡業界の市場規模は4千億前後(今年は4千億を割り込みました。)

そんな中では、今回の様にNIKONさんがスポットでレンズの宣伝をする

予算が組めないだけでなく、もしも組めたとしても情報の渦に飲み込まれかき消されて

しまうことでしょう。ですから現状こういった新商品の告知は

大手レンズメーカーのHPにてご覧になって頂くか、

 

若しくは僕のblogのようなSNS等で告知される事が多く、

それらの紹介記事を目にしたり、お店でレンズを選ぶ段になって初めて、

 

「あ、NIKONさんにそんなレンズ有ったんだ。」

 

と消費者に知らされます。つまりタイトルにもある様に現状一部のレンズ(タレックス社等)

を除いてレンズの指名買いは大手レンズメーカーの新作でさえ皆無と言えます。

僕はこれを問題視していますし、いつかそれをもっと大きなキャンペーンを

業界の力を結集して広報する必要性を感じています。

 

だってせっかくレンズメーカーさんが必死に開発したのに、それを知らずに何年も前の技術や

設計理論のレンズに甘んじていることや、商品を選ぶその瞬間に自分にとって必要なレンズを選ぶなんて至難の業で、

それは消費者にとっての立派な不利益だと僕は思うからです。

 

不思議ですよね?同じNIKONさんでもカメラのレンズは品番も含めて大きな関心を集めるのに、

同じレンズでも眼鏡のレンズに多くの国民の方々は興味が無いのです。

 

勿論僕らに報せる義務がある事は取扱店である以上その責務からは逃れられませんが、

それでも僕の様な零細企業の広報では力は知れています。

 

ごくごくほんの一部の方のお耳に届くに過ぎないのです。

 

誰かの努力やアイディアが正当に評価される。僕はこれを当たり前と感じ、

過去二年間、モストエモーショナルアイウェアという賞を新設し、

そのメーカーの開発努力を表彰しましたが、それもほんの私的な取り組みに

過ぎません。いつか眼鏡屋版の本屋大賞とも言えるこの取り組みが大手メディアの

方々が挙って取り上げて下さることを願ってやみません。

 

そしてカメラのレンズの様に消費者各々の趣味嗜好に合わせて

レンズメーカーやレンズのグレードを選んでいただく業界になるのです。

 

こうして良い商品が開発されて、それを使用する顧客が増えれば、顧客満足度は向上するでしょう。

そして良い商品は好調なセールスを維持します。そして更なる良い商品を創る

好循環を創出するのです。そして消費者のこの業界を見る目も変わってきます。

 

「お、最近メガネ業界が活きがいいね。」

 

と注目し、そして眼鏡の効果を見直してもらえるのです。

現状は眼鏡のプラスの効果も、そしてマイナスの効果も軽視され、

単純な、ファッションアイテムとしての切り口と、価格だけで

お店やレンズやフレーム等を選らんでいるのが多くの国民の方々の

意識でしょう。僕は眼鏡に関するこの「意識」を変えたいと思っているのです。

 

こんな矮小なblogで眼鏡屋のおじさんが一人で何を言っているんだと

思われるかもしれませんが、僕が願うのは国民の福祉(幸せ)です。

そしてそれの幸福の実現に眼鏡は大きな役割を担えると思っているのです。

 

今日も長くなってしまいましたが、レンズの指名買いが無い現状は、

この業界に対する関心度の低さを表しているのかもしれません。

是非関心を持って頂けるよう、僕ら小売店も各々が頑張って報せる必要があるようです。

 

ではまた明日。

 

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