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検査の良し悪し。

今朝は、うちの神様(上様)が持たしてくれた青汁をずずっと

すすりながらキーをタイプしている次郎さんですが、皆さんいかがお過ごしですか?

 

ここ数日このblogは皆さんどうやって好みの眼鏡屋さんに行きあたるのだろうか?

 

僕の頭ん中はそれで一杯です。今日は、では検査の上手い眼鏡屋さんを探したい。

そう思った時に人はどうやってそのお店を探し当てるのでしょうというお話です。

 

一番多いのはネットの検索ですよね?そこで第三者の口コミ記事があれば尚良いですよね?

 

それに加えて、大手のTVCM

 

新聞の折り込み広告、

 

または雑誌の記事。

 

何しろ何かのメディアがそのきっかけになるのでしょうか?

 

ただ一つ言えるのは自分で書いていて何ですが、お店のHPって、それ程あてになりませんよね?

だって基本宣伝ですから、多少大袈裟にいう事もあるだろうし、悪い事は書かないもんね。

 

ただ僕の場合はと言えば、僕は僕の作った眼鏡が凄いよと言いたいとはいつも思っていますが、

その思いに反して、やればやるほど自信が無くなっていく事に気がついています。うちは凄いよ、

ともしも言うのなら、それは他者に比べて優位性がある事が前提です。でも僕は自分の作った眼鏡に

確信的な安心感がなくなっていく事を日々の業務で感じるから困っているのです。

 

例えば、近視の量はどれくらいかな?と思って検査すれば、僕はこのくらいと答えを出します。

 

でも僕は全国の眼鏡屋さんを招いて勉強会を主催していることは既にお伝えしていますが、

そこでは一人の被験者を設定し、参加者全員でよってたかって検査します。

 

そして検査終了後に、答え合わせをします。その時に全て答えが一致する事が皆無なのです。

皆さんの感覚としては、「私の視力はこれくらいだから、私の度数はこれ。」っと枡の立×横×奥行きで

容積を測れるかのように、絶対的な近視の量があると思ってらっしゃると思います。

 

ところが、同じ日に、同じ人の眼を見ても、人が変わればなのか、時間が変わればなのか、

若しくはその両方なのか。ともかく、同じ検査器具を使っても、答えが変わります。

 

これを見てしまうと自分の処方に絶対的な自信を持つ事が土台無理で、信じ切ってしまう怖さを感じます。

誰だって自分が正しいと言いたくなるでしょう。でも自分が正しいといった言葉の裏には

誰かが間違っているという意味合いが含まれます。僕は誰かを間違っているとは到底思えないから、

自分が正しいとも言えなくなっているのです。

 

本業の僕がこうなのですから、皆さんどうやって検査上手な眼鏡士と出会うのでしょう?

ご縁ですか?ではご縁が無い人は問題が有っても放置ですか?それは悲しい事です。

 

だから僕は、困っている人と頑張っている眼鏡士との橋渡しをしなくてはと

焦っているのです。以前の僕はこう言っていました。

 

「少なくとも両眼視機能検査をやっているというお店は他店より、手間暇かけて眼鏡を作る

という覚悟を持って宣伝し、公の場でも発言している訳ですから、それは目安になると言えるでしょう。」

 

と言っていました。でも少なくとも言える事は、誰がやっても答えが一緒、

 

言い換えれば、誰が眼鏡を仕立てても出来上がる眼鏡のクオリティーに差が無いから

高いお店と安いお店があれば、安いお店でいいやという消費者心理があるとするならば、

それは違うでしょ、っと言いたくなります。ただ、じゃ~その違いの分かるお店を

どうやって探したら良いの?という問いに対して僕は明確な答えが無い訳です。

 

このど~ど~巡りを今の僕は繰り返しているのです。

 

良い検査って何でしょうね。

 

その答えを僕が分かれば、もう少し消費者にスッキリとした回答が出せるのかもしれません。

少なくとも今の僕はちゃちゃっと短時間ではお客様の眼の度数を決められません。

それが今の僕だという事です。

 

良い検査、正確な検査、消費者に満足を与える検査、ふ~。

どうやったら伝わるか、どうやったら探せるか、分からん。

 

ごめんなさい。もっと意味のある文章を書きたいと思っているんですけど、

なかなかそれが出来ないようです。

 

因みに少し前の僕はこんなblogを書いていました。ご参考までにどうぞ。

 

検査は眼科で、それとも眼鏡店でするのが正しいの?

 

ここで僕は、眼鏡店だけでも眼科任せでもいけません。両者はタッグを組んで協力すべきと

言っていますが、そこはぶれてはいません。

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

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たかが眼鏡、されど…。

昨晩は、突然吹き荒れる風雨に怯え、なかなか眠れなかった次郎さんですが、

今朝は台風一過、スカッと晴れて夏に逆もどり、僕のじっとり指数も急上昇している

ジロウさんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

ここ数日、どうやって眼鏡屋さんを調べれば、自分の好みのお店と出会えるのかな?

というお話でしたが、今日は、では眼鏡屋さんは皆どうやって自分のお店の独自性を

創出し、マーケットでの居場所を確保しているのでしょうか?

 

の前に、前提として残念ながら僕のやっているようなお店はマーケットの中では

存在しないに等しいでしょうという厳然たる事実があります。

多くの方はグラシアスで数万円もだして眼鏡を買う事に価値を見出せずに

価格はともかく、様々な大手の眼鏡屋さんで済ませています。

その矮小な眼鏡屋店主のblogですから、そんなもんだとご理解下さいね。

 

そしてその大手の多くは食で言うのならファーストフードですよという僕の次論はお伝えしました。

↑こだわりが無い訳でも技術が無いと揶揄している訳でもありません、

ただ業態として掛けられる手間が限定されるというお話です。

 

※ここで少し気になったから解説、僕は持論を伊藤次郎の次と引っ掛けて次論と

本blogでも過去の次論公論というblogでも使っています。

ちょっとしたユーモアだとご理解頂ければ幸いです。

 

食に関して言えば、100%ファーストフードで済ませるという事は

若い人ならともかく、僕の様な年齢になってくると様々な弊害が出てくる事を

僕はその弊害さんにぶち当たってから知りました。つまり、若い頃の積み重ねが

年を取った時に出てくるから、若い人も本来はファーストフードばかりで

済ませてはいけないよと警鐘を鳴らしたいというお話です。

 

ではファーストフードの特徴として、簡易な誰でも出来る調理法で、

極力安価な食材を大量生産及び購入しコストを下げて、スピード提供する。

 

この逆がグラシアスだと僕は言いたいのですが、逆にしてみましょう。

 

グラシアスの特徴としては、手間暇掛けて検査技師が検査し、

フレームやレンズは大量生産されずに流通ルートを限定された商品を扱い。

一つの眼鏡を時間を掛けて仕立てる為に、一日で作れる眼鏡の本数は

限られるので一般の眼鏡屋さんより高い価格でご提供している。

 

こんな感じでしょうか?

 

ですからグラシアスにいらっしゃるお客様の特徴としては、

 

他所の眼鏡屋さんには揃えていないフレームを探していらっしゃる方や、

 

他所の眼鏡屋さんではご満足頂けずに、グラシアスならではの仕立て方の

メガネを求める方が多いと言えるでしょう。

 

皆さん上手に探して、そして弊店に辿り着くなと感心しますが、

一方、食にはこだわって、名店巡りをするグルメな方や健康というキーワードには

敏感に反応する方も、眼鏡には一切こだわりなく、安価な眼鏡で済ませているという

現実があるよとこの間のblogでお話ししました。お金が無いからファーストフードで

済ますのではなく、

 

たかが眼鏡と、眼鏡のプラスの効果もマイナスの効果もご存知ない方や

 

メガネはちゃんとした物を買いたい、

でもどこに行けば良いのかが調べても分からない。

 

この二つに類別される消費者の方々がいらっしゃると僕は思います。

 

でも過去の僕は、あまり売上という物に執着していませんでした。

知らない人に無理やり知って頂こうとは思わないし、そもそも価格だけで

眼鏡を選んでいる方には数万円の眼鏡を買っている人達のその店を選らんだ

動機がご理解頂けないと思っていました。諦めていたという事です。

 

ただ、今の僕は、そこにもこだわるし伝えたいと思っています。この良し悪しは勿論

あるのでしょうけど、僕の12年眼鏡屋を経営していた感覚では、

 

僕の言っている。

 

眼鏡のプラスの効果とマイナスの効果を知れば、多くの方がファーストフードの様な

眼鏡屋で眼鏡を仕立てる事が怖くなるはずだし、そもそも自分好みの

眼鏡屋さんがどこにも無いと絶望されている方がまだまだ沢山いると僕は承知しています。

 

そしてそんな方々に僕は、僕はここにいるよと存在を主張し、

そして安易に眼鏡を価格だけで選んでいる現状のリスクと良い眼鏡を作ると

こんなに良い事があるんだよと伝える責任を感じているのです。

 

だから僕は今、ギアを一つ上げました。12年間おまんまが食べられればいいや、

と思っていましたし、その通りの暮らしをしてきました。またそこに不満はありませんでした。

 

ただ、もっともっと沢山の人にグラシアスのこだわりを知って頂けば、

もっと僕は皆さんのお役にたてると自信も出てきたし、知らせなくちゃとも

思えてきました。僕の主催する勉強会に量販店の方々が参加してくれた事も

僕を勇気づけました。何故なら過去のチェーン店では出来なかった事がもしかしたら

 

今なら出来るかも?と思えたのです。低価格に行き過ぎた振り子が今、高品質な物を

求めるベクトルに変化している時代の潮流を感じているのです。

 

皆さん、全国には僕の様に真面目に一生懸命勉強して

良い眼鏡を手間暇かけて作っている方は沢山いらっしゃいます。

 

どうか、諦めずにその方とのご縁を求めてくださいね。

 

もしも僕の全国の友達を紹介してよ、なんて方は遠慮なくお問い合わせください。

僕の自慢のお友達をご紹介したいと思います。

 

お問い合わせフォーム

 

 

ではまた明日。

 

 

 

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レーダーチャート。

今朝のドラゴンボール超で、亀仙人の奮闘ぶりを見て、わしも負けてられんわい。

と気合を入れなおした次郎さんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

今日は沢山ある(吉祥寺周辺で20店舗程で推移しています。)眼鏡屋さんの中で

どうやって皆はお店を選ぶのだろう?自分の好みの眼鏡屋さんにどうやったらぶち当たるのだろう?

 

実は僕はずっと前からそれを思案しています。眼鏡業界版のミシュランガイドや食べログが

あったら良いな、は常に思っていますしblogでもその僕の私見はお伝えしていますね。

 

そのガイドブックなりサイトで僕はレーダーチャートを作成して眼鏡屋さんのこだわりや個性を

消費者の方に訴えれば良いとおもっています。

 

では実際にその項目は何個作れば、そのこだわりを網羅出来るのでしょう?

 

答えを先に言えば、それはいくつ作っても店主の思いを全て語りつくす何て不可能かもしれません。

でも、あくまでも簡易に類別し、一目で判断出来るものは作れるし、それは無いよりはましだと思うのです。

 

ではあくまでも私見ですし、まだまだ改善の余地のある提案だと承知していますが、

ご興味ある方はご覧になってみてください。

 

先ずはこんな感じ各項目に対する店主の拘りを5段階評価で自己判断してみます。

 

①検査

 

②フィッティング

 

③加工

 

④ファッション提案

 

⑤品揃え

 

⑥価格

 

ではなんとなく自分なりの拘りをレーダーチャートにしてみました。

また専門店Aというのも比較の為に何となく作成してみました。

 

これは自分の技術レベルを提案するというよりあくまでも自分の拘りを

お伝えするツールとご理解下さい。実際に僕は検査が業界で上位の20%以内に

入っているから4ではなく、僕の拘りの配分をチャート化したものです。

 

ただし、フィッティングに関してはもっとこだわっているのですが、

難しく、僕は未だにレベルが低いなといつも思うので採点を低く設定しました。

 

ではご覧になってみてください。

 

レーダーチャート

この他に、例えばクレジットカードは取扱可か、

 

予約は可能か?

 

brandリスト

 

修理に関しては?

 

保証規定

 

そんな物を店舗情報に一覧にすればよりよくお店を理解できますよね。

このグラシアスのレーダーチャートを見ると検査も加工も頑張ってるけど、

フィッティングがあまり上手じゃなく、ファッション提案も品揃えも頑張ってるけど、

価格は安くないお店だよ。何て情報が読み取れると思います。

 

では専門店Aは?

 

検査/加工/フィッティングにはそれ程力を入れてないけど、ファッション提案と品ぞろえは

凄いよ、価格は程ほどかな?

 

何て見えてくると思うのです。

 

では各お店のホームページからこれを読み取る事は可能なのでしょうか?

 

いち消費者の立場から見ても、難しくないですか?

 

例えば僕の書いてるblog一つとっても、過去ログ全てを読みつくす何て不可能に近いだろうし、

僕もそれを狙って書いている訳ではありません。ただ、ネットで困っている方の検索にヒットして頂き、

僕と消費者の橋渡しのツールとして日々書いているだけなのです。

 

ですから、その方がお店に興味を持ったとして、それから過去ログ全て見てくださいというのは

苦痛以外の何ものでもありませんね。そこで僕はランディングページを作りました。

これは僕のエッセンスを凝縮したページになっています。

 

でも全てのお店にランディングページがある訳でもありません。

どうしたら良いのでしょう?

 

そこでお店さんが、集まるサイトがあれば良いと思ったのが一点、そしてそこでそのお店の

こだわりが分かればなお良いと思います。勿論それが一冊の冊子にまとめられているのも良いでしょう。

 

ただ一つ言える事は、本人の書いた記事は僕のblogも含めて宣伝に過ぎないという事実です。

ですから、究極の検査や、コンピューター検眼機導入なんて謳っていても、それが本当に

凄い事なのかどうかは、実際に眼鏡を買ってみないと分からないという事です。

 

そこで皆さんは気になるお店があれば、その店名を入れて、第三者が書いた口コミを頼りにするのです。

でもその口コミが無かったら?もうお手上げですし、増してやホームページが無ければ

ネットで検索しているユーザーにとっては存在しないに等しいのです。

 

ですから売上が…と嘆く方々は、最低でもホームページは作る必要があると思いますが、

それすら整備していないお店さんが多々あるのもこの業界の厳然たる事実です。

 

以前に僕が法改正の話をしていて、陳情には動くけど、結局動いてくれる政治家との出会いは

皆無でしたと話すとそんなの当たり前、だから伊藤さんが自分でやらなきゃ無理だよと

ご指導くださった先輩がいましたが、このお店の比較を出来るサイトなり、本なりを

作る事も僕の仕事なのかな?と思ってしまっています。←またか!と奥様に怒られます。

 

一つ言えることは僕一人で始めても絵に描いた餅で

皆さんのご賛同とご協力が無ければ始めることすら出来ないと思っています。

 

皆さんが思っている以上にお店を上手に選ぶことって難しい。少なくとも僕は

そう思っている事はお伝えさせていただきますね。

 

ではまた明日。

 

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過去の敬意(経緯)

ホカ弁のハンバーグ弁当のハンバーグの下に敷いてあるパスタがハンバーグの味が

染み込んで旨すぎると舌鼓をうった次郎さんですが、皆さんいかがお過ごしですか?

 

今日は敢えてタイトルを誤字に命名してから書き始めています。

 

昨日の記事で僕は個性溢れる眼鏡屋さんっていいな~ってな意味で文章をしたためたのですが、

今日は、眼鏡屋さんが日本におよそ13000店舗もある現状って、皆さんどうやって眼鏡屋さんを

選んでいるのかな?ってちょっとだけ不思議に思ったんで、記事にしようと思います。

 

んだば眼鏡屋さんの個性を細かく分けるとどうなるの?

 

って自身の興味本位で記事にしようと思ったんだけど、その前に日本の眼鏡屋さんの過去の経緯を

ざっくりとお伝えして、その上で、今ある眼鏡屋さんの中から、上手に自分にあう眼鏡屋さんを

選んで欲しいな~って思ったので簡易に日本のメガネ業界の歴史をご説明しますね。

 

先ず、日本の眼鏡業界はしばらくの間、中小零細企業の独壇場の時代がありました。

ある意味眼鏡屋さんは護送船団方式というのか、他の業種の参入を想定せず、

自由に値付けも出来ましたし、ある意味やりたい放題だった時代だとも言えます。

 

心無い一部の眼鏡店は、お金持ちには高いレンズを必用あろうとなかろうと売りつけるし、

値段の基準が曖昧だったとも言えます。左うちわで黙っていてもお客様がお店に入ってくるので、

当時の眼鏡屋さんは儲かったし、努力せずとも何も困らないという状態は、バブル期にその傾向に拍車をかけます。

 

当時は、お医者様よりも年収が良かったお店も少なくなかったと言います。

 

ところが、検査と加工の機械の進化は、検査技師と加工技術者を長い年月を掛けずにメガネが出来るという

新しいビジネスチャンスを生みだし、時代の寵児としてメガネドラッグさんが登場しました。

メガネドラッグさんの参入で、この業界はがらっとその構造を変えることを迫られました。

ドラッグさんは、今ではチープな眼鏡屋さんというイメージとは程遠いのですが、

 

当時は眼鏡=高級品

 

だった時代に、価格破壊という流行の先鞭をつけたと言えます。

 

定価販売が当たり前だった当時の眼鏡屋さんにチェーン店のスケールメリットを活かし、

メーカーには一杯売るからもっと値引きしなさいと迫った訳です。そして価格の低さを

売りにして一時代を築きました。

 

今では当たり前のこの値引き交渉は当時としては異例でしたので、業界では賛否両論でした。

また今後の価格競争の流れを作ったという意味でも消費者にとっては有意義でしたね。

 

これで専門店の方々は慌てます。一店舗でボチボチやっていても何も問題なかった業界に

強烈な競合相手が発生したのです。今まではチェーン店が存在しなかったので、

チェーン店との比較は存在しなかったのです。ではチェーン店のメリットとは何でしょう?

 

①スケールメリットを活かし価格を下げられる事。

 

②多店舗展開することで、わざわざ遠くまで行かなくとも近場のお店で調整や

レンズ交感を頼める。これは引っ越した時も同様ですね。

 

この①と②に対応する為に、一部の専門店もその流れに追従し、全国に数店舗(5~10店舗)の

チェーン店網をもつプチチェーン店が出来ました。そしてそれはスケールメリットを活かす

企業が乱立しただけでなく、今まではメーカー側が価格を決める力の優位性があったのですが、

メーカーの価格交渉力も奪っていく結果になりました。

 

そしてその行く末が眼鏡産地の今と言っても良いでしょう。

 

店舗網の構築がひと段落したとしても、次には会社としての成長を常に求められる企業が

出てきました。いわゆる上場企業です。今までは顧客の顔だけ見ていればよかった職業が

今度は株主の顔色を伺う業種に改革する必用が出てきました。

 

回収率と成長率とか、パッとしたててサッと渡す。チェーン店も眼鏡一式を

仕立てる手間を競うというよりも無駄を省いて

少しでも高く売る。それが至上命題になっていきました。

 

最初は経費の削減からしていった事でしょう。ですが大手のチェーン店は人件費にも

手をつけました。正規雇用をへらしパートタイマーさんでも作れるメガネを目指したのです。

そしてそれに愛想を尽かした眼鏡士は他の業界に行くか、若しくは独立するか、

または専門店に移籍するかを迫られたのです。

 

この時代には新聞のチラシに一式いくら、なんて謳って低価格のチラシで集客し、

その一式単価のままでは儲からないので、どうやって単価アップをするかに企業として

注力していきます。接客トークで高いレンズを販売する、オプションは全て必要性を説き、

ご納得頂ければつけて頂く、まるでマクドナルドでポテトいかがですか?

 

と言わんばかりです。そこまでやらないと企業は成長し続けられないのです。

 

ですから、単価アップが出来て、一番売り上げの立つ社員がもてはやされますし、

経営陣もそういった人材を評価していました。顧客満足ではなく、会社に利益を

どれだけ出したか、それが評価の最重要項目になってしまったのです。

 

よく大手でも顧客を見ずに上(上司)ばかり見ている会社は衰退すると

言われますが、一時期のメガネ屋は業界を上げて、顧客そっちのけで売上競争をしていたのですから

ある意味衰退して当たり前とも言えますね。

 

ともかく、この単価アップという戦略も適度ならまだ良いのですが、

それも度を過ぎていれば、顧客は不審に思います。

 

「あれ、高いレンズにしたら薄くなるって言ってたけど、あまり変わらないや。」

 

「あれ、高いレンズにしたら脳に優しいって聞いたから、それにしたけど、

見え心地変わらないや、いやむしろ前より中心がぼけて見えるや。」

 

なんてクレームが頻発しましたし、そのクレームの数倍の不満が眼鏡という

マーケットに渦巻いていたとも言えます。でもこの時代もそうは長く続きませんでした。

顧客の低価格指向に対して歯止めがかからないどころか、拍車がかかりました。

 

先ずは、大手の日本のメーカーが市場からの要求に応えるために中国に工場を

移転し始めます。ただし、今でも中国で継続的に自社の資本で眼鏡工場を持っている

会社は数社に絞られます。多くの会社は、他の業種でもそうであったように

散々な目にあって中国から撤退を強いられます。つまり技術だけ盗まれて、

そして技術を覚えたらポイ捨てされるようなことが頻発したのです。

 

そうなると今度は中国資本の眼鏡工場が出来てきます。

そしてそれらは日本のマーケットにも進出してきます。

 

それに象徴されるのが、ZOFFさんの登場です。ZOFF自体は中国資本ではありません。

今は知りませんが、当時は中国製100%のフレームで低価格化を実現しました。

 

5千/7千/9千円の分かりやすい価格帯で、消費者の心を掴んだのです。

でも不思議ではありませんか?5/7/9なんて安い価格で本当に満足の行く

眼鏡が仕立てられるのでしょうか?作ってみたらやっぱり駄目だったという方も

勿論いますが、それが大勢を占めていれば、今のプライスショップの隆盛はあり得ない話でしょう。

それだけ機械の進化は日進月歩とも言えます。

 

多くの消費者は満足したのです。そこで今度はプライスショップの誤算がありました。

プライスショップの目論見は単価を劇的に下げれば、3年に一回買い替えていた方々は

単価を10分の1にすれば購買サイクルも10分の1に縮まると計算したのです。

ところが、そうはいきませんでした。バブルも弾け、消費者の財布の紐は固くなって

いきましたし、本来日本人の勿体ないという精神性からは、次から次へと

使わなくなるゴミの様な眼鏡を増やす事に耐えられないメンタリティーが存在したと

僕は推察しています。ですから5.000円の眼鏡であろうとも多くの方は大切に

扱ったし、ZOFFさんが思ったよりも長く使っていたのです。

 

慌てたのは過去の主流であり、王道であった量販店です。今までは価格破壊を繰り返し、

マーケットに王者として君臨していたのに、その量販店から顧客は一気にプライスショップに

流れました。そして他社に流れるくらいなら自社でプライスショップを新設して

ZOFFに対抗しようとしました。ですがこの状態はタコが自分の足を食べているに

等しい状態で、一時期1兆円を目指せとしていた業界も最終的には

4千億を割る市場規模に減退しました。これはある意味必然とも言えるでしょう。

 

では何故専門店から量販店、そして量販店からプライスショップに多くの顧客は流れたのでしょう?

 

ここには四つの要因が存在します。

 

①景気後退の波と一致した。

 

②左うちわだった専門店の方々が研鑽せず、結果的に量販店と大差ないものしか作れなかった。

 

③専門店の方々が、価格設定に対し、自身に甘く消費者から搾取している方もいた。

 

④専門店の方々が御用達の商売に終始し、違いの分かる顧客を育ててこなかった。

 

この様に複合的な要素が絡み合い、消費者に専門店は見限られました。

 

多くの消費者がこう思ったでしょう。

 

「今まで訳も分からず高いメガネを買わされていたけど、あら、安いとこでも十分見える

じゃない、レンズだって高いレンズと厚みだって、見え心地だって変わらないし、

これなら私はこれで充分だわ。」

 

と思ったのです。

 

これが、普段から研鑽して圧倒的にクオリティーの違う眼鏡を作り、その品質の違いを説明し、

無駄な物は売らずに必要なレンズだけを販売していれば。

 

今となってはもう遅いのですが、上記の対策をしていれば、別に競合が出てきても

何も問題なく、自分の商売を貫けたでしょう。実際に数少ないのですが、当時から

圧倒的に品質の高い商品を作っていた眼鏡屋さんは今でも顧客との太いパイプを

維持し、上手く経営出来ています。

 

僕は④の御用達の商売に関しては、顧客に私に任せれば安心だよ、あなたは何も

勉強しなくても良いから任せて下さいというのは顧客にとっても良いサービスだと思いますが、

一方、その戦略には高いメガネと安いメガネの違いが分からない顧客を量産してしまうという

リスクがあることは認めなくてはいけません。少なくとも僕は今、自分のお店で

自身の拘りを常に情報発信しています。それはこんな僕のポリシーを体現しているのです。

 

「賢明な顧客が健全な業界を育む。」

 

僕らも人です。残念ながら魔がさす事もきっとあるでしょう。

でも、もしも僕が苦しい時にポテトいかがですか?と始めた時に、

そこに嘘が存在するのなら、顧客にその嘘を見破って頂ければこんなに頼もしい事は無いと

思います。少なくとも僕が従業員を雇ったら、僕の休みの日に従業員が会社に利益を

落とそうと良かれと思って、不要な単価アップをしてしまうかもしれません。それを未然に防ぐのに

お客さまが一役買って下されば、それはきっと弊社にとっても皆さんにとっても良い事でしょう。

 

専門店、量販店、そしてスリープライスショップ。

 

こう流れてきましたが、実はここ数年でもう一つのトピックがありますが、それが

弐萬圓堂に始まり、眼鏡市場が追従したワンプライスショップという形態です。

スリープライスショップが5/7/9であるのに対して、弐萬圓堂は20.000円、

眼鏡市場は当初18.000円で遠近両用も薄型も選べるようにしました。

 

この業態も爆発的にヒットしました。過去の専門店の顧客でも、5.000円の眼鏡は

怖いわ、と我慢していた方々も、18.000円ならもう少しちゃんとしたのが作れるのかしら

と期待したのです。実際に僕の友達でも眼鏡市場の方もいらっしゃいますが、

実際にすごく立派に勉強していらっしゃる方もいますし、他のチェーン店にも

立派な先生はいらっしゃいます。ですから社名だけをみて、その方の技術レベルは

計れないというのが実情だと思いますが、

 

では、その社員さんの誰もが凄腕かと言えば、そんな事は残念ながら

あり得ない様です。凄腕の社員さんを育て、そしてその方に一生の仕事としてもらうために、

必用な報酬をあげられる訳もないからです。

 

ですからチェーン店の弱点としては、

 

この人の知識/技術レベルの差を克服できないという構造的な問題を常に抱えています。

実際にイワキさん等は、この問題を承知して従業員の成長を待ってからゆっくり出店しています。

また僕より年配の眼鏡士もお店を覗くといらっしゃいます。この事から終身雇用とは言わずとも

一生の仕事として働ける環境を整備されている事が分かりますね。

 

ともかくワンプライスショップの出現は、専門店から量販店への勢いを増す

大きな起爆剤となった事は間違いのないことでしょう。

 

そしてやはりここにも競合の大手他社は一部追従したりしましたし、一回ワンプライスショップ

に業態を変えて、上手くいかないと見るやもう一度戻した大手小売店さん等は、苦戦しているようです。

ファーストフードの価格の上げ下げもあまり激しくしてしまうと価格に対して説得力が

なくなるという意味では外食も眼鏡も同一と言えるようです。

 

では今は、どうしているのでしょう?

 

メガネスーパーさんは検査のメニューを再構築し、有料の視力測定メニューを

用意し、新しい顧客のニーズを掘り起こしている様です。

 

つまり、価格競争は行くとこまで行ったので、次の段階に今の日本のマーケットは

突入したと言えるのです。そしてこれからの眼鏡業界は多様な顧客のニーズに

対応出来るように、多種多様なサービス競争をする事でしょう。

 

そして僕は、両眼視機能検査とプリズムメガネという自らの武器と、

そして今ではキクチ眼鏡専門学校に通い、新たにビジョントレーニングという

サービスも一つ上の段階に行こうとしています。

 

僕も前述したような圧倒的なクオリティーの眼鏡を提供し、

顧客に喜んでもらいたいし、その顧客満足の結果が自身の

お店の発展だと信じてもいます。少なくとも僕は過去の歴史に学び、

過去の経緯に「敬意」を示しているのだと伝えたかったのが今日一番

言いたかった事です。皆さんそれぞれの立場で懸命であることは

疑いようのないことだと思うからです。

 

振り子は行き過ぎれば戻ってきます。今日本の眼鏡業界は低価格という

流行から、多様化という方向にそのベクトルを変えているようです。

 

さて皆さんは、どうやってお店を選びますか?

 

今日は大手のお店の解説に終始しましたが、明日は時間があれば、

では中小の専門店の人達は今どうやって自身の居場所を作ろうと

企業努力されているのか、それを簡易に解説したいと思いますね。

 

ではまた明日。

 

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眼鏡屋さんの個性。

先日、北関東の珠玉の眼鏡屋さん4店舗が集まってアイズカーニヴァルという

イベントにレチルドのデザイナーとして参加してきました。

 

他店のイベントにお邪魔させて頂くことは初めてではないのですが、

4店舗の店員さんが各々のお店で扱っているブランドを持ち寄ってそれぞれのお客様が

集い、そして4店舗のお店さんの特色あるコレクションが一堂に会する。

 

これはメガネファンにとってはたまらないですよね。

 

そして面白いなと思ったのは、眼鏡屋さんによって顧客のカラーが違うのが

分かったのが不思議で、そしてそんなもんかと腑に落ちました。

この顧客のカラーは、いわばお店のカラーであり、店主の個性なのだと思ったのです。

 

来年も開催されるこのイベントが更なる発展を遂げられますようにと

一眼鏡ファンとして思いました。

 

では明日はメガネ屋さん、それぞれの個性って何でしょう?

 

日本には13000店舗の眼鏡店が有りますが、それぞれのお店の存在意義って何なのでしょう?

そんな話をしてみたいと思います。

 

$RW3SYVS

 

 

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イベント開始。

群馬は中之条のHAMAYAさんに埼玉と群馬の眼鏡屋さん4件が集まって

イベントを開催しています。

開場前から次々とご来店、皆さんの底力を感じます。

 

では楽しんできま~す!!!

 

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