え!?老眼③~老眼鏡掛けたら度が進む?~
2016/11/01
思いのほか長編シリーズになってしまった「え!?老眼」編ですが、今日は老眼鏡を
掛けずにやせ我慢してらっしゃる方が多いよという話をしてみたいと思います。
まず結論からいきますね。老眼鏡を掛けたら度が進み、更に老眼が酷くなる。
こう思っていらっしゃる方が、今の日本では多いと思います。ですから極力老眼鏡に
お世話にならずに目薬さしたり、サプリメントに頼ったり、そして自分の手の長さに頼って
極力物を遠ざけて物を見るようにご自身の習慣を改めてみようとしたり、本当に老眼が
始まってからの皆さまの反応は様々ですが、頑なに老眼鏡を避けようとしているのが
現状な訳です。
では老眼鏡を掛けたら度は進む=老眼が酷くなるのでしょうか?
これはYESともNOとも言えます。ピントを合わせるのに筋肉を使ってピントの調節を
しているのが人の眼、いわばオートフォーカスになっているのです。
その筋肉の運動量が落ちて、更に水晶体というレンズの柔軟性が損なわれてオートフォーカスの
距離が短くなる。これが老眼なのですが、では自分の体に鞭打つようにえいや!っと無理やり
ピントを調節させているとどうなるのでしょうか?
実は老眼が進むという事よりも、もっと重大な影響を体に与える可能性があります。
それは分かりやすい所では、
肩こりだったり、慢性的な頭痛であったり、そして勿論眼精疲労の原因にもなります。
更に、それ以外にも不定愁訴と言いますが、原因不明の体調不良を引き起こし、
最終的には心の病になってしまうシナリオまで描けますし、僕は数多くそんな事例を見てきました。
そこまで行かなくとも、PC作業をしていれば、30分が連続して作業が出来る限界で
疲れたら休憩、そして目薬に頼るという現状がもしもあるならば、
それを改善する事の意義と
老眼が更に進行してしまうその結果。
これらを天秤にかけてどちらがその人の生活の質にプラスに働き、
そして暮らしを豊かにしているのでしょう?
こんな事をかしこまって聞かなけれればいけない程の事でしょうか?
僕に言わせれば結果は分かり切った事だと思うのです。
老眼がもしも老眼鏡で進むとしても、それを我慢していても必ず進行します。
遅いか早いかの違いだけで、老眼には誰でもなるのです。
だったら僕はそれを受け入れて、老眼鏡を掛けて、そして仕事であれば
効率良く仕事をして、残業せずに帰る。これの方がご自身としても豊かな
暮らしになるだけでなく、会社の経営者様にとっても、その方が有難いのでは
ないのでしょうか?だから僕は福利厚生に熱心な会社は仕事用の眼鏡は
会社の経費扱いにするべきだと主張しますし、実際に既にそうされている
会社もあります。こんなケースはまさに労使ともにウインウインの関係と言えると思うのです。
では最後にもう一度、ご自身の我慢にも限界があります。そして仕事と家庭の両立と
いう意味でも老眼鏡は積極的に使用し、それは予防医療の見地からも有効で
これを放置している現状は国家的な損失になっていると僕は思っています。
これだけは皆さま、僕の思いをどうかご理解頂ければ幸いです。
opteria Glassias
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