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眼石祝応のBLOG

奥様は超能力者だったのです。

2016/12/24

今日は朝から、一勝も出来ない弱小ラグビーチームが有名選手に指導されて地域大会を優勝する

テレビ番組を見てたら、10分遅れてお家をスタート、少しだけ焦った一日の始まりでした。

 

そして自転車にまたがり行こうとすると、妻が

 

「気をつけてね。ちゃんと聞いてる?気をつけるんだよ。」

 

とやけにしつこく3~4回も僕に確認してきます。

 

(分かったよ。しつこいな~。ま、僕くらいのいい男になると、他の女性にちょっかい出されると

心配しているんだろう。気持ちも分かるぜ。フッ。)

 

と内心いい男を気取って自転車を漕ぎ始めました。うちの家から、吉祥寺のお店に向かうとどのルートを

通っても心臓破りの坂道があるのですが、行きは家をでて5分くらいの場所、トータルで30分くらいの

道程ですから、出てすぐのウオーミングアップには最適なのです。そしてその坂を快適に登りきる前には

いかに下り坂を減速せずに通過するのかが肝になるのです。

 

今日の僕は普段より、少しだけ下り坂でもペダルを漕いで楽に坂を上がれるように考えていました。そして

下って昇る前に曲がり角があり、そこを右に曲がって100m程で僕の心臓が張り裂けそうになるくらいの

上り坂が待っています。当然このカーブでブレーキなんてかけていられません。

 

えいや!

 

カーブを曲がると前から4tトラックと鉢合わせ。向こうはスピードが出ていなかったのですが、

何しろこちらは全速力で自転車をバンクしている状態でした。

 

(ふ、ちょろいぜ、トラックの左のガードレールを交わせば自転車一台は楽に通れる歩道がある

そこに逃げれば、)

 

と僕は自転車を起こし、歩道に逃げ込みました。ここではバリ伝の秀吉気取りでした。←事故って亡くなった。

 

するとその歩道の端はぬかるんでいたのです。そして見事に自転車はスリップ。

 

僕は膝と肘から転げ落ちました。

 

したたかにうちつけた後荷物と自転車は確認しましたが、手をついた時に地面とあばらの間に

手が入り、それであばら骨が負けてしまったようです。幸い骨が折れるなんて感じではないのですが、

大きく息をすると痛む程度の傷を負いました。

 

そして僕は格好悪いと思ったので早くそこを立ち去ろうとした時に、ふっと思い出します。

 

「気をつけ…。」

 

(は!そういえば、今日はやけにうちの奥様が気をつけろを繰り返していた。)

 

「これか!?」

 

と一人で僕は大声を張りあげました。

 

そう奥様は超能力者だったのです。

 

これからは奥様があれを言った時は気をつけようと肝に銘じたのでした。

 

さ~て前置き終わり。←前置きナガッ!!

 

今日の本題は何故眼鏡屋の店員はファッション提案をするべきなんでしょう?

 

そんなお話しです。グラシアスでは一緒に探してって言われてば喜んで提案しますし、

 

眼鏡屋さんの提案なんて、何でもお似合いですよで終わって、本当に似合う眼鏡を

探すのに役立つとは思えない、と冷めた見方をする方には思う存分ご自分で探してくださいと

放置プレイします。要はお客様のお好みに合わせてお店の接客スタイルを変えているのですが、

 

今日いらした方は、前者で、積極的に提案してくださいと言われましたから、

そりゃもうこちらとしては多少ウレションしている勢いで提案していました。

 

するとお客様のやり取りの中でこんな会話が、

 

「やっぱり眼鏡屋さんで提案してくれると助かるわ~。」

 

すると僕は

 

「そりゃそうですよね。だって人が似合うかどうかの判断って、だいたい第一印象じゃないですか?

でもご自分で毎日見ている自分の顔に対して、第一印象なんて消え失せていますでしょ?

だから、僕らが初めて見たお客様に対して、客観的な提案できるし、それが必用なんでしょうね。」

 

と結構長めのセリフを話ました。会話としては短いお話しでしたが、ここに眼鏡選びの極意が

詰め込まれているな、我ながらいい事言った。と自画自賛してしまったのです。

 

だってそうでしょ?

 

産まれて物心ついた頃から、鏡という便利グッズにが身近にあって、朝歯磨きするところから

始まり、お昼休みで化粧直し、なんだかんだで女性だったら一日に複数回、自分の顔を見ている

訳ですから、初めて自分の顔を見た時の感想なんて覚えていないはずですよね?

 

つまりお客様は眼鏡選びをする時に、自分で自分の第一印象を把握出来ず、更に客観視する事も

難しいから、だれかお友達と来たり、ご夫婦で見たり、これ似合う?何てやり取りをお店で

繰り広げるのです。そして僕らは、たくさんのお客様の顔を見てきました。

 

そしてその過去のデーターと、そして今目の前にいるお客様から受けた印象をミックスさせて

提案すべきフレームを、

 

あ、もう数点あった。

 

それとお客様の骨格形状サイズ、そして瞳孔間距離が広いか狭いか、そして屈折異常の有無とそれの

大小。これらを合わせて提案するフレームをチョイスするんです。こんなに複数の要素がミックスされて

1本の眼鏡が決まっていくのですから、やはり素人さんではなかなか似合う眼鏡が

見つからないのも無理が無いってもんです。

 

ね?ですから皆さんも眼鏡屋さんに行ったら、是非言ってみてくださいね。

 

「私に(僕に)似合う眼鏡探して。」

 

簡単でしょ?この一言で店員さんのモチベーションマックスになること間違いなしです。

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

 

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