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眼石祝応のBLOG

大きなずれでも矯正は弱めにというケース。

2017/02/12

先日ご相談にいらしたケースは、眼科の処方箋ご持参で間歇性の外斜視の

矯正用の処方箋をご持参頂きました。

 

処方箋を拝見すると、遠視がスパッと切られて乱視だけの処方箋でした。

僕は

 

「大丈夫かと思いますが、少し気になるので、一応検査してみても

良いですか?」

 

とお伺いをたてると快諾頂けたので検査しました。

 

検査すると66ディオプターという大きなずれがありました。

通常この程度のずれがあればしっかり斜視になっているケースの方が

多いのですが、この方は筋肉の量がなまじっか多かった為に

斜視にならずに済み、加齢と共に筋肉量が衰えてきた40代後半から

間歇性の斜視が始まりました。

 

こういったケースでは斜視の量の測定値として大きくずれていても

そのずれを消すかのように大きくプリズムを入れるとご満足頂けない

ケースが過去にも散見されていました。

 

実際にこの方もそうで、

 

片目に5Dずつ入れた時点で最高視力がでてしまい、それ以上いれると

見えにくいと答えられる状態になっていました。

 

結局、このお方に、僕なら遠視を入れて遠近両用にしますが、

処方箋通りに作りますか?

 

それとも僕の測定した方にしますか?

 

と選らんで頂き、結局今回は僕の度数にされるとこのお方は決定されました。

 

このblogは眼鏡屋さんもご覧になっているのですが、

この僕の言葉に少なからず驚く方もいらっしゃると思います。

 

何故なら処方箋を書き換える行為は医師法に違反すると今まで

脅されていた経緯があったからです。

 

でもお医者様も神様ではありません。絶対の答え等ある筈もないのです。

 

そして何より、治療法の選択の自由を国民は有しているのです。

 

一例を挙げれば、癌になりましたが、抗がん剤と放射線治療を

選択する方もいれば、自然治癒力を上げるという民間療法を選択する方も

いらっしゃるでしょう。

 

僕はお医者様の処方箋は一切否定しません。

 

あくまでも、顧客にあなたはどちらのやり方がお好みで、

興味ありますか?と投げかけているのに過ぎないのです。

実際にやはり眼科医の先生の検査した方が具合が良い。

 

だから処方箋通りで行くと決められる方も多数いらっしゃいます。

僕はそんな時には、その方のご意思も尊重します。

 

ここには議論の余地がある事は承知していますが、僕は敢えて

この公に誰もがご覧になれるblogでこの記事を書きます。

それは、今眼を取り巻く国民の環境に、今そこに危機があると

感じているからです。

 

多くの眼鏡屋さんは、処方箋を見せられたら、その通りに作っているのが

現状です。ですから僕の様な輩は異端児であるとどうかご理解くださいませ。

 

本来はどうあるべきか、そこを僕は以前のblogで書いてきました。

業界の改革案です。それはある方の利権を奪い、ある方に恩恵を与える

でしょう。つまり利権の奪いあいになっている構造なのですが、

 

論点はそこではありません。

 

どんな方法が国民の暮らしにとってベストなのか?

 

この一点だけを議論すればよいのです。

詳細は長くなるのでまた別項で。

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

 

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