レーシックについての説明責任。
2017/02/15
http://news.yahoo.co.jp/feature/502
僕は以前は、レーシックについては賛否両論あるとして、否定する根拠も
希薄なため、否定も肯定もしませんでした。
ですが、一部の眼科医さんはレーシックは知覚神経を傷つけてしまい、
場合によっては重篤な術後の不定愁訴を抱えてしまうといった記事を
見てからは、腹をくくったというか、スタンスは決めました。
レーシックは確かに便利です。でもその手術は簡単便利なお気楽手術ではなく
敢えて手厳しく表現すればロシアンルーレットの様な、一歩間違えれば
大変は思いをする手術であると今では顧客に聞かれれば説明しています。
ただ、この手術そのものを全否定するのもフェアではないと思いますし
今回の記事でも、リスクの説明が充分ではなかったと、被害者の原告の方々は
仰っています。そうです。何人にかに一人の確率で重篤な障害がでる事が
ありますが、それでもやりますか?その場合には時には一生を棒にふる
可能性すらある。それでもやりますか?
そこまで言ってもやると決断したのなら、それは自己責任の上で
手術をすれば良い。
この説明責任が充分でない事がお勧めしない一点目の理由。
二点目は、
今の眼科医、そして眼鏡士、その誰一人として眼の屈折異常の量を
正確に測定する術がなく、かつ人の眼は揺らいでいる事に問題があります。
昨日の近視と
明日の近視で量が変わってしまう。ここに大きな問題があるです。
では、
その変わる事を前提で近視の矯正を弱くして0.7程度の視力に留め、
そして本当に遠くを見たい時だけ眼鏡を掛ければ良いと僕は思う。
ただここに複雑な消費者心理が絡んでいます。
レーシックを危険で承知で手術される方の多くは延々と近視が強くなり、
その度に眼鏡の度を強く作り替えてきた経緯があります。
ですから、どうぜ進むのだから、0.8にしますか?1.5にしますか?
と訊かれても、強めの度数を選択する傾向にあります。
これが事を難解にしている要因の一つとも言えますね。
ともかくレーシック難民の方々とは情報交換をさせて頂きましたが、
あの方々はこれ以上被害者を増やしたくない。その一心で
取り組んでこられていましたから、
YAHOOのトップニュースで取り上げてもらっている記事を
拝見するとその努力に頭が下がります。
皆さんも決して安易にレーシック、その選択はおやめくださいね。
ではまた明日。
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