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眼石祝応のBLOG

眼鏡か健康か?

2017/08/08

台風一過の筈なのに、今朝もすっきりしない天気、今も日本海で猛威をふるっているようです。

被害にあわれました方々にはお見舞い申し上げます。地震の時にも思いましたが、

こういった天災に対して僕らはあまりにも無力ですね。備えあれば憂いなしとも言いますが、

いくら備えても抗えない強大な力を自然に感じます。

 

今日のお話しも、そんな自然の摂理にあなたは抗いますか?

 

というお話なのですが、先日いらしたお客様はこんな事を仰っていました。

 

(お客様)「私は、最近老眼のせいか、近くが見える事は見えるんですけど、近くのモノを見ると

頭痛と肩こりが酷くなっちゃって。」

 

(僕)「どれどれ、少し眼を見せて、(ここでレフという簡易に測定出来る機械にあててみる。)

…あ~、弱い遠視と乱視、更に言えば度数に左右差もあるから、こういったケースは老眼になる前に

本来は、常に眼鏡を掛けた方が良いし、その方が生活の質が上がると僕は思うよ。」

 

とお答えしました。するとその方は女性だったのですが、こんな事を仰います。

 

(お客様)「でも、私眼鏡に慣れていないせいか、常に掛けられないんですよね。

鼻の辺りがむず痒いというか、気になっちゃって。」

 

(僕)「そう、本来は掛けた方が良いんだけど、でも女性を中心に、やはりそういう方多いんですよ。」

 

(お客様)「そ、そうですか。」と少し安心したご様子。

 

僕はこういったお客様に無理やり、「いいから眼鏡掛けなさい。」と決して言えません。

それは僕ら眼鏡士が国家資格化されていない云々は一切関係ないのです。あくまでもお客様には

選択の自由があります。ですから原則的に僕はお客様のご意思は尊重したいと思います。

 

でも我慢にも程がありますよね。

 

多くの御客様は、この老眼を自覚しながらも老眼鏡という物の使用に大きな抵抗を感じているのは事実です。

ただ、その抵抗を放置し、なかば病気みたいな状態になり、例えば頭痛であれば、痛み止めを常用している。

そんな状況が頻発していると言えます。

 

ここで選択肢が三つ出来ました。

 

①眼鏡は嫌だけど、我慢して眼鏡で老眼や遠視等をケアする。

 

②眼鏡は絶対嫌なので、薬でなんとかなるのなら、その方が良いので薬に頼る。

 

③眼鏡も薬も嫌なので、慢性的な頭痛や肩こりとは上手に付き合って騙し騙し生きていく。

 

僕は勿論①をお勧めしますが、意外と②になっている方が多くいらっしゃいます。でも薬に頼らずに

済むのなら、それに越した事はない。これは誰でも知っている常識ですよね。

 

でも、薬に頼らずに済む眼鏡よりも、薬の方が気軽に付き合えるし楽と感じ、更に眼鏡で自分の顔が

変わってしまう事に大きな抵抗がある。こういった女性が多いのです。

 

そしてどうしようもなくなってきて、薬でもどうしようもなくなったり、若しくは薬の副作用で

服用が厳しくなってくる。こんな時に眼鏡の出番、なんて事がお店では本当によくお見掛けします。

 

どこまで眼鏡は嫌われているのだろうと驚きますが、基本女性は美しさというものに無頓着で

いられない、習性のようなものがあるのだと僕も承知しています。

 

ただ、眼鏡を掛けるとブサイクになると思っていらっしゃるのなら、眼鏡を掛ける事でバランスを取ったり、

逆にお顔を引き立たせる効果がある眼鏡もあるんだよと僕は次論をお伝えしたいと思います。

 

例えば、僕がデザインしているレチルドなんて眼鏡ブランドは、利き顔に合わせて

非対称なお顔を非対称に見せない工夫がされていますし、

 

ラビリンスなんてブランドは、お顔のウイークポイントを目立たなくし、更にチャームポイントを

さりげなく主張するなんてさじ加減が可能なフレームブランドです。

 

何が言いたいかと言えば、眼鏡嫌いの方は、勿論眼鏡にこういった深い世界が存在する事を

当然ご存じありません。ですから、眼鏡の入口に立って、

その時点で眼鏡は自分には駄目だと諦めているのです。

 

先ほどの鼻がむず痒い、痛いなんて物はフレームの問題ではなく、実は仕立てる僕らの

フィッティングの腕前に問題がある事が殆どです。どんなに高額で高品質を謳うフレームでも

フレームは素材であり、それをどう料理するかが僕ら眼鏡屋さんではその腕前が問われているのです。

でもフィッティングをまともにされたことが無い方は、

眼鏡はずれるのが当たり前、多少痛いのも掛け続けていれば馴染んでくる。

 

こんな風になかば諦めているかもしれません。

 

だから僕は、うちのお店ではお客様に諦めさせることを少しでも減らそうと日々、勉強であり、

腕を磨いています。お客様の常識をぐりリンパとひっくり返す事を目指しているのです。

 

ですから皆さん、諦めないでください。

 

そしてもっともっと高いご要望を下さい。そのお客様の声が僕らを更なる高みに導くのです。

 

今日は究極の選択、裸眼でも不健康な状態と、眼鏡で健全な毎日を過ごしますか?

というお話でした。いかがですか?きっと皆さんが思っている以上に眼鏡って

深い世界が広がっていて、多様な顧客のニーズに対応出来るよう、各メーカーが

しのぎを削っているのです。

 

何か今の眼鏡にご不満がございましたら下記予約サイトへ。

 

弊店予約ページ

 

また、うちのお店をご存じない方は、うちのお店の自己紹介を簡易にまとめた

ランディングページも作りましたので、そちらもご覧になってみてください。

 

弊店紹介ページ

 

ではまた明日

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