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眼石祝応のBLOG

眼鏡屋の店員をこき使う方法。

2017/08/19

今吉祥寺はがらがらどっしゃーんっと雷様が大活躍。僕は今は昼ご飯を食べ終え

PCに向かってblogを書いています。今朝の体重は87.9キロ、少し後退しましたが、

昨日もいつも行く定食屋さんで定食にせず、肉と茄子の炒め物と大根サラダという

非常にヘルシーな組み合わせにしたのに…。

きっと今朝の体重は夢だったと明日の朝思う事でしょう。

 

突然本編が始まりますが、眼鏡屋さんの店員さん(僕も店員さん。)の

仕事って何でしょう?

 

朝は掃除に始まり、お客様がいらっしゃれば、接客、そして眼鏡が決まれば検査、

その後フィッティング、更にレンズを発注して届けば加工。

 

こんな一日の流れになっています。

 

このうち接客、僕は接客が下手くそですが、下手くそな僕でもなんとかお客様と

コミュニケーションを成立させる為に、僕は地をだしていこうと思っています。

下手な笑顔を作ってもすぐにそれは作り笑いとばれてしまいます。

 

だから、似合わない眼鏡は似合わないと言うし、敬語も使いますが、

仲良くなった常連さんとの会話を傍から見れば、きっと同級生や親せきとしゃべっているのかな?

と思われると思います。そう、僕は普段の自分をさらけ出す事をしているのに過ぎないのです。

 

それでも下手な付け焼刃の接客よりましだと思うからです。

 

では、僕は似合う似合わないを言うのも仕事だと承知していますが、

一方、眼鏡屋の店員にそれを求めない方もいらっしゃいます。

むしろ、僕らがお声がけすると、無視される事もあるくらいです。

 

それは、よくある眼鏡屋さんの店員の接客が、そのお客様には心地よくなかったからで、

その体験が、僕に対しても大した接客出来ないんだったら、好きに見させてくれよという

思いが発露したとも言えます。僕はそれを悲しいとは思いますが、それを否定するのも

おかしな話で、業界全体で接客の達人を育てる事に注力も投資もしてこなかった結果なのですから、

それは僕ら業界全体の過去の負の遺産とも言えます。

 

では、何で眼鏡選びにお客様は一人で来ないで、ご夫婦や交際相手、

更に言えば、同僚など、複数でお店にご来店されるのでしょう?

 

それは自分では似合う眼鏡が探せない、

 

言い換えれば、自分では似合う眼鏡が分からない。

 

これが真相だからだと僕は思っています。

 

では何故、自分の身につけて顔の中心に位置するファッションアイテムでもある

眼鏡の良し悪しを自分は分からずに、他人はそれを似合うとかおかしいとか言えるのでしょう?

皆さんも不思議に思いません?

 

僕はグラシアスにいらしたお客様を見ていて思った事があります。

 

それは人は人を第一印象で判断するという厳然たる事実です。

そして人は、生きている時間が長ければ長い程に、自分の第一印象という過去の記憶は

どんどん遠ざかり、終いには忘却の彼方へ忘れてしまうのです。

 

ですから、自分の第一印象を知っている他人を連れてくるのです。

では長年連れ添ったご夫婦の場合はどうでしょう?

ご主人の眼鏡を探しにいらした奥様だって、大昔のご主人の印象何て

忘れていて、どちらかというと家で疲労困憊で疲れきって気の緩んだ

ご主人のイメージの方が強くなってしまっていると思います。

 

ですから、長年連れ添った連れ合いの方は、何しろイメージを変える事に

対してアレルギーに近い拒絶感が強くでます。ですから僕はそういったご夫婦の場合は、

ご一緒に来て頂いても、結局似合う眼鏡選びから遠ざかってしまうのではないのかな

と思う事もしばしばあります。かといって、一番ご主人のお顔を見るのですから、

それが違和感ありまくりなら堪らんと思うのも無理はないと思います。

 

こういったご夫婦の件はおいといて、僕は何しろ一見さんのお客様が店員さん(僕を)

頼らずに自分が連れてきた方が言う事をそのまま鵜呑みにしている場面を見ると

少しだけ悲しくなります。眼鏡選びで一番大切なのは、その第一印象、それが

今のこの瞬間なのに、印象の鮮度が高い、その今においらが提案しないで

どうするの?と思います。

 

一方、何を掛けてもお似合いですよという決まりきった言葉でしか

接客してこなかったこの業界にたいする不信感は先ほど述べたように

相当で嫌な思いを眼鏡屋さんでしてきたのでしょう。

 

ですから、僕は基本、

 

「ね~、お兄ちゃん、あたしに似合う眼鏡ってどんなのかしら?」

 

なんて頼りにされるとウレションしそうな程に嬉しくせっせと働きます。

吉祥寺には数多くの眼鏡屋さんがありますが、他のお店ではなく、

うちのお店にいらしたのなら、是非、遠慮なくご相談して頂きたいことと、

場合によってはお客様の言う事を否定する事もあるので、その覚悟ももって

いらして頂けたらな~と思います。

 

お客様の言う事を否定するってこちらとしても

勇気は要るけど、それも全てお客様に喜んでもらうため、そんな思いで

日々接客している事を知って頂きたいなと願い、今日の記事を書きました。

 

ではまた明日。

 

$RW3SYVS

 

 

 

 

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