僕の穿いているリーバイスはエジプト製、僕は昔からリーバイスが好きで

何本もお気に入りでヘビーローテーション、その度にボロボロになるまで

使い倒しているのですが、そのお気に入りのジーパン（今の人は言わないのかな？

敢えて使ってみました。）がエジプト製という事実に隔世の感を否めない次郎さんですが、

皆さんいかがお過ごしでしょうか？

 

ここ数日blogの更新がないのでご心配をお掛けしているかと思われますが、

なんのことはない、単純にblogを書く時間がない程に忙しかったのです。

 

今日はアニサイクルレンズのお問合せで長野からお越しの方がいらっしゃいましたが、

結局不等像視は検査の課程で消えて、通常の遠近両用で良かった様です。

ここ数件、頻発していますが、黄班前膜や黄班変性で手術をしたら左右の眼で見た

像のサイズが変わってしまう。それに補正を掛けるのがアニサイクルレンズなのですが、

検査の過程できっちり両眼バランスを整えると勝手に眼は像倍率補正を掛けてくれます。

つまり、当初は不等像視でも検査の課程でサイズが揃ってくるのです。

 

ここは意見は様々でしょうが、僕は何でもかんでもアニサイクルレンズにすることに

反対する立場です。以前はアニサイクルレンズは単焦点レンズでしか作れませんでしたが、

ここ数年は遠近両用でカーブ指定出来て、かつ厚み指定出来るレンズが各社から

販売されていますが、その中でも僕が重宝して使っているのが

 

NIKON　セブンというレンズです。

 

今回もこのニコンセブンでご用意しましたが、それはアニサイクルレンズではなく、

ブルーライトカットで偉い見え方にプラスの効果があったからです。

 

お客様からブルーライトカットレンズで効果あるの？とよく聞かれますが、

実際の現場でのお客様の反応は千差万別、ですが今回の様に明らかにちらつきが

軽減するという方も確実にいらっしゃるのです。

 

ですから僕はその反応で違いの分かる方にこのブルーライトカットレンズを

お勧めしていますが、そのカット率で最高峰とも言えるのがニコンのSNSというコートです。

 

詳しくは

 

NIKONのHP

 

さんでご覧になって下さい。

 

今日何しろ言いたかったことは、レンズの宣伝ではなくて、

僕は以前のblogでグローバリゼーション何てものは流行って廃る類のもので、

アジアの段階を越えてアフリカまで再分配が終われば、後はどこで物を作っても

 

それ程大きなコストカットにならず、返って物流コストの方が高くつく、

ではそうなってから国内で物を作ろうとしても物を作る工場の多くが

廃業になっている。そんな状況でまた一からモノを作れる状況を構築することの

大変さを考慮すれば、国内でのモノを作れる体制は死守しなくてはいけないと

言ってきました。つまりエジプト製のジーンズが日本で流通し始めているという事は

最終局面も見えてきたという事です。

 

実際に韓国で物を作ってもそれ程安くならないという現実が既に日本の眼鏡業界でも

起こっています。そして韓国だってやはり、自国でしか出来ないサムシングを探す為に

躍起になっていますし、韓国はそれこそ護送船団方式の様に、国が大手の財閥を支援しています。

 

それに対して我が国は自由に競争させるに任せています。

これを僕は危ういと思います。ですからモノづくりの灯を絶やさない為にも

何からの対策が必要だと思うのです。今朝デニムのパンツをはいてから、

飛んでもなく話が飛躍しましたが、生活全てが政治と密接に関わっています。

 

私は政治に関心がないという方がもしもいらっしゃるのなら、

それは自らの暮らしに関心がないという事に等しいと僕は思います。

僕はいつか日本の法律を改正したいと思っています。その為には

このblogの読者様の様に僕の改革案に理解を示して頂く必要があるのです。

 

と思って今日は硬いお話をさせて頂きました。

 

産地の方々、大変かと思いますが、どうかもうひと頑張りしてくださいね。

僕は僕で日本の眼鏡業界における産地を維持させるだけでなく、

今後は発展していく夢がありますし、

微力ながらもそちらにも力を注ぎたいと思っています。

 

では明日は、またblogを書けるかな？