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眼石祝応のBLOG

習慣が眼を創る。

2018/07/15

早めの梅雨明け、その後のうだるような暑さの中、通勤時に汗だく、
そしてお店に入ってはキーンと冷えたお店でひと段落。

家に帰ればワールドカップ観戦に勤しむ。
そんな毎日をルーティンの様に
繰り返している次郎さんです。

にわかサッカーファンでも、本当に上質なワールドクラスの選手のプレーは
素人の僕を魅了します。それは弛まない努力の成果と言って良いとは思いますね。

僕はお店でよくこんなフレーズを使います。

「目が習慣で作られるのです。ですから良い習慣を身につけましょうね。」

とお客様を促します。

では良いと習慣と悪い習慣があるのでしょうか?

例えばスマフォやPC、皆さんは目からその画面まで何㎝くらいでご覧になっていますか?
私が汗だくになって通勤しているバスで皆さんのスマフォの使用状況を拝見すると
若い子であればある程に近い距離で見ています。およそ20㎝程でしょうか?

僕ら業界人の常識として、読書であれば33センチ、人の手の長さや老眼の進行状況によって
これは多少前後しますが、おおむねその程度でした。

PC画面はノートで50㎝前後、デスクトップが5~60㎝前後で見ている方が多いようです。

ではこの距離は近ければ近い程良い習慣でしょうか?

それとも悪い習慣なのでしょうか?

この問いは簡単ですね。

本当の答えは楽な姿勢で見られるように、これが答えな気がしますが。
ここでは敢えて短絡的に物を言えば、近いより遠い方が少なくとも
眼のピントの調節量は減ると言って良いのですから、
良い習慣は極力離してスマフォを見てくださいという事です。

はい、皆さん、今このブログを見ている距離を測定してくださいね。
スマフォで見ている方は、若しも20㎝とかで読んでいたら
少し離すんですよ~。ただし離しても読める事が条件です。

では先ほど楽な姿勢でと言いましたが、良い姿勢と悪い姿勢があるのでしょうか?

これには諸説あり、異論はあるかと思いますが、僕は年をとってから姿勢の大切さを学びました。
僕は小学校の頃、頭一つ抜けて背が高かった自分が嫌で極力自分を小さく見せるように
猫背にしていました。すると体幹の筋肉が健全に育成しないんですね。

結果として僕は腰痛持ちになりましたし、それはヘルニアに対する呼び水にもなり、
更に小学校の頃から肩こり次郎さんでした。
それを見直すきっかけが、前職の外食業だった時です。

上司にその猫背を直しなさいと言われ、それから気をつける様になりました。
ただし、元々使っていない筋肉を使うとか、元来猫背がデフォルトな僕が
正しい姿勢をするという事は、まるで背伸びをするかのようなまるで責苦でした。

体はビキビキと音を立てて軋み、そしてその本来正しいであろうその姿勢は
まるで僕に重い荷物を背負わせているかのような重労働と感じるのでした。

それでもこの姿勢を正すという意識は、

正しく立ち、

そして

正しく座るという意識改革を僕にもたらしました。

お蔭様で、ほぼ今では腰痛に悩まされることもなく、
楽しい毎日をおくれています。

そんな僕の生い立ちはさておき、

本題に入ると、

近視の進行過程(およそ産まれてから20才くらいまで)においては、
この乱れた姿勢が更に近視の進行に拍車を掛けると
僕は思っています。ですから まず家で予習復習をするとき、

授業中、そんな時にふっと自分の姿勢を見てみてください。
必要以上に近づいていませんか?

それだけ近づくから、その近づいた状態に適応して
目は近視化するとも言えます。

一方どんなに姿勢が良くとも、
近視化に歯止めがかからないお子様がいらっしゃるのも
また事実としてお伝えしますね。

ただし、多くの近視化するお子様は、必要以上に近い距離で
近い視物ばかりを見ている傾向にあるのは間違いのない事でしょう。

せっかくこのblogと出会ったのですから、
先ずは日々の生活習慣の見直しを是非お願いしたいと思います。
それが眼鏡屋さんのお世話にならない近道かもしれないですよ~♪

また姿勢を含めて生活習慣を見直しても、それでも駄目なら
弊店にも策はございます。近視の進行抑制を狙って、
遠近両用レンズを使用する事です。

更にこれは推論ですが、近くを見るときに人は寄り眼にします。
この寄り眼が長時間に渡ることにより、元々ピントの調節が有り余っている
お子様は、その寄せるという行為が近視進行を誘発する原因である可能性を
僕は疑っています。そしてその寄り眼という運動量を少しでも軽減させるために
プリズムという度数を入れてお子様に眼鏡を作ることが多く、

検証は難しいのですが、明らかにその遠近両用レンズとプリズムの組み合わせには
相乗効果があるように思えます。皆様も何をしてもダメだという場合には
ダメ元でご相談ください。ただし、先ずは姿勢や視物との距離の見直しが
先で、眼鏡というグッズに頼れば何でも済む類のものでは無い事も
間違いのない事だと思います。

僕は夢が沢山ありますが、そのうちの一つとして
近視が進行しない眼鏡屋さん。いつかそんなお店であり、
検査理論が完成したいかな?と霞をつかむような感覚で、
その夢に向かっているのです。

ではまたこのblogでお会いしましょう。

$RW3SYVS

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