習慣が眼を作る。
2018/08/25
先日弊社の顧問的な扱いのコンサルタントの方に僕の人生を振り返るかのような
セミナーをして頂く機会がありました。
僕の人生を過去から振り返り、そしてその過去に今の自分に活かせるヒントが
ないかどうか、それをセミナーの講師が事細かにガイドするというよりは、
常に講師はきっかけの言葉をくれて、そして自分は深く内観します。
それはその講師の先生のお言葉にも現れていました。
過去と他人は変えられないけど、
未来と自分は変えられる。
この言葉印象にぼくは残りましたが、先生は自らその言葉を実践します。
先生は常に、考えろと促します。そして必ずそこに気づきがありました。
(僕が一生懸命勉強している図)
最後はブレインストーミングの様に、自分のこだわっている言葉を
無秩序に書き出します。そしてそれを絞り込み、最後の一個になるまで、
その削っていく作業を繰り返します。そして僕の最後に残ったワードは
「夢」
でした。セミナー終了後になって冷静になると僕は常に夢を見ています。
そして夢の具現化を出来るだけイメージして、日々半歩でも前進しようとしています。
その自らの描く夢を食べて生きている次郎さんですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
夢といえば、僕はいつかうちで作ったら近視が進行しない眼鏡屋さん、
そんな夢の眼鏡屋さん出来ないかな?と日々試行錯誤を繰り返しています。
因みにもしもそんなの出来たらノーベル賞級の発明だと思います。
でも僕はそれを夢だと一笑に付したくないのです。
先日わざわざ日光からいらした中学生のTちゃん、Tちゃんの眼を
簡易に近視/遠視/乱視の量が測定できる機械で測定すると
こんな眼でした。
RS-1.25 C-0.50 AX122 裸眼視力0.4
LS-1.00 C-0.50 AX36 裸眼視力0.4 両眼視力0.4
この時点で僕は
「これは近視はまともにありそうだな~?」
となんとなく方向性決めますが、それでも一応と思って、
眼の緊張をほぐす運動をしてみて、それからもう一度裸眼で
両眼視力を測定すると、
0.8まで改善しました。
これは可能性あるなと
諸々の検査を経て、決定した度数は
RS-0.25 C-0.50 AX125 ADD0.75
LS-0.25 C-0.25 AX35 ADD0.75 プリズムベースイン1.50△
この度数で
両眼視力は1.2でした。
ほんの少しの近視と、弱度の遠視でここまで視力は矯正出来ました。
この様に機械なんてものは、参考には出来てもあてには出来ない事が
見てとれると思います。
両目ともにおよそ1/4程度まで近視の度数は減っていきました。
これは元々の近視の度数がこの程度で、最初のRS-1.25という度数が
間違っていると僕は判断します。手元を良く見る癖があるので、
その近方視を長時間続けていればピントがその状態で凝り固まって
しまうので、その状態で目を見ると本来の近視よりも強い度数が
測定されてしまいます。この強く測定されている状態を
専門用語では調節の介入といいます。
この調節の介入を外すのにどうしても時間と手間がかかってしまうのは
今の僕のレベルでは致し方ないと感じています。
ではADDというのは日本語では加入度と言いますが。
この加入を入れて作る眼鏡を広く言えば累進レンズ、今回採用したのは、
そのうちの遠近両用レンズを採用して提案しました。
では、このTちゃんは老眼だったのでしょうか?
いえ、それは違います。ピントを合わせる力が衰えている状態を
老眼と言いますが、むしろこのTちゃんはピントの調節能力は
有り余っていました。余裕があるので、ピントを少し入れた状態を
余裕しゃくしゃくでこなしてしまう力があるのです。
足で言うのなら、一日、中腰でも疲れない。そんな感じでしょうか?
最初の検査の状態での近視の量、S-1.25 とはこの中腰の状態で、
その緊張を取った状態は座る椅子を用意した。こういえば多少イメージ出来るでしょうか?
今回はプリズムという度数を入れ、遠近両用レンズの加入度という
度数を入れて、眼をほぐす効果のある眼鏡にさせて頂きました。
プリズムという度数は過度に寄り眼にしない効果を狙い、
加入度という度数でピントの調節筋をリラックスさせる効果を狙っています。
まだまだ近視を進ませない眼鏡屋さん、その夢の実現には程遠いのですが、
その夢に向かって一歩一歩進みたいと思います。
皆さんもどうかご自分の夢を笑わず諦めず、
是非ご自分の目標に突き進んで欲しいと僕は願うのです。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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