近視の進行を抑えたいな~。
2018/08/27
今日は昼からゲリラ豪雨、少し涼むかとおもてに出てもムワッとするだけで、
「涼しさのすの字もね~や。」とふてくされている次郎さんですが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日は夜から新宿で組合の納涼会、
総勢32名で宴を楽しみ親睦を深めたいと思います。
今日いらした8才のK君は一か月前に、勉強の時だけ掛ける
いわば老眼鏡を作って、近視化に歯止めがかからないか、
若しくは偽近視であれば、消えてしまわないかどうかを
狙って眼鏡をお作りさせて頂きました。
一か月前の裸眼視力は
右目=0.4
左目=0.6 両目で0.6 の視力でした。
作ったレンズは
RS+0.50
LS+1.00 C-0.50 AX12
でした。
因みにこの状態での装用視力は
両目で0.3
こんな遠くはぼやける眼鏡で勉強と読書の時だけに掛けてもらう。
これを一か月間、本人の言葉を借りればほぼ毎日近くを見るときには
掛けていたそうです。
それではドキドキの視力測定です。一か月前に比べて、近視は
進んでいるのか、それとも回復しているのか?
結果は以下の通りです。
右目=0.5
左目=0.8 両目で1.0
と随分いい数値でした。
一番僕の経験上やばいのは、このくらいのご年齢で
ちょっと遠くの視力が下がったからといえ、
すぐに近視を矯正してしまうのが一番危ないと感じています。
先ずは偽近視の可能性を疑い、場合によっては遠視の潜伏まで
うたがってみる。その上で、どうしても近視の状態が改善されなかったら、
その時には弊店では近視かつ遠近両用レンズで提案する事が多いのです。
仮に今回のケースで近視の眼鏡を掛けるとどうなるか?
それは半年おきに度が強くなり、装用視力が下がり、
遠くが見えなくなっては度を強くするを繰り返し、
それの行く末が強度近視の出来上がりという訳です。
皆さんも、もしもお子様がいらっしゃるなら、
最初の視力低下のその瞬間の対策でその後の
近視をコントロールできるかどうかの大きな分かれ目になります。
どうか安易に遠くが見えない=近視の眼鏡、
こう思いこんでしまうことがお子様にとっての大きなリスクになることを
どうか真剣に考えて頂きたいなと願います。
今日は短いですが、この辺で。
またこのblogでお会いしましょう。
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