若いけど老眼!?
2018/10/09
本日いらした方は30代前半でした。
ですが、最近眼が疲れる。
近くの細かい物は眼鏡を外す、
こんな自覚があり、検査及び新調のために
ご来店頂きました。
早速検査すると前回より
近視が減り、
乱視が若干増えた。
そんな状態です。
ここまでは良くある話です。眼は原則ゆらぎ、常に変動し
一点に留まっていないと僕は何度かご説明しております。
通常早くとも老眼になるのは40歳と言われています。
ですが、このお方はアラサーなのに、近くを見る時眼鏡を外している
しその方が楽だと仰るのです。
このお方は
S-2.00 という近視の度数をお持ちでした。
この方が眼鏡を外すと実は+2.00の老眼鏡を掛けた
効果があるんです。近視の方が私は老眼じゃないのよ。
と仰りますが、それは眼鏡を外したら何でも見えるから。
こう曲解していらっしゃる方が少なからずいらっしゃいますが、
こういうこと(近視の眼鏡を外すと老眼鏡を掛けた効果がある)だったのです。
まだお若いけど、若しやと思って加入度という検査をしてみると
40㎝の距離を見るのに+2.00程欲しがっています。
では近くを見る時は裸眼にしてみれば良いのでしょうか?
それでOKな時も確かにあります。
ですが今回は違いました。
乱視がなく、近視に左右差がなく、かつ不自然な姿勢を
とらずに近くが快適に見える時ならOKです。
でも今回は左右の眼に乱視があり、
更に近視の度数に左右差があったのです。
この為、乱視が未矯正により近見視力は低下し、
更に度数の左右差は調節バランスといって、
近くを見るときの力の入れ加減に左右差が出てしまいます。
ですから、多くの方がこれを無視して裸眼で作業している現実が
あることは承知しておりますが、それを僕は伝えた上で
お薦めはしませんよ、と伝えました。
そこでこのお客様は迷いましたが、
結局NIKONのシフトオンというスマフォ用レンズにして
作成することになりました。
合わせたフレームはKAZUOKAWASAKIさんのツーポイントです。
きっと軽くてそして、少しでも疲れが軽減できる眼鏡になることでしょう。
若いからと言って安心できませんね。今回は若しや?という
インスピレーションで上手くいったケースですね。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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