道具の進化。
2019/01/17
僕の左右の眼、いや座右の銘は
「腹八分目」
一生ダイエットとの闘いが続くのです。
昨日はお休みだったので、石和温泉で一泊してきました。
そこで胃もたれする程に胃袋に詰め込み、また今日も出勤です。
あれ?座右の銘はどこ行った?
勿論いましたよ、でも食欲に負けたのです。……がははは~!!!
っという訳で今日は、
道具の進化が続くという事を言いたいがために、
ダイエットが続くというくだりが必要だったのです。
視力測定を確実にしようと思うと、本当に色々な条件設定をクリアしないと
正確な測定にならない事が多いのですが、今回発売された
ハセガワビコーさんの
UNIV PRO、という検査用の仮枠という奴が凄いんです。
この仮枠なんて、まさに改善改善の歴史の上に成り立ち、
今回グラシアスに導入した検査枠も現時点での究極と言えるかもしれませんね。
そのこだわりを少しだけお見せしましょう。
興味ない人にとってはどうでも良い内容かもしれませんが、
でも自分の眼を測定する器具の進化を知って頂くことは、
僕に言わせれば大切なこと、全て眼鏡を正しく理解して頂く為に
必要になるのです。なので、是非ご覧になってみてくださいね。
これでみるとレンズが4枚入るタイプではなく、5枚入るタイプである事が理解出来ると
思います。通常のお店様だと、実は5枚必要になるケースはレアケースかもしれませんが、
グラシアスでは通常のレンズに加えてプリズムという度数も入れる
必要性がほぼ100%(注意:100%プリズムを入れたメガネにしている訳ではありません。)
のケースででてきます。ですからどうしても5枚あると良いな~と思っていました。
では上の図で一番下の眼が書いてある図ですが、そこにそれぞれ文言が書いてあります。
簡易に解説しますね~、仮枠に入れるレンズをテストレンズって言うのですが、
その種類に関してのご説明です。
プリズム=斜位や斜視を矯正する時に必要しますが、測定では斜位や斜視の量を測定する時に
多くのケースで水平と上下とを分けて仮枠に入れて測定します。するとここで2枚使います。
乱視=乱視は一部の軸だけ、焦点が合っていない状態を言います。
例えば細かい十字を見たとしましょう。すると乱視がなく老眼でもなければ、
縦も横も同じ様に黒く見えます。でも乱視があると横だけ濃いとか、縦だけが滲んでいるとか、
そんな感想を言う方が多いのです。それを矯正するのに円柱状のシリンダーレンズという
テストレンズを入れます。
球面=これは遠視と近視の矯正、更に老眼鏡でも使いますね。
累進=これは遠近両用レンズ等、などと言いましたが、遠近両用レンズだけでなく、
アシストレンズ、中近両用レンズ、近々両用レンズ等、特にこの累進レンズは
近年目覚ましい進化をとげ、多様化した消費者のニーズに対応出来るようになって
います。
この眼が書いてある図は、右に行けば行くほどに眼に近づきますが、
累進レンズを一番手前にもってくると、視野が広く感じられますし、
揺れて怖いという方も減ります。その解説はまた今度にしますが、
何しろ、眼から離れれば離れる程に度数エラーが発生しています。
例えば近視なら離れれば離れる程に、矯正効果は弱まります。
この様に入れる順番を間違えちゃうと見え心地に悪影響を与えると
ご理解くださいね。でも近視がすんごく弱ければ、眼から遠ざけても
あまり変化しないケースもあるので、ケースバイケースと言えます。
少なくとも、
眼からの距離で一番影響が強く出てしまうレンズ程
眼に近づけた方が良い。これは言っても良い気がしますね。
最後にもう一枚お写真を、made in Japan が堂々と
謡われていて、少し誇らしくなっちゃいました。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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