近視+内斜視。
2019/03/16
本日のblogの難易度【★★★】
昨日いらした方は、近視でかつ、内斜視、そして老眼でお悩みのお方でした。
既にプリズム入りの眼鏡を掛けているものの、それでも矯正が足りなく、
複視を起こしていらっしゃる自覚がありました。
早速検査してみると
遠くが28△(プリズム)の左内斜視。
近くを見る時の相場は、遠くより内斜視が減る方が多いのですが、
相場通り、
近くを見る時は20△のやはり左内斜視。
でした。
この程度のずれであれば、普通に斜視矯正用メガネは作れると思いますが、
そこに遠近両用レンズでと条件が入ると途端に条件は厳しくなります。
早速検査してみると
遠くで28△のずれに対して、20△入れるとほぼ複視は消える状態で、
近くは20△のずれをそのまま消しますから、近くの複視も問題無し。
ではこんなレンズ作れるんかいな?
と思いながらもいつも斜視矯正遠近両用レンズではお世話になっている
東海光学さんへお電話でお伺い、すると二つの種類のレンズで作れると
有難いご回答でした。
作れるレンズは以下の通りでした。
レゾナスR-ZX
レゾナスX-ZX
レゾナスシリーズとは、東海光学のプレミアム遠近両用レンズですが、
それの最新のレンズがレゾナスXでしたが、今回はそちらをご採用頂きました。
ZXというのはレンズの屈折率について表す記号の様なもので、
1.76という屈折率は世界で一番薄いレンズになります。
今回はこれで、
遠くの視力を0.7で設定し、
近くも見やすく設定しました。
どうかこの眼鏡でこちらのお客様の暮らしが楽になる事を
お祈りさせて頂きます。
このご報告がどこかのお店の
どなたかのお役に立ちますように。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
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