スリランカ紀行~車の事情~
2019/04/06
本日のblogの難易度【★】
伊藤次郎只今戻って参りました。
帰りの飛行機と成田からのリムジンバスではアイマスクにヘッドレスト、
更にイアフォンで完全武装し寝たおしてきましたので、
今日は時差ボケもなく元気一杯な次郎さんなのでした。
今日のタイトルは車の事情、道路事情も含めて車の事情と
銘打ったのですが、なにぶん多少の車好きでして、
海外に初めていくとつい、そこに注目してしまうのです。
まず前提として僕は今回コロンボには一切言っていないので、
ニゴンボから中部までの道路事情です。コロンボは東京と変わらぬ大都会、
渋滞も日常茶飯事と聞きましたが、
ニゴンボも、キャンディーも多少混雑はありましたが、
大渋滞とは言えない状態でした。
ただ、現地の人に言わせると渋滞する時もあるよ~。
と仰っていましたから、若しかしたらタイミングが良かっただけかもしれません。
先ずはコロンボ以外は、基本、二車線の対面通行で、
左側通行なのは日本と同様でした。
日本と違うのは、トゥクトゥクの様な三輪車(125CC)が庶民の足として
機能していますが、それと普通車は同じ車線、同じ道路を通ります。
従って、スピードの出ないトゥクトゥクや、荷物満載なトラックを
常に追い越す必要がありますし、皆普通車の方々は常に追い越しを
掛けていました。ただし追い越しを掛けて良い場所としてはいけない場所が
あります。それはセンターラインで示されていて、
点線のセンターラインは追い越し可。
実線のセンターラインの場所では追い越し不可。
片側一車線が原則ですから、追い越す場合には、
常に反対車線にはみ出て追い越します。
この追い越しがかなりスリリングな感じ、
元多摩湖で攻めていた僕としては、
昔懐かしいし、スリランカのガイドさんの運転は
ライン取りが甘いなとか、ブレーキとアクセルをもっと細かくコントロール
しないと、と血が騒ぐ程度でしたが、一般の方にとっては、
おっかね~な~と感じる方が多いのでは?
でも、結構な頻度でお巡りさんがいるので、
スピードオーバーも、実線での追い越しでも
非常に気をつけて運転した方が良いでしょう。
余談ですが、トゥクトゥク(現地で新車で80万円くらい。)
は、ひと昔前までスリーホイールカー、文字通り三輪車
とスリランカでも言われていたそうですが、近年タイのトゥクトゥクという言葉が
幅を利かして、今ではトゥクトゥクの方が通りが良いそうです。
そんな普通車、トゥクトゥク、そしてTATA製のバストラック
の入り混じったスリランカの中部では、色々な動物と遭遇します。
一番多く見るのは犬です。
やせ細っていますが、どこか鎖に繋がれず気高く見えます。
人が居ても怖がらないし、無駄吠えも僕は一切聞きませんでした。
尻尾も日本程には振りません。人とのスレ違いも怯えず堂々としたものです。
車がクラクションを鳴らせば、慌てず騒がず避難します。
避難と言えば、日中は犬も辛そうで、日陰に避難していました。
ま、ワンちゃんはドラクエならスライム級ですね。
次に見るのが牛さん。
多くの牛は田んぼにいて草をはみますが、
たまに道路の真ん中に至りするので、要注意です。
また象さんも五日間の旅の道中で二回遭遇しました。
レアキャラとも言えますね。
それと大きなトカゲ、体長5~60㎝、
日本の手のひらサイズのトカゲと比べれば
あいては恐竜の様な物ですね。
更に後に述べるシーギリヤロックでは
ワニさんもいました体長は1.5m程でしょうか?
僕が喧嘩したら負ける奴です。
他にはレストランではリスさんが居たり、
ホテルには猫さんやお猿さんもいました。
また、特に朝は非常に心地よい音色を聴かせる多様な小鳥が沢山いました。
もっとレアキャラではクジャクが普通に道端にいるそうですが、
僕はご縁がありませんでした。
サファリにいると豹が居たりするそうですが、
それは次の機会があれば、是非トライしたいですね。
何しろ山道を走っていて、カーブを曲がると道のど真ん中に
突然牛が道路を占有している事がありうると想定する必要があるようです。
稀に像が道をふさいでいる事もあるそうでから、山道は特に注意ですね。
走っている車は
トラックはインドのTATA製のシェアが圧倒的に高かったのですが、
普通乗用車はほぼ日本製、
トヨタがトップシェア、
その次にSUZUKIかな~?が僕の感覚です。
その次が本田、
そして日産、たまに三菱。
Mazdaがあまりみませんでした。
日産のSUNNYの頻度が高かったのが印象的でした。
因みに、後半二日間のガイドさんが、乗っていたのは、
2015年製のカローラのハイブリッド。
なななんと!550万円で購入したそうです。
関税が130%!!だそうで100万の車に税金が130万円
掛かるそうです。そりゃカローラでも550万しますね。
その他、たま~に、ベンツ、BMW、プジョー、ルノーは
みましたが、日本の普通車に乗っていれば立派に富裕層かもしれませんね。
そして面白いなと思ったのが、クラクション、
常に追い越しが日常茶飯事だと先ほど説明しましたが、
多種多様な言葉をクラクションで会話をします。
「後ろにいるよ。」
「これから抜くよ。」
「どけよ。」
「出て来ないでよ(歩行者に向かって。)」
「抜かせてくれてサンキュー♪」
日本でもこれらは当然あるのですが、
その頻度が違います。常にそのクラクションのボタンに
手を置いてるのでは?っな勢いでクラクションが鳴らされます。
そんなクラクションの会話を楽しむのも今回の旅程での
楽しみだった気がします。
この様に道路事情、車事情からその国のキャラクターや
日本に対する距離感が透けて見える気がしますし、
僕はそれらを観察するのが本当に楽しかったりします。
そしてスリランカでは日本製を誇らしげに使って頂いているのを見て、
何か僕だって嬉しくなっちゃいます。
一旦コロンボを離れればジャングルか田んぼか貯水池か?
何しろ押しつぶされそうな緑に圧倒されます。
でも
犬と人間の距離感、そして人が太刀打ちできない程の緑、
その緑、犬、そして人、これらが絶妙に絡み合い僕には程よく見えました。
圧倒されるくらいの緑で調度良いというお話です。人よ出すぎるな。
そんなメッセージを受け止めた気がします。圧倒的な物に対峙すると
人は謙虚にならざるを得ません。そして僕はそれが心地よかったのです。
いかがでしょう?私見と聞きかじった知識、
更に五日ばかりの実体験も交えてのレビューですが、
スリランカの車事情をお伝えしました。
まだまだスリランカ紀行は続きます。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
車窓からの一枚、街道を一頭で歩いている象さん。
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