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眼石祝応のBLOG

7/6マトワセメガネ@吉祥寺~影郎編~

2019/06/24

本日のblogの難易度【★】

 

昨日はシズラーってサラダバーが売りのお店で

しこたまサラダを食べてきました。

 

んでもって体重は81.2キロ。今日は仕事が溜まってたので、

いつもより1時間早く出勤したけど、

それにしても体重が一進一退を繰り返しています。

 

んま、諦めずに頑張ろう!!

 

さて、昨日は主婦のゆず子さんの凄さをお話しましたが、

今日は影郎さんというデザイナーについて、

 

影郎さんのデザインについて、その美学を僕ごときが語るのは

おこがましい話で、僕がデザイナーとしてもメガネ業界歴として

大先輩について語るのは僕としても気が引けます。

 

何より影郎さん自体が自分の作品を論評されることを極端に嫌ってるからね。

 

そう、影郎さんは自らデザインしたメガネフレームの事を「作品」と呼びます。

商品じゃないよ。(芸術)作品だよと言っているように僕には聞こえます。

 

実際に影郎さんのルーツをたどるとお父様は画家さんだったそうです。

影郎さんは元々ミュージシャンでもあったし、

感覚というか芸術畑で育った方とも言えます。

 

僕は、ここ10年くらい毎年パリに行ってパリジャンやパリジェンヌの

メガネのコーディネートを見て勉強させてもらっています。

実際にメガネのハウスブランドも多くは、ヨーロッパから始まっています。

 

時代を作ったブランド、

 

アランミクリ(フランス)

 

テオ(ベルギー)

 

アイシーベルリン(ドイツ)

 

リンドバーグ(スウェーデン)

 

世界最大のフレーム企画会社は

 

ルクソティカ(イタリア)

 

この様に、ハウスブランドの中でも名の知れたブランドの殆どは

ヨーロッパ発と言えます。メガネ業界の流行発信地はヨーロッパと言って差し支えないと思います。

僕が業界に入りたての頃は、この現状に歯がゆさというか、日本人だってアパレルの世界では、

名の知れたデザイナーなんて片手じゃたりないくらいいるのに、

何でメガネではそういったデザイナーが生まれないし、育たないんだろう?

 

って悔しさと疑問を感じていました。

 

そこに影郎さんの手掛けるラビリンスというブランドが出てきたのです。

ただ、出て来てすぐに小躍りして喜んだという訳でもありませんでした。

 

そのブランドと出会ったのはもう10年以上前、

当初はうちの奥様がそれを見て取扱いしたいと言っていましたが、

 

僕は

 

「あんな変わったデザイン売れる訳ね~だろう?」

 

と一蹴しました。今考えれば奥様が正しかったのです。

赤面もののこっぱずかしい話で、2019年の今は、

僕はバイヤーとしての権限をこの会社では失い、

仕入れは原則すべてうちの奥様がやっています。

だって奥様の仕入れの方がお客様に喜ばれるのだもの。

 

(;’∀’)

 

時間はまた遡り10年以上前のお話ですが、ある日影郎さんから連絡があり、

(当時は東京に取扱店が無かったので)一人のお客様がラビリンスを見たいと

言っているからお店の場所を貸してくれ、と言われ、

断る理由もないので、承知し、当日を迎えました。

 

当日がたいが良く、髭を蓄え、人相の悪いおじさんが入ってきました。

この言い方だと身も蓋も無いのでもう少しやさしく表現すると

ただ物ではない人が入ってきたのです。

 

そこにお客様も入ってきて、(たった一人の為の)プチトランクショーの始まりです。

 

の筈だったのですが、その日はグラシアスも少しおかしな日でして、

平日なのにお客様が引っ切り無しにご来店頂きます。

 

影郎氏は、その予定の無いご来店のお客様にも

 

「ちょっと掛けてみて。」とご自分のブランドを掛けさせます。

 

するとものの二時間で10人のお客様に10本の影郎さんの「作品」をお買い上げ頂きました。

 

この二時間で10本という記録は未だに破られていないグラシアスの記録です。

 

さて、作品を評論するつもりは毛頭ないのですが、

 

実は驚いたのは、

 

「影郎さんのデザインされたフレームは、一見変わったデザインなのに、

お客様のお顔に掛けて頂くと驚く程に馴染み、

更にお客様のお顔が引き立ちます。メガネを変えると数歳若返り、

そしてご自分のウイークポイントが目立たなくなり、

チャームポイントは引き立つのです。」

 

勿論それは影郎さんが意図してお客様のお顔を

メガネを使ってデザインした結果なのです。

 

そう影郎さんは、お客様の顔を見て瞬時に、

この相手には何が足りなくて何が必要かを判断し

適性なメガネを提案します。

 

もっともっと驚いたのは、

 

影郎さんは、

 

瞬時にお顔の特徴を判断し、

 

ウイークポイント

 

 

チャームポイントを

 

分けて言語化してお客様に説明するのです。

僕は、作品の完成度にも驚かされましたが、

一番驚いたのは、この影郎式提案術でした。

 

だって一見さんに、下手をすれば失礼と感じてしまわれるリスクを承知で

ウイークポイントを説明するのだから、僕はぶったまげました。

また、それを言われたお客様も逆に喜んでいます。

 

この日を境に

 

人相の悪いおじさんは、

 

僕の接客のお師匠になったのです。

 

っという訳で今回のイベントでは、

僕はお師匠さんの前で多少接客が上達したよという証明をしなくてはいけない、

難解なミッションも実は勝手に自らに課していたりもします。

 

当日は、主婦のゆず子さんに対する提案合戦後は、

 

スタッフ総出で皆さんのお顔を彩る素晴らしいフレーム達で

おもてなしをしたいと思っていますので、

是非、お店をギューギューにするくらいの気持ちで

お誘いあわせの上でご来店くださいませ。

 

なお、影郎氏は、お酒を飲むと下ネタしか口にしない酒癖の悪さと

尻だしが当たり前になるやっかいな性癖がございます。

くれぐれも、お酒の差し入れはお控えください。

影郎氏は特に日本酒を飲むと元々少ししかない人格が更に崩壊しますので、

 

くれぐれも、お酒だけは…。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

あしたは山田×メガネさんとの出会いです。

引っ張るな~。

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