SEIKOのAC-Xは良いね。
2019/09/02
本日のblogの難易度【★★】
今朝の体重は79.4キロ。
順調に沖縄太りが解消されています。
今日は朝から自分の眼鏡を一本作りました。
SEIKOの遠近両用レンズ、AC-Xという高付加価値商品です。
僕の持っているイメージとしてはSEIKOの遠近両用レンズって、
ソフトもソフト設計で、一番真ん中の視界も少しぼやっと見えるという印象でした。
実際に僕はこうして私物の遠近両用レンズを作った時はモニター用の画面で
他のレンズと比較しますが、今回のAC-Xはかなり具合が良いのです。
真ん中がぼやけるという以前のイメージは皆無で、
かつ鼻側、耳側の収差も上手にコントロールしています。
その収差の確認を僕はこんなExcelの文字列を
モニター一杯に表示して比較しています。
NIKONのレンズと比較すると鼻側と耳側の収差のコントロールの仕方に
メーカーの個性であり、設計思想が反映されています。
大昔はNIKONがハード、SEIKOはソフト。
両極に位置していましたが、ところが双方歩み寄り
今となってはどちらもその中間的な見え方に落ち着いているのは
興味深いな~と思いました。
ではどっちのレンズが秀逸なの?っと聞かれると少し困ります。
ただヒントは鼻側と耳側の収差のコントロールについてです。
この部分の見え方の差に大きな使い心地の差があるのです。
それはお店でこっそりお話するのが大人のマナーかな?
因みに過去の事例で僕が比較した一覧表(大昔の)があるから、
それは以前にも公開していますので、そちらはご覧になってみてください。
僕はレンズのソムリエになりたいと大昔に公言し、
常にレンズメーカーの新商品は自分用に作成し、
その見え心地、使い勝手を比較してきましたが、
近年は先ほど申し上げた通りメーカー毎の差異が少なくなってきたので、
非常に比較が難しくなっています。
それでもあなたに合うレンズは?
という問いにしっかり分かりやすく答えたいので、
その微妙な差を僕は言語化する必要があるのです。
少しでもご満足頂けるよう、当たり前の企業努力と言えるのです。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria Glassias
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