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眼石祝応のBLOG

グローバリゼーションの終焉

2020/03/05

本日のblogの難易度【★★】

 

今朝の体重は朝が眠すぎてし忘れました。(言い訳)

 

今朝のニュース

 

さてさて今日現在コロナウイルスの影響で

中国人や、ある国では日本人を入国させない方向に

シフトしていっている様です。

 

まるで世界中が鎖国している様ですね。

鎖国していれば、全ての需要は国内生産品で賄う必要があります。

ところが、今の家電や、勿論僕が関わっている眼鏡も

色々な国から部品供給を受けて作る場合があります。

 

純国産で全てを用意するのは

眼鏡の場合にはまだ可能ですが、

それが実質不可能な業界もあるでしょう。

 

例えば、車であれば三菱のターボチャージャーは

海外ブランドでもよくよく採用されていますし、

 

アイシン精機のAT等も

同様に広く世界の自動車産業に普及されています。

 

この様にサプライチェーン網という意味では

世界中が網の目やクモの巣の様に深く関わりあっています。

 

そんな状況下で、部品の供給が止まるという事は、

その会社のある事業や事業部が瀕死の状況になる事を意味しています。

全社の売り上げの大多数がそういったサプライチェーンを使って

製品化されているのであれば、資金の底がつけば即倒産になるのです。

 

僕のお店も例外ではなく、

今中国に発注したシリコンパットが

生産及び入荷が止まっております。

 

5年くらい前に書いたblogで僕はこんな事を言っていました。

 

僕が以前に書いていたblog

 

僕はグローバリゼーションなんて巷で言いだした時から

こんな現象は流行って廃るものだと思っていました。

人件費に差が無くなった時には、後はノウハウの蓄積勝負になるのです。

ですから物つくりの灯を消すなと思っていました。

一度消えてしまえばそれを戻すのには相当に労力を要します。

 

何しろ、新興国が経済的に潤えば、

国外で作るよりも国内回帰の傾向は強まるだろうと予想していたのです。

それはこんなコロナウイルスの流行によって劇的に止めさせられるというよりも、

もっと緩やかに国内生産に全ての業種が帰ってくる時代が来るだろうと思っていました。

 

ところが、こんな形で部品供給を止められて初めて、

僕らは国内で回せる強みに気が付くのです。

 

コロナウイルスのお蔭で何て達観した気持ちにはなれませんし、

尊い人命が失われているのですから、一刻も早く沈静化して欲しいと

願うばかりですが、こうして社会的なインフラが破壊される時こそ、

僕のような矮小な企業は逆にチャンスだと思ってもいます。

 

逆行の時こそ、僕はその時をまるで映画鑑賞でもするように

楽しみたいと思っています。

 

部品供給が止まった事も、

 

展示会の開催延期も、

 

その全てをプラスに捉えるように心がけたいと思っているのです。

皆様も不安な日々が続くとは思います。

体調管理が必要なのは僕も皆様も一緒だと思います。

 

ここ最近ずっと多忙だった僕も

この時こそ、出来る事をしようと

社内でも話をしました。

 

次にジャンプする為の準備期間と捉えると

これ程仕事の進む時はありません。

 

よっしゃ~、気合いが入ったぜい。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

g-09-02

 

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