8年間で遠視の量が倍!~第二次変動期の眼の特徴~

来店ご予約

眼石祝応のBLOG

8年間で遠視の量が倍!~第二次変動期の眼の特徴~

2021/03/01

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は、…測定し忘れた~💦

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は516人。

 

チャンネル登録者数は増えたから良しとしよう。

 

いくら増えても嬉しいチャンネル登録者数ですけど、

あまり増えて欲しくないのは、近視や遠視、乱視等の

屈折異常ですね。これらはあまり増えて強度化したくないですね。

 

でもこのblogでは繰り返し繰り返しお伝えしているように、

人の一生には大きく分けて三つのタームがあると

それは以下の図の通りです。

上の表の様に40~46歳を過ぎると青い線の様に

遠視は右肩上がりになると予想します。

 

では実際にグラシアスのお客様で

57歳から今日いらした時で71歳までの間の

時系列を追って実際の変動していく様をお伝えします。

 

【2007/06/16】

測定 R +1.25 +0.25 170 +2.00(40) 60 1.2
L +1.75 +0.75 15 +2.00(40) 1.2

【2012/03/20】 

測定 R +2.00   180 +2.25(40) 60 1.2
L +2.75 -0.50 100 +2.25(40) 0.9

【2021/3/1】 

両眼解放 R 3.75 -0.75 70   58.0 1.0 1.5
L 4.00 -0.75 95   1.2

 左右の眼で多少の差はあるけど、おおよそ、14年で倍以上に遠視は増えています。

 

それなのに、あ~それなのに。このお客様は8年間も自らの眼を放置していて、

見えない見えないとお嘆きになっていたとお聞きしました。

これを僕は勿体無いと常々言っています。

 

忙しいからとか、お金が勿体無いからとか、

人によって理由は様々で、勿論眼鏡を新調するしないは

本人の自由です。その自由は尊重しますが、

 

一方、この様に日本国民の多くの方が

メガネに対して意識が低く、何かをするにしても

メガネは優先順位が低く、それによってこんな度数が変わっても

放置される事態が生まれていると僕は訴えています。

 

つまり皆様の目を守ろうと思ったら、皆様自身が気付いて頂き、

自らの意思で目の環境整備をしようと思って頂く必要があります。

それはいわば皆様の意識改革です。

 

僕はそんなことを言い続けて15年以上経ちますが、

一向にそんな変革は起こりません。

それは当たり前で人は人を変えようとなんておこがましいし、

到底出来ない話だと僕は思っているのです。

 

一方一部の本当に目でお困りの方には

僕の発信するblogでの情報は届くようで、

感度の高い方は、

 

斜視矯正メガネ

 

両眼視機能検査

 

プリズムメガネ

 

最近ではパーキンソン病と斜視なんて

検索ワードでご来店頂いています。

 

本当に困った人全てに届いているのなら

それはそれで良いのですが、

一方、お医者様に斜視だと診断をうけても

その先の対策を指導して貰えず困っている方も相当数いらっしゃいます。

 

眼科医の先生でも屈折矯正にしっかり取り組んでいる方と

そうではない方がグラデーションの様にスタンスに差異があります。

増してや斜視に関しては斜視の専門家と言えるほどの眼科医は

全国でも非常に少数だと言えます。

 

つまりある特定の目の不具合に対しては

その道を専門にしている眼科医の先生に相談しなくては、

対応して頂けない事を示唆しています。

 

では眼鏡屋さんは?と訊かれれば、

眼鏡屋さんは、もっとひどい状態で、

日本でシェア8割とっているのは大手量販店や激安店です。

 

昔は大手だって人材の宝庫と言える程に人を育てるコストを掛けて

人材育成していました。ところが近年の低単価化は

大手でさえもその人を育てる余力を奪いました。

 

従って、結果としてはグラシアスみたいな小さなお店に

日本全国からお客様が集まってくるのです。

僕はこの日本全体が商圏である状態を嬉しいと思えないのです。

 

皆様の立場からすれば「たかが眼鏡の為に…」

と言われても仕方がないと思っています。

 

もっともっと斜視を専門にやってくれるお店様や眼科医の先生が増えたら良いなとも

思います。そうすればわざわざ北海道や沖縄からグラシアスに来ないで済むのです。

眼鏡の場合は買ったらそれでお仕舞ではなく、ご購入後からお付き合いが始まるのです。

 

最低でも年に一回はご来店頂きフレームの緩みやゆがみを再調整して欲しいですから。

車で言えば定期点検の様なものです。ですから近くに良い眼鏡屋があるに越した事がないのです。

 

さて、遠視の進行の話からまた話が脱線しましたが、

皆様も何かおかしいなと思ったら先ずは眼科医の先生に診て頂き、

その後視力低下の原因が病気でなければ、眼鏡店に相談に行って頂き、

度数調整が必要であればしてくださいね。

 

ではどれくらいの頻度で度数調整すれば良いの?

と聞かれる事が多いのですが、

僕は二年もすれば変動期であれば度は変わりますから、

理想は二年に一回、でもなかなか高いレンズを二年に一回

費用を掛けて度数調整は大変だと言うのであれば、

三年から四年に一回はしっかり見て貰ってくださいね。

 

今日は眼鏡屋のおっさんとしての愚痴でした。

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。