レンズの表カーブの大切さ

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眼石祝応のBLOG

レンズの表カーブの大切さ

2021/05/14

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は75.4キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は575人。

 

さてさて、今日はNIKONの遠近両用累進レンズ

 

ロハスセブンについて解説したいと思います。

皆さんにとっては縁遠い話だと思われるかもしれませんが、

実は皆さんの視生活に密接に関わっている事柄なのです。

 

今回は近視のお方で、ベースカーブの深い、

レンズにカーブが掛かった

フレームを選ばれました。

 

さて眼鏡の上級者であれば、

レンズのカーブとフレームのカーブをほぼほぼニアにした方が

仕上がった出来栄えが美しいという認識があるかもしれません。

 

それはそれで確かに大切です。

でも、それからもう一歩先に踏み込むと

多少フレームのカーブと、レンズのカーブが不一致でも、

目的距離にレンズのカーブを合わせるという概念であり、

その概念に基づいた理論があると理解してください。

 

今回は、近視の方でしたので、

 

レンズカーブを深く:無限遠にフィットする。

 

レンズカーブを浅く:近業作業にフィットする。

 

この二つの選択肢を僕から提示しましたが、

今回は浅めにして、近業作業の見え心地を重視したいと

ご要望を頂きました。

 

このマルチカーブというレンズの意義という意味は

物凄くあり、グラシアスでは顧客の暮らしや用途に合わせて

このカーブを選んで頂いています。

 

他社ではグラシアスの取り扱いレンズだと、

SEIKOのインテグラルシリーズもこのマルチカーブで発売されました。

 

今後もこのマルチカーブが業界の基準

になると良いな~っと

ふと思った次第です。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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