有事と平時

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眼石祝応のBLOG

有事と平時

2021/05/21

【告知】本日21時~INNOVAITIVE LOUNGEにクドカンさんと対談という形で、

数十秒、ほんの一瞬メディア露出致します。ご興味ある方はどうぞご視聴くださいませ。

 

INNOVAITIVE LOUNGEHP

 

RADIKOとかでも聴けるのかな?

 

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は75.6キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は579人。

 

さて、緊急事態宣言下ではありますが、

皆様いかがお過ごしですか?

 

一時期のステイホームとすら、今では懐かしく。

今朝の通勤バスの車内は人でごった返していました。

 

コロナ禍が僕や皆様の暮らしを大きく変えたのは

間違いありません。

そして、誰にとっても様々な我慢を強いられる

1年間であった事も間違いないでしょう。

 

今、なんとかしてくれよ、と悲鳴の様な声が僕の周りでも挙がっています。

こうなると一日でも早くワクチンをという機運が高まりますね。

 

ただし、調べれば調べる程、ワクチンに否定的な意見も散見されます。

政府が今回のコロナ禍で有事対応がまるで駄目なのは、よくよく分かりました。

それは平時に有事を想定していなかった事が、その理由の一点目。

 

更に、平時から有事に変わった瞬間に意識をがらっと転換する必要があるのですが、

良くも悪くも独裁を嫌い、民主主義というステップを踏むと選択した以上、

議論や会議を重ねて結論を導き出す必要があります。この民主主義の弱点が露呈したとも言えますし、

中国の対応をみても、有事には全体主義の方が強いという事も僕らは目の当たりにしました。

 

だからと言って、僕は全体主義や共産主義に革命的に移行するべきだとは思っていません。

台湾ではトップダウンで動かせる仕組みがありましたし、大統領制であれば、

日本のトップももっと自由に動かせる裁量権を持たせる事が可能かもしれません。

 

今回のコロナ禍では平時に有事を想定する必要性を痛感させられましたから、

今後は例えコロナが終息したとしても、有事対応に移行する方法論を

しっかりと論じて頂きたいなと一国民として感じました。

 

さて僕の業界は平時有事でいえば、立派に有事です。

この有事対応は実は僕の所属する団体も含めて

有事対応しかねる仕組みになっています。

 

少なくとも

平時は時間を掛けて議論を積み重ね、施策の精度を高める配慮が必要で、

 

有事には、完成形を目指さず、見切り発車でも良いので、対策をうつ、その後問題が出るので、

その問題をチューニングしていく。組織論としては、この様な対応が求められると感じました。

 

つまり完璧主義や前例主義が、有事対応の邪魔をするのです。

 

完璧主義や前例主義が邪魔をするもう一つの事例は、

業界改革です。

 

完璧主義や前例主義を唱える人は、

リスクを回避する為には見切り発車をしてはいけない。

過去には大きな問題が無かったから、このままでよいと改革を阻みます。

 

結局改革は邪魔されているうちにゆでガエルの状態で、

組織や業界は後戻りできない状況に追い込まれるのです。

 

では、ワクチンに関しては、

見切り発車と完璧主義のどちらが正しいのでしょう?

実はここで僕は迷っています。

 

イスラエルや英国、米国の事例を見ると

早期にワクチンを国民の過半数に接種させて集団免疫を獲得させる。

これは短期的に見れば成功したように見えます。

 

ですが、若しもワクチンの早期接種反対派の人の意見が正しければ、

ワクチンを接種したけれど…。

 

という事が矢継ぎ早に起こる可能性があります。

 

良く反対派の方が言うのは若年層のワクチン接種は

不妊につながるリスクが高い

なんて意見を仰っています。

 

国の出生率に大きなインパクトを与えるようなワクチンは、

中長期的に見れば、ただでさえ出生率が低下している我が国にとっては

致命傷になる可能性すらあります。

 

さ~、ここからが本当に判断に迷いますね。

少なくとも僕の中では、様子見。

 

もう少し様子を見ろと僕の無意識は言っています。

日本のトップダウン出来ない後手後手の施策は意外と良かったなんて

結果論では待っているかもしれないのです。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

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