評論家は嫌われる?

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眼石祝応のBLOG

評論家は嫌われる?

2021/06/22

本日のblogの難易度【★★】

今朝の体重は76.8キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数611人。

 

僕はメガネを文化にしようって言い続けてきました。

その根底には、眼鏡屋/保険屋/証券マンという自称専門家の言う事は聞くもんじゃない

と面と向かって言われたり、僕の小学校の同級生にメガネを作るって苦痛だよね。

なんて言われたり、結構辛辣なご意見を頂いた経験が僕の奥底にあるのですが、

そんな眼鏡=ネガティブなイメージを覆そうと

この17年間ほどは懸命にやってきました。

 

メガネを文化にすれば、より人は、

自分の好みに合う眼鏡を探すようになるだろうと僕は考えますし、

現状は辛うじて似合う似合わないというテーマに沿って、

業界内では議論をしたり、メディアで似合うメガネの選び方、ハウトゥーを

解説しています。ですが、そこで止まっているのが令和の今なのです。

 

本来はメガネはツールであり、医療器具です。

そして眼鏡に求められる機能としては、

視力、その一点にフォーカスされて、視力がでていれば

良い目であり、良いメガネ矯正だと思われています。

 

ところが本blogでは何度かご紹介していますが、

メガネは視力が出るなんて当たり前の話で、

そこから先に深い世界があるよって僕はご案内したいし、

その世界こそ眼鏡が文化になった世界なのです。

 

そこで僕はこのblogでそんな深い世界がある事を

知らせてきました。すると斜視矯正や、眼鏡の不具合で酷く困っている方、

パーキンソン病で斜視になってしまった方、PCが辛くて作業すらできない方、

長年悩まされている肩こりや慢性頭痛が嘘の様に改善してしまった方、

僕に言わせれば奇跡に近い事が、ほぼほぼ毎日の様に起こっています。

ニッチなマーケットには僕の声は届いたという事です。

 

ですが、そんな世界にアテンド出来る眼鏡屋さんは

残念ながら少数派と言って差支えありません。

日本人のメガネ人口は引っ張ってくる統計データーによって

数字は前後しますが、おおよそ7000万人くらいがメガネのお世話になっているそうです。

ある人にとっては近視矯正、ある人にとっては老眼鏡なのでしょう。

 

でもその7000万人のうち約8割は大手のメガネ屋さんで作っていらっしゃいます。

つまり僕らはその存在を知られてもいないし、本当に困った人には僕のblogの情報は

リーチしても、マスのマーケットを動かすには至らないと理解するのが現状冷静な分析でしょう。

 

何故そうなのか?

 

僕はずっとずっと考えています。何故皆健康と(僕には)直結している(ように見える)

メガネ選びにもっと労力をかけて慎重に眼鏡屋を選ばないのだろう?

 

それを僕は以下の様に分析しました。

 

①そもそも情報が不足しているので、取り合えずテレビで観たり、町で良く見かける眼鏡屋さんで

作っている。大手の広報力で誘導されていると言って差支え無いでしょう。

 

②生活者の皆様が、メガネの効果効能を理解せず、ある意味眼鏡なんて見えればいいでしょ?

視力測定なんてどこでやったって一緒でしょ?と思いこんでいる。

 

この二つの要因が僕らが苦戦する要因だと思っていたのです。

ところが、もう一つありました。それが最近気づいた事ですが、

 

③メガネや眼鏡屋を選ぼうにもそもそも商品知識が

欠落しているし学ぶ場もない。
 

そこで僕は正直困っていました。

マスに情報を届ける術が僕には無かったからです。

マスに情報を届ける為には、嫌な話お金が必要です。

 

テレビコマーシャルなんて打てるはずもありませんし、

ゴールデンのバラエティー番組で僕が解説出来る筈もありません。

でも、YouTubeは、そんなライトユーザーであり、

マスのマーケットの一部かもしれませんが、確かに届きました。

 

またそれをご縁に、マスメディアでも僕を多少扱ってくれるようにもなりました。

コロナ禍で僕のポキっと折れた心を支えてくれたのは、

紛れもなくYouTubeだったのです。

 

ところが、そのYouTubeで僕は眼鏡評論家・眼石祝応というキャラで

評論、解説をしているのですが、以下の記事で評論を読まない、

上から目線での物言いは嫌われるとあったので僕は多少驚きましたし、

今後は僕も気をつけようと自然に思えたのです。

 

若者のあいだで「批評」と「スポーツ観戦」が不人気な理由

 

この記事にもあるように、若者の多くはストレスフルで、

ネガティブな話を読みたくないし、例え結末が分かっていても、

そのハッピーエンドを見たいって願望があるようです。

 

そういえば、以前にうちのお客様が、ワンピースのパンクハザード編で、

子供に麻薬のような薬物を投与して人体実験をしている、

あれを見るのが辛くてワンピースを観なくなったという人がいました。

 

鬼滅の刃も、原作を読んでいるのに劇場版で号泣したという

方々が続出しました。

 

コロナ禍でうつ病患者が倍増したのもそんな世相を反映したからでしょう。

 

YouTubeもそうですが、今は、地上波やラジオ、SNS、

マッチングアプリ、ゲーム、今プライベートな時間の争奪戦になっています。

そんな時流にそえばYouTubeも編集に編集を重ねて、1秒単位で削っていくことが

求められているし、倍速で見る人もきっと多数いらっしゃるのでしょう。

 

僕は間を考えてしゃべっている訳でもありませんし、

正直噛み噛みなトーク力ですから、

倍速でご覧になって頂いて何の問題もありません。

むしろ時間が出来れば編集を外注に出して

もっと快適にご覧になれる環境整備に注力すべきかもしれませんね。

 

今回の記事は、そんな僕の至らない点が炙り出される

僕にとって考えを改める非常に良いご縁だったと思うのです。

YouTubeチャンネルも今すぐに改善は難しいかもしれませんが、

いずれ、そこにも着手しなくてはと思ったのです。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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