雑貨か?医療器具

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眼石祝応のBLOG

雑貨か?医療器具

2021/10/26

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は…測定し忘れた。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は783人。

 

今日は朝からこんなツイートをしました。

 

「眼鏡は医療器具ですか?それとも雑貨ですか?僕は医療器具であり、

ファッションアイテムでもあると思っています。

若しも医療器具なのであれば、何らかの最低限の基準を満たす必要がありますが、

実際の現場では会社毎に基準は様々、それで国民の健康が損なわれているとしたら?

僕はそれを危惧しています。」

 

なんてツイートです。そして続けざまにアンケートを取ってみました。

 

まだアンケートを取り始めて二時間ほど、

雑貨ばかりの回答結果だったらどうしようかと思ったけど、

今のところ雑貨であると回答したのは皆無。

 

それは僕の感覚としても一致しています。

僕は医療器具であり、ファッションアイテムでもあると思っているからです。

これが僕のフォロワーだから、メガネに造詣が深い方ばかりで

意識が高いのか、それは不明です。

 

若しもこれが世間の大勢だとするのなら、

何で雑貨感覚で眼鏡を作るお店が

今の日本で主流なのでしょう?

ここで僕は混乱します。

 

考えられる理由を羅列してみましょう。

 

日本人の約8割が安価な眼鏡をしている、その理由は…。

 

①高いお店は敷居が高く、接点がないから。

②取り敢えず良くテレビや街で見かける眼鏡屋なら

それ程下手な物は作られないだろうと思うから。若しくは同様の理由で安心だから。

③デザイン的に高い物やブランドの眼鏡があるのは分かるが

ブランド品には興味が無いし、必要にして充分な物で良いから。

④少なくとも安いお店の眼鏡も機能性には問題ない(と思っている)から。

⑤単純に高い眼鏡には予算的に手が出ないから。

⑥大手の方がメインテナンスをするのに店舗数があって重宝するから。

⑦大手の方が流行の品が豊富で品揃えが好きだから。

 

自分でいうのも何ですが、僕のお店じゃないといけない理由よりも、

大手で作りたくなる理由の方がすんなり沢山思いつきます。

こりゃ困った(汗)

 

そもそも眼鏡が雑貨だと思い込んでいて、

それは間違っているよと教えてあげれば良いと事は単純です。

 

でも、メガネは医療器具であり、

それでも、大手の数千円の眼鏡が自分の求めるスペックを満たしているから、

これで充分だと思っているとしたら?それは致命的というか、

僕はそれをオセロをひっくり返すように一人一人に

説いて回らなければいけないのでしょうか?

 

それは物理的にできませんよね?だから今の僕は何を考えているかと言えば、

僕の言葉に重みをつける事です。それは影響力という言葉で表して良いと思います。

下手な眼鏡を掛けると大変な思いをするよ、だから眼鏡や眼鏡屋さんは慎重に選ばなきゃいけないよ。

 

っとどこかのメディアで話したことがインフルエンスして欲しいと思っているのです。

 

では下手な眼鏡を掛けると何が悪いのでしょう?

 

例えば、近視の量の測定って、今でも誰でもできます。

でも、より精密な測定なんて世界もあったりするのです。

決して五分やそこらの検査時間で近視の量なんて特定できませんし、

 

僕は30分から1時間掛けて視力測定をしたうえで、

遠視や近視、乱視の量を暫定的に数値を決めますが、

絶対的にこれなら大丈夫なんて自信満々な測定なんて皆無で

 

常に暗闇の中を懐中電灯で照らしながら歩いている感覚です。

それは若しかしたら僕の測定の知識や技術レベルが不足しているから

なのかもしれません。僕の周りでこだわりの眼鏡屋さんの多くは、

大体、試行錯誤しながら、時にご満足頂けずに再作成をしながら

眼鏡を仕立てています。少なくとも僕だけが

こうして悩んでいるようではないようです。

 

その根本は、眼は目だけを見ていても分かったとは言えず、

時に心や思い、意識と複雑に絡み合い、

時に脳や体のコンディションとも密接にリンクしているからなのです。

 

かなり分かっていることが増えたとはいえ、

精神や脳の仕組みや意識、無意識、等

それらがどうやってリンクしているか、

そしてそれと目を絡めて正しく知識を網羅し

理解している人がどれだけいるのでしょう。

 

少なくとも僕はそんな方を知りません。

 

それをもっと単純化して、大手は目の機能の一部に

スポットを当てて顧客にサービスしているにすぎません。

 

大手が目や脳のメカニズムをすべて理解し、

それらに対応した眼鏡が作れている訳では決してないと

ここでは言い切ります。少なくともそれらよりも

精密な測定をしている僕からしても、ほとんど推論ばかりで

結論に至らない事例ばかりなのですから、きっとそうなのでしょう。

 

ここで大手で充分と考えている人に

僕はどうアプローチしたら良いのでしょう?

 

長くなりそうなので、簡易に解説しますね。

 

①高いお店は敷居が高く、接点がないから。

解説:これはただただ反省します。僕らはもっと僕らのサービスをオープンにしたうえで、

ご理解いただけるエンドユーザーを育む観点が必要で、個別には情報公開している人は

いらっしゃいましたが、マスで見ればまだまだやれる事は沢山あるのだと思います。

 

②取り敢えず良くテレビや街で見かける眼鏡屋なら

それ程下手な物は作られないだろうと思うから。若しくは同様の理由で安心だから。

解説:少なくとも僕は大手の眼鏡を回転ずし、凄腕の職人の仕立てたメガネとは別物だと

説明しています。僕は例え、大手のフレームとレンズを使っても別物に仕上げる自信があります。

その差別化は、視力測定、レンズ加工、フレーム加工、フィッティングで差別化するのです。

 

③デザイン的に高い物やブランドの眼鏡があるのは分かるが

ブランド品には興味が無いし、必要にして充分な物で良いから。

解説:中小零細が高額なブランド品ばかり品揃えしている訳では決してありません。

因みにうちのお店のエントリーユーザーには、7700円のレンズ+6600円のフレームで

14300円で眼鏡一式で作れます。

 

④少なくとも安いお店の眼鏡も機能性には問題ない(と思っている)から。

解説:それで充分と感じる方がいるのも事実です、普段はコンタクト、家では寝る前までの

数時間眼鏡、なんて使い方であれば、まだ安い眼鏡で充分という方もいらっしゃるでしょう。

でもメインで使う眼鏡でも、下を向いたらずれてしまったり、頭が痛くなったり

更に目が疲れたりするのに、安い眼鏡だから仕方がないと諦めている方もいらっしゃいます。

そういった方々には、ちゃんとしたお店で眼鏡を仕立ててくださいとオススメします。

 

⑤単純に高い眼鏡には予算的に手が出ないから。

解説:初期投資は仰るように高いのですが、でもその眼鏡を

半年や一年で買い替えたりしているとするならば、

良い眼鏡を10年使うなんて選択肢もありだと僕は思います。

トータルで考えればむしろ割安かもしれません。

安物買いの銭失いにはならないでくださいね。

 

⑥大手の方がメインテナンスをするのに店舗数があって重宝するから。

解説:これはその通りですが、ご参考までに僕はmoreという快適眼鏡研究会を

仲間と一緒に運営していますが、そこでは、全国のお店様が参加されていますが、

そこでアフターサービスを他店のお客様でも

自店のお客様のようにサービスする体制を整備しています。

 

⑦大手の方が流行の品が豊富で品揃えが好きだから。

解説:大手は傾向としては流行の品だけを揃えて回転させます。一方、うちの様なお店は

動きは遅くとも、様々なバリエーションのフレームを揃えてお迎えしています。

それはそれで選びがいもあるのだとオススメしたいと思います。

少なくとも流行のフレームばかりでは、

 

さて、今日のblogでは必死に中小零細眼鏡店だって

選ぶ意義があるんだよってご説明しました。

必死さが伝わります?(苦笑)

 

だって安直に価格だけで選んでいると

損をするよ、って言いたくなるし、

今日本の国をあげて損をさせてると思うと

居ても立っても居られないのよ~。

 

僕は皆様の笑顔が見たいのさ。

夫婦二人と一人の従業員の小さなお店だけど、

お客様のご不満が解消されたときの笑顔って

格別だよ。だから眼鏡屋って辞められないのさ。

 

っと今日はいつになく力説させて頂きました。

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

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