半年間での近視/乱視の変化

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眼石祝応のBLOG

半年間での近視/乱視の変化

2022/02/04

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は78.6キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は906人。

 

さて、僕はblogを開業してから一年後くらいに書き始めて、

それから16年。一体どれくらいの量を書いてきたのだろう?

ホームページを新設してからはどれくらい?

なんて疑問が浮かびました。

 

ホームページを新しいシステムにしたのが、

2015年。

 

どうやら2015年から6年三か月で1400記事らしい。

六年って何日?

 

365×6=2190

 

これに三か月足して100足したとすると

 

2290日。

 

1400/2290で割ると

 

1.6日に一個のblog記事をアップしているみたい。

実際にはこれにTwitterやFacebook、たまにインスタ。

更にここ二年間くらいはYouTubeの動画もアップしている。

 

これらを網羅してやっとお店の集客が成り立っているのです。

 

どれくらい?で始めた今日のblogですが、

半年前にいらしたお方が前回はパソコン用に眼鏡を仕立てて、

その後とても快調で、今度は遠くに合わせたメガネが欲しいなんて

ご要望を頂きました。さてこの半年間で近視や乱視の「量」は

どれくらい、変わったのでしょうか?

 

では比較してみましょう。

【2021/9/30の完全矯正値】

両眼解放 R -2.50 -1.25 8   62.0 1.5 2.0
L -4.00 -1.25 155   1.2

【2022/2/4の完全矯正値】 

両眼解放 R -2.75 -1.50 15   62.0 1.5 2.0
L -4.00 -1.50 155   1.5

 右の近視が一段増えて、左右の乱視が一段増えた。

乱視軸度も若干変わっている。

 

これが答えでした。半年間でこれだけ変化したという考え方と、

そもそも人の目は揺らいでいるから、

測定する日、時間帯を変えればいくらでも度数は

揺らぐという考えもきっとあると思うのです。

 

今回の答えを否定して前回の測定度数で眼鏡を作製すると

前回に比べて視力が出にくくなります。

 

これがベストなのか?

自らに問いかけますが、答えは出ません。

 

今の目の前の状況が答えだ。

 

それが今の段階の自分の見解です。

そもそも人の目を測定するのに、

僕ら眼鏡屋にとって一番の課題は

ピントの調節運動の不要な介入でした。

 

介入すれば

 

近視は必要以上に強い度数で測定され、

遠視は弱い度数で計測されます。

 

この調節の介入を取り除けばそれ程人の目の度数は変わらない。

こう考える人が日本の眼鏡業界では多数派だと言えます。

僕は人の目は常に定点に留まらず、揺れ動いていると思っているので、

測定日付を変えれば答えが変わる事は当たり前だと思っているのです。

 

では皆さんはどの様に考えれば良いのでしょう?

測定する日が変われば、答えが変わると聞いて腑に落ちますか?

 

多くの方が、自分の目の度数は一回近視になれば

それ程変わらないとお考えでしょう。

 

でも僕はそれを違うと言っているのです。

近視の「量」がどれくらい?

って考え僕らは視力測定に入ります。

 

でもその量の測定精度に囚われると

実は良質な眼鏡を提供したいという本来の狙いから

外れてしまう事がままあるのです。

 

この答え、結論はまだ僕の中で答えが出ません。

人は、人の目は常に揺らいでいるのか、

それとも半年間かけてこのお方の目の度数が変わったのか、

少なくとも今回検査した方のご年齢は44歳でしたが、

このご年齢は傾向として近視は減少傾向にあるのが相場です。

 

今回度数が強めに変化したという事は、

事象としてはレアケースと言えます。

 

一つだけお伝えしたいのは、

目の近視の「量」の決定メカニズムは

思った以上に複雑だという事です。

 

結論には至らないお話でしたが、

こんな事を日々考えながら眼鏡屋のおやじの

ぼやきとご理解くださいませ。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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