遠視と第二次変動期

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眼石祝応のBLOG

遠視と第二次変動期

2022/02/10

本日のblogの難易度【★★★★】

今朝の体重は79.3キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は916人。

 

昨日はお休み、朝5時30に目覚ましをセットして

東久留米カントリークラブ というシミュレーションゴルフをしてきました。

朝から二時間で1.8ラウンド(一ラウンドと8割くらいって意味ね。)

をしてきました。僕のゴルフはここ1年くらいで復活して、

それから一生懸命練習していますが、なかなかスコアは良くなりません。

 

先月、今月と忙しく。本コースにはなかなかいけない日が続き、

こうして無理やり時間を作ってコースを回っている気分にさせて貰っています。

なにより朝(4時から8時)だと割安な金額で回れるのも良いと思っています。

昨日はシミュレーションゴルフでのベスグロ93でしたが、

さてさて本番ではどうなる事やら?

 

では本日の事例紹介に入ります。

皆様は眼鏡屋さんってどれくらいの頻度で行きますか?

 

昨日いらした方は10年振り。

10年前のお客様で10年前にお買い上げ頂いた

メガネとレンズをそのままお使い頂いてました。

 

フレームは多少くたびれていましたが、

一方レンズはコーティングが痛んでいました。

 

では度は変化していなかったのでしょうか?

 

10年前は48歳

10年後は57歳でご来店。

 

この時期は?

 

そう第二次変動期。

 

近視であれば量は減少期で、

遠視であれば量は増大期だと言えます。

 

このお方は遠視だったので、どの程度増えているのでしょう?

 

【10年前の作製度数】

両眼解放 R +0.75 -0.75 40 +2.00   1.0 1.2
L +0.25 -0.25 165 +2.00 1.2

​​​​​​両目共に遠視と弱い乱視、いわゆるこういった方は

ご自分を「目が良い。」と思い込んでいるケースです。

でも実際にはこういった方で、近くを見る事が長時間に渡れば

目の疲労等でストレスをためやすいリスキーな目だと僕は類別します。

当時48歳ですから、既に変動期真っ只中、これから度数は変化するから、

豆にいらしてくださいね。と伝えたかどうかも最早覚えていませんが、

何しろこの方の目は10年間変化に対処せず放置されたと言えます。

では10年後はどうなっているのでしょう?

両眼解放 R 2.25 -1.00 60 +2.25 68.0   1.2
L 1.25 -0.50 5 +2.25  

右目が6段階(一段階は0.25D)

左目が4段階遠視が増え、

更に両目共に乱視量も増大していました。

 

これは良くあるパターンですね。

因みに遠視や近視の変動量は

二年に一段階と言われていますから、

 

今回は右目が5段階の筈が一段増えて6段階へ、

左目が5段階の筈が一段少なく4段階増へ

とそれぞれ変化した事になります。

 

両方を足して二で割れば平均値ですから、

ま~平均的な動きと言えるかな?

 

何しろ10年放置したら遠視が5段階増えると

皆様が理解をしていないと対策を怠ってしまうと

僕は危惧しているのです。

 

現状は遠視とは、遠視の目との付き合い方とは?

そんなの誰も知りませんよね?

だから遠視の変動傾向も、遠視の目に対策が必要なのかも

誰も知らないのです。だから放置され、

放置された状態では

 

生活の質が低下し、

労働生産性も低くとどまるのです。

 

これが日本全体で起こり、

日本の国力にも影響を及ぼしていると僕は思っているのですから、

僕の心中をどうか皆様、察して欲しいなと切に願います。

 

これは簡潔にまとめると

 

視力至上主義の弊害

 

屈折矯正軽視の弊害

 

と二つにまとめられ、

更に深く言えば、

日本国民の目を取り巻く環境が

旧態依然とし、制度不良を起こしているとも言えます。

 

だから誰かやどこかの会社を非難しても何も変わらないのです。

敢えて言えば、国民を指導監督する責任のある行政、お役所の無知こそ、

僕らは指摘し、改革を迫るべきです。

 

そして改革は、国民主導でなければ実現しません。

それは政治家は既得権で縛られるからです。

既得権とは、僕らの業界で言えば、

眼科業界だと言えます。

 

別に眼科に悪意なんてありません。

ただそこに眼科に携わる方の暮らしがあるだけです。

そして既存の制度のもとに誰かの暮らしがあるのです。

 

ここで天秤に掛ける必要があります。

 

眼科業界と一般国民のどちらを重視した政策を政治家が選ぶか?

これも答えは決まっています。

 

政治家は票を持っている団体/業界。

献金額の多い団体/業界。

 

この二つを基準とし、

政策を決定しています。

 

従って、一部の業界の利益が国民の利益を上回るという

ジャッジを政治家が下さざるを得ない結果となるのです。

 

これをひっくり返すのは大変です。

ひっくり返せるとしたら?それはこのblogで書いている事が

もっともっと多くの人に伝わり、多くの方が正しいご選択をしたときに

始めて動きます。国民が自らの意思を示すのは投票行動です。

 

ですが国政選挙でさえ、投票率の低下は否めず、

一部の既得権の人達がそれを守る為に必死に、集票します。

 

ここまで別に目新しい事は言っていません。

誰もが知っている事だと思います。

 

でも、誰も動けないのです。

政治を諦めているとも言えます。

 

僕は政治を諦めたくありません。

だから創業してちょっとしてから始めたblogでも、

僕は商売人としてはタブーと言われる政治の話をしてきました。

 

それは政治に無関心である現状であれば、

ドラスティックな改革なんて出来ないでしょう?

 

ただただそんな思いです。

僕にもっと力(発信力/影響力)があれば、

何度も僕は自らを省みています。

 

残念ながら今の僕には力が全く足りていません。

でも諦めたくないのです。

 

最後まできっとあがくでしょう。

そんな眼鏡屋のおっさんの愚痴にも似た叫びが

一人でも多くの人に届くと良いなと心から思います。

 

それでもそんなお先真っ暗に見える状態でも光は射します。

 

それが今回施行されることになった国家資格化法案です。

僕らが生きている間は不可能だろう!と吐息を交えて吐き出す

業界の先輩を数多く見てきました。

 

でも「変わった」のです。

 

だから僕は僕で出来る事を諦めず

継続するそれだけを自らに課してこれからも

このblogを継続したいと思います。

 

今日は硬いお話でしたが、

またこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

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