師匠との再会

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眼石祝応のBLOG

師匠との再会

2022/06/12

本日のブログの難易度【★★★】

今朝の体重は78.4キロ。

今朝のyoutubeのチャンネル登録者数は1075人。

 

まダイエットもチャンネル登録者数も僕って人は

バズりませんね~。地道しか、継続しか取り柄が無いのかしら?

 

今日と明日がまた皆様のご投票の締め切りになりますので、

TheMostEmotionalEyewear2022、一般投票での

ご協力も重ねてお願い申し上げます。

 

さて昨日はなんか運命的な出会いを感じるお方とのご縁を頂きました。

お年は80歳、お話を聞いていても、頭が柔らかく、いくらお話を聞いても飽きない。

そんなお方でした。何しろ知識が豊富で、豊富なだけでなく、

常にアップデートする貪欲さも併せ持つお方でした。

 

その姿勢が僕が教わったドイツ式の先生、三邦堂の秋澤社長や

カールツァイスにいらした南沢先生。そのお二人の常に謙虚に学ぶ姿勢に

瓜二つだったのです。お陰で僕は何度も視力測定から脱線し、

ついつい聞き入ってしまう程に興味深いお話でした。

 

僕はこの間イノチグラスという新しい理論であり、

新しいレンズに触れる機会がありました。

 

そのレンズは、過去の理論からは考えられないような

革新的なアイディアと分かりやすい手法で

顧客の色に対する反応を見ていきます。

 

そういった新しい技術に触れた人の多くの人の反応を

開発者の灰谷氏はこんな表現で言い表していました。

 

「私の提案に9割の人は最初からあり得ないと拒絶し、

1割の人が半信半疑ながらも、一度試してみようと

実践されてくれました。」

 

とおっしゃっていました。実は灰谷氏と同じような経験を

僕も17年前に経験しています。ほぼほぼプリズムという度数を

組み込む手法が日本の眼鏡業界では取り入れられておらず、

プリズム=斜視の人に入れるレンズで眼科処方が主流でした。

 

今でもそれは変わりませんが、比較的僕の周りで

プリズム=ダメだと結論付ける人は減っていき、

なかには積極的にプリズムを推奨している人も

ちらほら現れました。

 

ただしマスのマーケットでプリズムが普及したのかどうかと言えば、

まるで普及していないと答えるのが冷静な認識でしょう。

 

昨日お会いした方も、その分野で〇〇メソッド

という方法を確立されていました。

 

僕は数年前にRTM式眼鏡調整法というやり方を自らに課したうえで、

その眼鏡調整法を推奨しています。

 

これはどんなやり方なんですか?と言われれば、

名前が全てであり、RTMはそれぞれ単語の頭文字をとって

命名しました。

 

R=Relax

T=Training

M=Master

 

それぞれを

 

緩めて

 

鍛えて

 

使いこなす

 

と訳しました。

これは僕のホームページ でも解説しているのですが、

ドイツ式が比較的プリズム処方に積極的で

プリズム処方の多くが筋肉を緩める効果が期待出来ます。

 

一方

米国式21項目検査はプリズムは極力避けて

ビジョントレーニングを推奨しています。

 

僕はどちらも一長一短ある事に着目し、

いいとこどりをすれば良いじゃん!

ってのが最初のポイント。

 

プリズム入れてトレーニングしたって言い訳で、

そもそもプリズムに否定的だから、

トレーニングを推奨している側面もある訳です。

 

では何故プリズムが日本では普及しなかったのか?

これは何回も説明しているので今回は省きますが、

一言で言えば、一度プリズム処方は日本で失敗した歴史があるからです。

 

っと答えます。

 

僕の師匠はそのドイツ式の普及を目指し頑張りましたが、

志半ばにして旅立ってしまいました。

最後は末期がんでしたが、酸素ボンベを加えながら僕に

その視力測定の様子を見せてくれました。

 

そんな先生と目の前のお客様がなんか重なって見えてしまい、

僕はついついお話に聞き入ってしまったのです。

 

話しの内容は濃すぎてここでは言えません。

全部言ったらあいすやべぇってレッテルを張られる事でしょう。

 

何しろ昨日の出会いで僕は自らをまだまだだと感じる事が出来ました。

お陰様でもっともっと貪欲に知識を得る事が出来るでしょう。

そういった意味で僕は昨日の出会いに感謝なのです。

 

それではまたこのブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

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