光刺激と感覚過敏

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眼石祝応のBLOG

光刺激と感覚過敏

2022/07/12

本日のblogの難易度【★★★★★】

今朝の体重は78.4キロ。

今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1117人。

 

何かととげとげしい世の中ですし、

他人を許容出来ない世相かもしれません。

 

それでも、時代の変化に変わりなく、

感覚が鋭敏過ぎて、生きづらさを感じている方が

少数ですが、いらっしゃいます。

 

そして不思議なのですが、

そういった方々の多くが

実際には殆どと言っても良いくらい、

 

遠視+外斜位

 

という組み合わせだったのです。

 

そして先日いらした21歳の学生さんも

光刺激に過敏なお方でした。

 

では、

 

屈折異常と感覚過敏に相関関係があるのか、

それとも無いのか?僕の様な零細企業だと

統計データーとして傾向をつかもうとしても、

分母数が少なく、傾向がつかみにくいと言えます。

 

ですから本blogの読者様にお伝えしたいのは、

僕の言っている事を鵜呑みにしないで欲しいという事です。

 

では早速そのお方のレフケラ値から見てみましょう。

他覚 R 0.25 -0.50 178   32.00 1.50 1.50
L 0.50 -0.75 14   32.00 1.20
R瞳孔径 9㍉ 角膜乱視 -1.25 168 夜間矯正視力 BE0.6 夜間近視 追加加算
L瞳孔径 9㍉ -1.75 14 R0.6 L0.6 S-1.25以上

このように裸眼視力に難が無いのが、

お若い方で、遠視系の方の特徴です。

 

視力に難が無い=良い目ですね。

 

っと結論付けているのが、今の日本の眼鏡事情でしょう。

実際にこの程度の屈折異常であれば、度付きの眼鏡は不要だと

感じている業界関係者もいらっしゃるのではないのでしょうか?

 

では実際に完全矯正値を見てみましょう。

両眼開放 R 1.25 -0.75 180     1.5 1.2
L 1.25 -0.75 15     1.2

ここで注目して欲しいのは、両眼視力が1.2しか出ていない事です。

ここで原則論ですが、

 

近視の眼鏡を掛けると:最初からすぐに視力は出る。

 

それに比べると

 

遠視の眼鏡を掛けると:最初は視力が出にくく、じわっと視力が出てくる。

 

という違いがあります。予想になりますが、今回のケースでも

普段は裸眼だったので、遠視は潜伏してしまい、力を入れて見る「癖」が

ついていたと予想します。その場合はその癖が抜けないと

狙った視力が出ないのだと推測します。

 

では斜位の方向と量はどうだったのでしょう?

眼位   測定 処方     測定 処方 目的距離輻輳量
R BI 10~8~6~6~5 1.5 R UP 0~0~0 0 15.1
L BO 2 L 0 自然発生プリズム
遠見眼位 -10 近見眼位 -18 HTF-AC/A比 3.20 輻輳近点 5 0.61

遠くを見た時の者医療が10△の外斜位。

近くを見た時の斜位量は

 

 

今回のご相談の内容は、

 

「眩しくて辛いので何とかしたい。」

 

というのがご要望でした。

 

その対策としては、TALEX社が指名買いでした。

 

今回はトゥルービューフォーカスという濃い目のグレーを選ばれたのです。

タレックスの定番ラインとしては、一番濃いグレーの色を選ばれました。

 

これで楽になって欲しいと思い、更に僕の次の狙いとしては、

実は遠視と外斜位が目の改革の本丸で、

遠視と外斜位を矯正すれば、

実は光刺激に対する反応も変わる可能性もあるという事です。

 

ですから今回のサングラスが気にいって頂けた場合には、

次のステップで無色のレンズで遠視と外斜位を矯正して

メガネを作ってみたらどうなるのかな?と夢想した次第です。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

 

 

 

 

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