メガネ業界の闇
2022/07/30
本日のblogの難易度【★★★】
今朝の体重は79.1キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1133人。
さてコロナがまた感染者が増えてきて、
お客様の来店回数がぐっと減ってきた
7月の月末でございます。(涙)
この第七波を嵐の様な物ですから、
通り過ぎるのを待つしかないのかな?
そしてこのコロナ禍に始めたYouTubeも
こうして来店状況が落ち着くと実は更新しやすくなったり、
他の事務作業もはかどったりします。
やれる時にやれる事をするしかありませんね。
では今日のTwitterの連続投稿をご紹介いたします。
(以下Twitterより転載開始)
業界の闇-1:日本の眼鏡業界が他国に比べて遅れている、というよりも、
日本一国だけ異質な眼鏡業界だ。それは他国に比して医療器具である筈の眼鏡が
極端に雑貨化した業界であるという事だ。雑貨化し低単価化し、
それを国民は歓迎した。便利な時代になったね。機械の進歩って凄いんだと結論づけている。
業界の闇-2:機械の進歩云々を否定するつもりはない、実際に昔なら時間の掛かった加工が、
お手軽になったと、その技術革新の恩恵を僕も受けている。
僕はその分できた余力をそれ以外に振り分け更に質を高めようと考えている。
それが僕が今考えている視力測定で、それを僕はRTM式眼鏡調整法と命名した。
業界の闇-3:多くのお店は、その余力を、手間を省けた=作業時間が減った。
だから売価を安く出来ると考え眼鏡の単価を下げた。単価を下げた分だけ眼鏡の機能性は低下した。
このデメリットを伝えず低単価のメリットだけを上手に伝えた会社、
つまり広報力に長けた会社が現在の日本の三強を構成している。
業界の闇-4:何故日本の眼鏡業界は、こんな歪な業界になってしまったのか?
ここから先は私見だが解説したい。業界に本来いらした中小零細眼鏡店の店主達が違いの分かる顧客を育てず、
ある意味御用達の商売をしていた為に、無知な消費者が大量生産された。これがそもそもの間違いだと僕は考えている。
業界の闇-5:御用達の商売とは、常連さんのニーズを正確にくみ取り、提案し、商品を仕立てていく商売だと仮に定義する。
眼鏡の場合には、フレーム選びで似合う似合わないをそもそも自分でジャッジ出来ず、
レンズ選びは専門知識が無いと自分に合ったレンズを選べないという商材としての特性がある。
業界の闇-6:だから消費者は専門店の店員にフレームとレンズそれぞれをどれにしたら良いですか?
と頼り店員は、顧客の無知に付け込み不要に高額なレンズ販売するなど一部の専門店でも、
そんなあくどい商売が横行した。店員に悪意なんて無く店員も無知で成績を上げる為にただ頑張っただけかもしれない。
業界の闇-7:実際に薄型化のレンズになんの意味もないのに、
その消費者にとって恩恵の無いレンズを販売出来る店員を業界をあげて育成し、
単価がとれる店員を会社は高く評価した。つまり会社で生き残る為には、
必要あろうと無かろうと、似合っていようといまいと高い商品を昔の眼鏡は推奨したのである。
業界の闇-8:高い眼鏡を買ってもレンズが薄くなっていないと不信を覚え、
似合っていると購入したフレームが実は似合っていないと友人知人に指摘されると、
あの店員は大丈夫かと訝しがる。つまり店と顧客の間に信頼関係が構築されなかったのだ。
業界に対する不信感がベースにあり今に至っているのである。
業界の闇-9:そこに、原則レンズはワンプライスで不要な単価アップのような接客はしませんよ
と提案したプライスショップは多くの国民に歓迎された。これはある意味必然で、
昔の僕ら中小零細眼鏡店の慢心や、顧客の無知に付け込む下心が、
顧客の不信を招き、一気にマーケットは激安店に移行したのだ。
業界の闇-10:僕らが生み出したとも言えるプライスショップに対して、
あんなの眼鏡じゃないと揶揄する業界人もいた、だが現実はそれを国民が選んでいる。そ
れは僕らに対するカウンターカルチャーであり、僕らは過去を反省し真摯な商売をして、
もう一度顧客の信頼を獲得する。それが改革の最優先事項だ。
(以上Twitterより転載終わり)
実はこんなお話は、以前にblogで何度もお話しています。
でも、実は人に物を伝えるって、同じ事を繰り返し繰り返し
何度もお話する事で初めて伝わるって、僕は教わりました。
そんなに面白くないコンテンツのこのblogを
そう毎日ご覧になる人なんて余程のレアキャラです。
だからたまたま見たblogで、別の事を言っていたとしたら、
それは今日のblogで言っている事は、その方には伝わらないのです。
なので、耳タコ話で恐縮ですが、
宜しくお願い致しますね。
それではまたこのblogでお会いしましょう。