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老眼バレ-6

三日間の台湾出張から戻って参りました。今回も実りのある旅でしたが、

僕は益々台湾が好きになっていきます。台湾で出会う人、景色、料理。

その全てが僕の心や体に力をくれます。

 

きっとこれからも台湾とのつながりは深くなっていくのでしょう。

 

つながりを深くするべきレンズとして僕は遠近両用レンズを

推奨しています。また、スマフォの普及は更にその必要性を

増しました。にもかかわらず旧態依然としていて、

かつ儲け重視の商業主義の情報に流され、

 

未だに遠近両用レンズは使わない方が良いと結論づけている人が

相当数いらっしゃる現状を僕は勿体無いと思っています。

 

さて今日はその世間に流布されている間違った知識、

その②について解説します。

 

先ずは間違った知識に関して忘れてしまっている方がいるので

おさらいしましょうね。

 

①遠近両用レンズは怖くて使えない

 

老眼バレ-1~5ではこの①について解説してきました。

 

今日はその②です。それは以下の通りです。

 

②遠近両用レンズを使うと早く老眼が進むから出来るだけ我慢した方が良い。

 

僕はこれを否定しています。そして先日受講した先生のお言葉を借りても

遠近両用レンズを使うことは、ビジョントレーニングの効果があるという

先生の解釈を僕は支持したいと思います。

 

つまり早くから遠近両用レンズを使った方が、先生曰く、

眼を下に下げる運動をし、それが習慣化するので、

遠近両用レンズに慣れやすい。

 

逆を言えば、単焦点レンズで手元用の老眼鏡を作ったとしても、

眼を下にはそこまで下げないので、殆ど首の動きでカバーしてしまい、

結果として、ご年配になってから突然遠近両用レンズを

使ったとしてもフレームの下部、天地で言えば、地の部分に存在する

お手元が快適に使える領域が使えないそうです。

 

ですからご年配になってからでは遅い場合もあると先生は力説していました。

 

では眼を下に動かす運動を下方回旋運動に関しては、

遠近両用レンズを使った方が訓練出来るので眼の動きが活発化するとしますが、

 

多くの方が懸念されていることに

 

「早くから遠近両用レンズを使うと老眼が早く進む。」

 

というお話なのですが、それは事実なのでしょうか?

実はこれに関して明確に僕は言いきれる資料がありません。

 

従って、推論で言いますが、

 

皆様も鵜呑みにしないでくださいね。

 

多分この検証は難しいのでしょうね。

 

例えば、

 

遠近両用レンズを50歳から使ったグループ100名と

 

遠近両用レンズを使わずに生涯過ごしたグループ100名とに分けて

 

調節力の変動を100名平均で毎年データー取りしたとします。

その研究を結論づける為には多くの方のご協力と、

途方もない時間がかかることでしょう。

 

少なくとも僕にはそれを研究する資金的にも時間的にも余力はありません。

 

では、本当に早くから遠近両用レンズを使うと老眼は早く進むのでしょうか?

 

その解説に入る前にそもそも老眼とは?

 

という基本から入りたいと思います。

 

老眼とは、ピントを合わせる力が、毛様体筋の老化と、水晶体の硬化の二つの作用により

減退し、近業作業時に目的とする視物が良く見えない状態を指します。

 

専門的用語では老視といいますが、よく誤解を招いていると思うのは、

遠視と老眼は一緒ですか?と聞かれる事です。

 

遠視とは、ピントを合わせる力を使わずに、無限遠を見た時に焦点が網膜より

後ろで結像されている状態を遠視と定義します。因みに網膜の手前であれば近視です。

 

老眼は、無緊張ではなく、力を使って目的距離にピントを合わせる力が足りなく、

手元の細かい字などが見え難くなる状態をさします。

 

遠視=無調節時に結像された焦点が網膜より後ろ。

 

老視=ピントを合わせる力が衰え、近くが見え難い状態をさします。

 

ややこしいのは、遠視の人も近くが見え難いと言うことがあるのです。

それは遠視の人の方が近くを見る時に、

近視の人より多くのピントの調節運動を求められるからなのです。

 

逆に近視の人は例えば、

 

S-2.00という近視の人にとっては裸眼での遠点という位置は50㎝になります。

実際には50㎝より少し内側で明視しだしますが、

計算上は50㎝が遠くの視界の端だとご理解下さい。

 

細かい計算は端折りますが、

 

この方が40㎝の距離を見る為に求められる力は

0.50ディオプターということになります。

 

では

 

S+2.00という遠視の人はこの近くを見る為にどのくらいの力を求められるのでしょう?

 

先ずは上の近視はマイナス、

遠視はプラスに符号が変化していることをご理解下さいね。

 

この遠視の人が40㎝を見ようとすると

 

4.5ディオプターのピントの調節運動を強いられます。

このお二方が同じ年であっても、この本来持っている遠視や近視の

屈折異常量に差異があれば、自覚としての老眼の感じ方がまるで

違っているという事を消費者が理解すべきでしょう。

 

よく聞く話ですが、50代後半の方で

 

「私は、全然老眼じゃないのよ。」

 

と得意げに話す方がいらっしゃいます。

そんな方の眼を見させていただくと

 

多くのケースで弱い近視の状態で、

遠くは良く見えないけど、近くは良く見える。

 

眼の屈折異常をお持ちなのです。

 

また近視性の乱視をお持ちの方も

近視の様に手元が見えることもあります。

 

ですが、乱視にしても遠くは視力が出にくいケースが多いのです。

 

つまり老視眼ではないと言われた場合には、

 

遠くも見える。

 

かつ

 

近くも見える。

 

という二つの条件を兼ね備えて初めて老視ではないと言いきれる

という知識を是非もって下さいね。

 

では老視が遠近両用レンズを使うと進行が早まるか?

 

というのが今日の本題なのですが、

 

今まで説明してきた経緯からすれば、

二つの要因で老眼は進行するとして

それらを分けて考慮する必要があることがご理解頂けると思います。

 

①毛様体筋の筋肉量の低下

 

②水晶体の硬化

 

①毛様体筋の筋肉量の低下については、遠近両用レンズを使うと

ピントの調節運動をサポートします。いわば杖です。ですからそのイメージ

からすれば、サポート無に頑張れば、多少老眼化は進行スピードを

抑えることが可能かもしれません。

 

ですが…。

 

その解説はまた次に、

 

②の水晶体の硬化については、遠近両用レンズを使っても

使わなくても硬化してきます。例えば10才の水晶体の柔軟性と

20才の水晶体の柔軟性でさえ、10才に比べれば、20才は柔軟性に劣ります。

つまり硬化していて、ピントの調節力は衰えているのです。

ですから、10才の子供にとっては、20才の人の眼は老眼だと思うかもしれません。

 

ですから、②に関しては僕は遠近両用レンズを使うと

云々という理屈は不自然に思います。

 

①については、確かに議論の余地はあります。

 

ところが、生活の質という観点からすれば、

まるで別の見解が見えてきます。

老眼を放置して生活の質が落ちていませんか?

 

という話です。

 

初期の老眼を放置すれば、それは当然見える見えないの前に

眼は疲れます。そしてそれを更に放置していれば、眼に掛けている

過度な負荷は、眼以外にも悪影響を与えるでしょう。

 

具体的には言いにくいのですが、敢えて言えば、

 

真っ先に考えられるのは

 

慢性的な頭痛や肩こりです。

 

これを放置して時に痛み止めを飲んでいても、

それでも老眼鏡を掛けたくないと言われれば、

それ以上僕は言える事はありません。

 

でも

 

出来れば薬なんて飲みたくない。健康的に暮らしたい。

 

もしもこう仰るのなら、

 

前向きに初期の老眼の時から遠近両用レンズを使う事を

僕はお薦めしますし、一日にPCを10h見るなんて

負荷を毎日掛けている様なIT系企業で働く方々は

 

それこそ20代から、遠近両用レンズを使う事も

グラシアスでは推奨したりしています。

 

増してや、老眼を放置していて、近視系の方々がよくやる仕草、

眼鏡を上に上げて裸眼で見たり、眼鏡を下げて上目使いにしたり、

その仕草の方が、より実年齢よりも老けて見えたりします。

 

そうなると老化の進行を抑える為に、老眼鏡を使わないという

選択が自らを老けさせてしまうイメージを作ってしまったりもするのですから、

こうなっては本末転倒とも言えますね。更に先ほど述べた目線を下方に移す運動に

とっては、老化を防ぐ効果もあるのですから、

 

遠近両用レンズを使う=老化が早く進むとは決して言いきれないと僕は思います。

 

何が本当で、何が自分にとって最善か?

 

数多くの選択肢があるなかで、何が自分にとって必要なツールなのかは、

正直言えば、正しい知識がないと選べないのです。消費者の自由に任せる

法制度や社会の仕組みは、僕にしてみれば、皆で崖に向かってあるいて

飛び降りる行為にさえ思えます。先に崖があるなんて誰も思っていないのです。

 

でも、実は…。

 

ね、知らないって怖いですね~。明日も続きますから

着いてきてくださいね。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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