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老眼バレ-7

今日は朝から30代の男性の検査をしました。

何でもお若いのに、眼圧が高く、一部視野欠損まで

緑内障は進行していたそうです。

 

緑内障は本当に怖く、多くのケースで自覚がないまま、

視野が欠けていくという恐ろしい病気だと思います。

 

何故、緑内障になるか、その原因が明確であれば、

対策も立てられますが、その原因が分からない、

若しくは一部は分かっていても、そのメカニズムで

全てを説明できないから困っているのです。

 

ただし、僕は以前にこんなデーターを見ています。

 

厚労省が出したデーターで緑内障の有病者数を各年度毎にグラフ化した

データーで、それはある時点から一気に右肩上がりになります。

 

また、今もあるかは不明ですが、総務省の出したPCの普及率、

これもある時点から右肩上がりになっています。

 

この総務省の出したデーターと厚労省の出したデーター、

その右肩上がりになっている年度はほぼ一致しています。

 

Windows95が発売されてからなのです。

 

他の眼の疾病は減少傾向なのに、

緑内障だけは右肩上がり、そしてその発病する年齢は

弱年齢化しています。二つのグラフを重ね合わせると奇妙な一致をみます。

 

僕はこの事からPC作業と緑内障が何かしらの関連性があるのか?と疑っています。

 

ではPCを見ている時と、

 

遠くをぼっーっと見ている時に

 

眼に課している仕事としては、何をしているのでしょう?

 

1)先ずはピントを調節しています。

 

2)近く(モニターの位置を40㎝~80㎝程度に設定している方が多い。)

を見る事が多いため、目線を内側に寄せている、つまり寄り眼している。

 

3)虹彩という器官が眼に入る光の量をコントロールしている。

 

4)自律神経を交感神経主導から、副交感神経主導に切り替える。

 

以上の1)~4)までの変化を無意識に、あくまでも無意識下で

コントロールしています。そこで僕は先ほど説明したグラフに

基づき、10年程、この1)~3)までの運動量を減らす眼鏡を作っています。

 

4)に関しては、どの程度スイッチの切り替えをコントロール出来ているのか

正直把握しようがありません。それこそ、脳波をとればわかるのかもしれませんが、

ですからこの効果を僕は少なくとも今は解説出来ないのです。

その点どうかご理解下さいね。

 

では、今日の本題ですが、以下の通りです。

 

③遠近両用レンズを使うとレンズの下に窓みたいな別のレンズがついている

から、遠近両用レンズを使うとすぐに老眼とばれて嫌だ。

 

元々遠近両用レンズは日本では生まれた訳ではなく、エシロール社のバリラックス

というレンズをHOYAさんが技術を輸入して日本での遠近両用レンズの歴史が

スタートしました。当初はレンズの設計も今と比べては品質が低く、

かつ、僕ら眼鏡士のノウハウの蓄積にも相当の時間が掛かったようです。

 

これが具体的に何年前か、実は僕はちゃんと聞いた事がありませんが、

よく聞く大雑把な数値は3~40年前と聞いております。

 

では今日の本題③ですが、今説明したHOYAが輸入した遠近両用レンズは

累進設計と言って、あるところを境にゆっくり度を変化させるレンズを

さします。その変化の度合いを僕は階段ではなく、坂道ですよ~。

と説明します。この坂道を緩やかにするということは、

要因②~加入度や度数の設定で歪みの量をコントロールできる事実。

 

という項目で説明しました。坂道を急にしたり緩やかにレンズを発注する

時に僕らは調整可能ですよ~。という事でした。

 

本題に戻ります。

 

では累進設計の遠近両用レンズには明らかに外から遠近バレする

構造があるのでしょうか?それが無いのです。導入後何十年も

経っているのに、この一部に小窓の様な構造があって、

遠近両用レンズを使うといかにも「私は老眼です。」と

宣言するかの様で嫌です。

 

と思っていらっしゃる方が相当数これまたいらっしゃいます。

これは全て僕ら業界側の責任で、その新商品であったり構造の

存在を知らしめる努力がまるで足りていないことに原因があると

僕も承知しています。いくら僕がこんなblogで一生懸命書いても

世間の常識をひっくり返す事は不可能に見えます。また可能だとしても

相当の時間が掛かるということは覚悟する必要があるようです。

 

実際に僕がWEBでこの累進設計の遠近両用レンズについての

解説はそれこそ、前のblogも併せれば何十回もblog記事にしていると思います。

それでも未だに遠近両用レンズを使う云々の間違った知識は

無くなりません。それは未だにレベルの低い知識で遠近両用レンズを

作成している方々がいらっしゃり、今の今、遠近両用レンズを怖くて

掛けられないという人たちが大量生産されているからです。

 

以前のレンズは確かにダメだったかもしれません。

でも今のレンズだって僕の説明してきた経緯が正しければ、

作り手のノウハウの蓄積がなければ、まるでダメだという評価を

貰ってしまう可能性があるという事です。

 

これを防ぐために僕は遠近両用レンズを正しく作れる

一定以上のレベルの方を第三者機関により資格化し、

その認定された眼鏡士で遠近両用レンズは作りましょうと

広報するくらいの事までやらないと遠近両用レンズ難民は

これからもあふれ出てくるでしょう。

でもそんなの僕一人の技術では決して出来ないでしょう。

 

僕の力不足を痛感するところです。

 

ともかく、今回のシリーズで言いたかった事は

皆様の知識を一回、アンインストールして、

新しい知識を再インストールする必要性があると

僕は感じているという事です。

 

長々と失礼しましたが、冒頭の緑内障の例を挙げるまでもなく、

遠近両用レンズが普及していない現状が皆さまの生活の質を

低下させる方向に大きく作用し、

 

結果的に国を挙げて生産性低下に向かっているという事を

僕は悔しく思い、何とかならんかと

焦っている僕をどうかご理解いただければ幸いです。

 

取り敢えず老眼バレシリーズは今回で終わりますが、

同じネタでもblogという性質上何回も書かないと

なかなか伝わらないと承知していますので、

また新商品が出た時にでも告知と併せてご紹介しますね。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

遠近両用明視域図

遠近両用レンズ構造説明図

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