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恒常性斜視、間歇性斜視。

本日のblogの難易度【★★★★★】

 

昨日いらした方は、吉祥寺の眼鏡屋さんからのご紹介、

過去に斜視と診断されたことがある方で、

本当に斜視なのか?見て欲しいと言われました。

 

早速見てみましょう。

 

【レフケラという簡易に測定出来る機械の数値】

屈折 SPH CYL AX ADD PD 片眼視力 両眼視力
他覚 R -0.75 -0.50 71 29.50 0.80 1.20
L -0.75 -0.50 121 29.50 1.00
角膜乱視 R -0.25 178
L -0.75 170

 

今の眼鏡は勿論手元は良く見えるけど、でも遠くにピントが合わないで

クラクラして辛い。結局使えるシーンがあまり無く使っていないと仰っていました。

 

どんな眼鏡を使っているのでしょう?

 

【今お使いのメガネの度数】

旧度 R 1.02 -0.01 0 29.50
L 1.01 -0.01 0 29.50

 

これだと遠くの視力は出ませんね。SPHというのが近視や遠視を表す物なのですが、

マイナスからプラスに変わっていますし、左右同じ度数である事が見てとれます。

若しもS-0.75がこのお方の近視の量だとすると

 

S-0.75 と S+1.00 の間には+1.75の開きがあります。これが老眼鏡の度数です。

よく出来合いで+1.00 とか +1.50 とかありますね。S+1.75とは+2.00と+1.50の

間の度数という事です。

 

ここで話はくるりんぱと変わりますが、出来合いの老眼鏡、(百均とかホームセンターに

売っている奴です。)あれはあれで割安で取り合えず見える老眼鏡が欲しいという方には

良いのかもしれませんが、一方、こだわって作っている僕らからすると

何かと問題があるのも事実です。これは皆さんにも知っておいて欲しいので、

簡易に説明しますから是非ご一読下さい。

 

【出来合いの老眼鏡の問題点】

①度数に左右差がある方が圧倒的多数にもかかわらず、

左右同じ度数でしか品揃えされていない事。

②乱視がある方に乱視入りの老眼鏡が提案出来ない事。

③瞳孔間距離と言って左右の黒目の中心と中心までの距離が一般的な平均値に留まり。

多くのケースで平均値と違う瞳孔間距離の方々にとっては

光学中心という一番光学性能の高いレンズ部位を通して対象視物を見られない事。

④③の事由により、不要なプリズムが入ってしまっている事。

 

上記の①~④の理由により、僕は出来合いの老眼鏡はお薦めいたしません。

因みに今回の方は出来合いの老眼鏡を買えば、①~④まで全て該当します。

ただし今回は量販店で作成されたということなので、瞳孔間距離は合っていました。

従って①と②が問題であるという事です。

 

何故か?レフケラで見れば左右同じ度数だし、問題だとは思えない。

と思いますか?では完全矯正値を見てみましょう。

両眼解放 R -0.75 -0.50 70 59.0 2.0
L -0.50 -0.25 120

っとこの様に精密な検査をすると、近視も乱視も左右差がある事が分かりますね。

 

これは両眼開放屈折検査という検査をすると、左目の緊張が取れた状態での

視力が出やすいと思ってくださいね。

 

っとここまでがイントロで、今日のお題目は、

 

恒常性斜視か間歇性斜視か?とえらい難しい言葉ですが、

 

別の言葉で言えば、

 

いつも斜視かたまに斜視か?と捉えてもらってもそれ程的外れとは思えません。

 

んでもって今回のケースはお客様は5つの眼科医を周り、そしてそのうちの一軒の眼科医の先生に、

あなたは斜視だと言われたそうです。そして僕が見る限り、勿論斜位はあるものの、

斜視という状態は検査の最中一切見つけられませんでした。

 

ではこういったケースでは

 

あなたは斜視ではない。と言いきって良いのでしょうか?

実はそうではないのです。

 

たまに斜視になる人がいるのです。

 

例えば、

 

疲れた時、

 

お酒を飲んだ時、

 

寝起き、

 

こんな時に物がダブって見えたりする人がいると理解してください。

ですから眼科医の中で見解が割れたのも、一つの眼科医に掛かった時だけ、

斜視になっていたという可能性があるのです。

 

その可能性がある一因として、

 

斜位量が少し多めだった事、これが弱い根拠としては成立するのです。

 

では実際にはどんな眼鏡を僕は作ったのでしょう?

 

【実際に作成した度数】

処方値 R -0.25 -0.50 70 1.00 29.5
L 0.00 -0.25 120 1.00 29.5

 

この上記の度数に加えてプリズムを入れています。右目にベースイン1.50△、

左目にベースイン2.00△。これで眼が外れにくくなります。

 

では何故+1.00という加入度を入れたのでしょう?

 

それはピントの調節に疲労を感じるお年頃(43才)である事。

そしてピントの調節と寄り眼は連動し、

今回のケースではピントの調節を助ければ、

寄り眼もよりスムーズになる事。

 

このご報告がどこかのお店の

どなたかのお役に立ちますように。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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