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眼球の大きさが違う

本日のblogの難易度【★★★★★】

 

今朝の体重は75.6キロ。

ふむ、高止まりで安定、

多少の波や変動がないとつまらんな。

 

さて、波や変動が無いに越したことはないのが、

眼の度数ですが、二つの変動期にサンドイッチされて

20才から40才(諸説あり)までは安定期だと説明してきました。

 

昨日いらした方は47歳で今は就職活動中で

諸々勉強中だと仰っていました。

 

ご相談の主訴としては、

眼科を受診したが、左右の眼球のサイズ差があり、

その為両眼視出来ていないという診断結果でした。

 

実際にレフケラという簡易に測定出来る機械で見てみるとこんな度数でした。

屈折 SPH CYL AX ADD PD 片眼視力 両眼視力
他覚 R 0.75 -3.25 1 34.50 0.40 0.40
L -6.00 -2.25 7 34.50 0.03
角膜乱視 R -2.75 176
L -2.25 6

裸眼視力を見ても、このレフケラの度数は多少は参考にしても良いかな?

と思ったのがファーストインプレッション、

そして、僕はこの度数差を見て、不同視かつ不等像視が

生じていると予想し、弊店でサービスしている

アニサイクルレンズの説明を始めました。

 

難しい言葉が出てきましたね。

 

不同視

 

不等像視、

 

それぞれを簡易に解説します。

 

不同視:左右の目に生じている屈折異常の量に度数としての左右差がある状態。

諸説あるが、日本で一般的な度数差は±2.00以上と定義付けされている。

 

不等像視:何らかの理由で、左右の目で捉えた像にサイズ差がある状態。

理論上は3.5%のサイズ差があると両眼視を阻害すると言われている。

 

とこのような解説になります。

お医者様は不同視だと判断し、

眼球の大きさ、更に正確な言葉を使えば

 

眼軸長に左右差が有る眼だと診断したようです。

 

等価球面値という度数に左右の度数を変換してみます。

等価球面値という乱視と近視や遠視の度数を合算して

左右の度数差を分かりやすく数値を変えてみます。

 

等価球面値 R -0.63
L -7.13

 

-7.13と-0.63の差は?
S-6.50の差ですから
立派な不同視だとこの時点で定義付け出来ます。
ところが、僕はこのレフケラという簡易な測定機の
出した情報から読み取れるのはここまでで、
眼軸長は測定していません。
つまり不等像視の有無はこの時点で把握していないのです。
そしてそれは度数差だけを見て眼軸長に左右差があると
診断したお医者様も同様な可能性があります。
眼軸長の測定機は何百万円かしますし、
僕はその機械は欲しいのですが、
お医者様で、それを使いこなすのは
経営という観点からは難しいかもしれません。
ですから私の知る限り、
眼科に眼軸長測定機を設置しているお店は
少数派と言えます。
実際に眼軸長を測定したかどうかは、
今回のケースは不明です。
不明ですが、
実は一つ事実があります。
このお方は不同視でしたが、不等像視では無かったのです。
従ってアニサイクルレンズも不要でした。
実際にどんな屈折異常があったのでしょう?
そしてその左右差はどの程度だったのでしょう?
暫定度数 R 0.75 -2.75 1 1.00 1.0
L -6.00 -2.25 6 1.00
こんな度数でした。右目は若干の遠視と近視性乱視。
左目は近視と乱視を併せ持つ眼です。
この状態で[・]視標という物で左右の像倍率に差があるとチェックすると
左右差は本人の自覚を頼りにすると一切左右差無、同じ大きさに見える。
と仰っていました。
ではこの方は両眼視をしていたのでしょうか?
いえ、左右の視力差が大きいが故に
裸眼では最低限の生活視力は維持していたとしても、
左目は正直遊んでいたと言えます。
では上記の暫定度数を入れると両眼視を始めたのでしょうか?
答えはイエスです。
ですが、両眼同時視という状態に終始しました。
つまり両目で捉えた画像を重ね合わせてみる融像
という機能を使っていなかったのです。
では視力差が無い、
サイズ差もない。
こんな状態で融像を阻害する要因は何だったのでしょう?
それは上下斜視でした。
更に具体的に言えば、
右眼上斜視という状態で
右眼が上に逃げて、
左眼が下に逃げてしまう状態で、
物がダブって見える状態だったのです。
この状態を複視と言います。
片目が遊んでいて、右目だけを使っていた状態を
抑制
といいますが、
抑制から一歩ステップアップして両眼同時視に
進んだのです。そしてその上下のずれを矯正すると
融像がその場で始まりました。
この様に左右の度数差があるから=不等像視と
考えがちですが、少なくとも今回はきっちり矯正しても
何も問題なく融像まで持っていけました。
ついつい僕も不同視だと、諦めがちですが、
もう一度ふんどしを締め直せねばと思った次第です。
今回の眼鏡はこのお客様の生活の質を劇的に変えるでしょう。
それはもしかしたら大きな波の様に感じて戸惑うかもしれません。
それでももしも僕の設定したハードルを越えて頂ければ
なんらかのプラス効果をもたらすでしょう。
慣らしは大変かもしれませんが、
頑張って下さいねと願うばかりです。
このご報告がどこかのお店の
  どなたかのお役に立ちますように。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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