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遠近を諦めるな

本日のblogの難易度【★★★】

 

今朝の体重は、またまた測定し忘れてる。

いかんいかん、緩んでるな。

ふんどしを締めなおす必要があるのでござる。

 

2/8が創業記念で、今年は15周年、

2/9から16年目のスタートをきった僕なのですが、

創業当時に事業計画書という物を作成しました。

 

そこで弊社の武器として

 

両眼視機能検査の実施

 

ハイカーブレンズの度付き処方

 

更に短い累進帯での遠近両用レンズの作成

 

という三つの武器を掲げ、正に三本の矢の戦略で

皆様に提案した事を僕はよくよく覚えております。

ここで一つ解説が必要ですね。

短い累進帯とは何ですか?っつう話です。

 

遠近両用レンズはどんなレンズって

実はこのblogでは繰り返しになるのですが、

こんなレンズです。

 

遠近両用明視域図

上の青のエリアが遠用度数、

 

そして黒目の中心から、2~4mm下がったところから

度数が変化しています。近視なら度は弱くなり、

遠視なら度が強くなるように変化すると思ってください。

 

そして中間を通り、下の黄色のエリアが手元を見るエリア。

では赤や緑、紫の線は何を意味しているのかと言えば、

青〇、ピンク〇、黄色〇は明視域と言いますが、

赤、緑、紫の線の領域を収差領域と言います。

 

先ほど縦に度数が変化していると説明しましたが、

この収差領域では、原則遠くも近くも見えません。

どの距離にもピントが合わないと理解してください。

 

それはその方にとって不要な乱視度数が入っているからと

その見えない理由を説明出来ます。

 

この様に単焦点レンズなら広くある一定の距離なら

レンズの端までくまなく使えるのに、

 

遠近両用レンズは端の部分に見え難い領域があり、

それは不満足要因です。

 

でもだからといって、=遠近両用レンズは使えない

 

と結論づけるのは、僕に言わせれば極論で、

実際にはその遠近両用レンズのお蔭で生活の質が上がり、

豊かな暮らしに繋がっている方は沢山いらっしゃいます。

 

それなのに、あ~それなのに、一昨日いらした

お客様はこう仰います。

 

「僕は、遠近両用レンズを作ったら、全然使いづらいし

歩きにくいし、もう沢山だよ。」

 

ところが、こう言われる方のしつらえたメガネを見ると

上級者向けの遠近両用レンズを初めて遠近を使うという状況なのにも

関わらず、そういった度数設定になっている事が多々あります。

 

初心者は初心者向けの度数設定にすれば良いのです。

 

例えば、上の写真で言えば、上級者向けの度数設定にすると

赤い線の内側のみ明視域です。

 

でもこれを初心者向けに設定すればどうなるのでしょう?

 

一気に紫の線のところまで明視域が広がります。

これなら視界も広いと感じますし、歪みも少ないと感じるでしょう。

 

では、度数設定を初心者向けに設定すればオールOKなのでしょうか?

 

いえ、違います。弊店では周辺視力という物の測定もしていますが、

その周辺視力の程度によっては多少の視野内の歪みでも

非常に違和感が強く出る方がいらっしゃいます。

 

そういった方に限らず、初心者の方は、歪みを敏感に感じやすい方が多いのです。

その為、僕はいつもこうやって説明します。

 

「初めて遠近を使う方であれば、レンズは極力設計の良い物を使った方が

クレーム比率は下がり、満足度は上がります。それは良い設計のレンズを使った方が

歪みが減り、しっかり見える範囲が広がるからです。」

 

まとめると

 

①度数は遠くも近くもと欲張らず、初心者向けに設定する事。

 

②レンズの設計は、ご予算の許す範囲で極力良い品を選んだ方が、

満足度は上がる事。

 

この2点を留意してレンズを選んで欲しいと思います。

少なくともあるお店で駄目だったから、

自分は遠近両用レンズは使えないと

結論づける必要性はまるで無いという事です。

 

それではまたこのblogでお会いしましょう。

 

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