ALSに関して僕が出来る事
2024/04/07
本日のblogの難易度【★★★】
今朝の体重は82.0キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は1968人。
実は昨日の朝から今まで、およそ24時間何も食べていない、
何か胃の調子が悪く、胃もたれ気味だったから。
絶食って奴?
何しろ食欲の塊みたいな僕だから、
その欲を断つのにはかなりのストレスが押し寄せるかと思いきや、
意外と普通に物を食べずに生きていられる。
それはともかく、昨日いらした方は
ALSを三年前に発症し、呼吸器をつけて電動車椅子でご来店頂いた。
以前に僕の友人の息子さんが生まれつきの脳性麻痺で
電動車椅子でご来店された時に、今の視力測定環境では、
検査すら出来ないと痛感し、即測定テーブルを外し
環境を整えた、つもりだった。
でも実際にはそれでも駄目で、もっと広く動線を確保しないと
スムーズに視力測定に入れない、正確に言えばポジション取りが出来ないと
気付かされた。これを更に改善しようと思えば、
引っ越しをする位の覚悟で取り組まないといけない。
何しろ今日blogで書いている事は僕にとっては備忘録、
今回車椅子でご来店されるお客様をお迎えするにあたって
改善点があるのであれば、決してそれを忘れてはいけないと僕は思ってる。
昨日いらした方は据え置き型のレフケラトメーターは一切使えず、
ハンディレフケラでないと測定できなかった。でも僕は車椅子でご来店までは
承知していても、ALSまでは想定していなかった。痛恨の極みである。
ご予約受付時に、その確認を入れるべきと猛省したのだった。
今回は、幸いにも今お使いの眼鏡があり、その度数が合っているかどうかを
レチノスコープで見て、それ程ずれていない事が確認できたので、
今回はお手元40㌢で視線でデジタルデバイスが入力出来る、
アイトレーサー用の眼鏡をお作りさせて頂いた。
これをご覧になっている方で、若しもALSの方がいらっしゃるのであれば、
残念ながら、スムーズにはお店の視力測定スペースに入れない事を
どうかご容赦頂きたい、僕はこの環境を放置したいとは思ってもいないが、
一方だからといってすぐに引っ越しをする訳にもいかない。
僕は妻が障害手帳を持っている都合上、バリアフリーであり、
段差のない店舗環境を意識しているし、ユニバーサルデザインは
お店にも一貫するべきだと思っている。
でも現状は不十分だという事が痛い程に露呈してしまったのだ。
これは何とかしないとと気は逸る。
それでもALSの方のお困りを解消したい思いは勿論あるので、
若しもお困りの方がいらしたら、お気軽にご相談頂きたい。
僕は、小説を趣味で、あくまでも趣味で書いているが、
全身麻痺で、意思疎通が出来ない少女が、
瞬きをモールス信号に設定してご両親に産んでくれて
ありがとうと感謝を告げるシーンがあったが、
今回もまさに瞬きでYESとNOを伝え合うやり取りだった。
これを僕も次回に活かす為に忘れずにいようと思ったのだった。
今回は文字盤を使って、目線で意思疎通をしていた。
これも覚えておこう。
僕は店舗改装とハンディレフケラを次回は忘れない事。
これを肝に銘じたい。