矯正視力は一番強くが最適か?

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矯正視力は一番強くが最適か?

2024/05/03

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【眼積祝応の今朝のtweet Vol-55】

 

今朝のtweetです。

お客様からのご質問コーナー-2:実際メガネでどのくらいの視力を出せばいいのか?

視力強すぎるとかえって裸眼時の視力がどんどん悪くなるイメージがある。

 

はい、眼鏡評論家の眼積祝応がお答えします。

以下、回答になります。

 

そもそも強い眼鏡が視力低下であり近視進行を促すかどうかに関しては

諸説あるとしか言いようがありませんが、

近視の進行期に遠くに焦点距離を合わせて、

近視の完全矯正値(=最高視力で最弱度)に設定した場合に、

遠くをずっと見ているのであれば、

その方が近視進行抑制効果があると僕は感じています。

 

ところが、近視進行期(20歳までと言われている)は、

多くのケースで学生さんで、授業を受けて勉強をする機会が多いでしょう。

 

すると黒板を見ながら、ノートをとる。または家では予習復習で教科書とノートをつける。

意外と現代社会では近くを見る事が多く、更に授業中でもiPadなどを駆使します。

 

加えて、switch等のゲームをしたり、狩猟採集の時代でもあるまいし、

今は近くを見る事が増えてきました。

 

その近くを見る為に、最高視力が必要か?とここで論点が生じます。

少なくとも遠方に合わせた最高視力でなくとも近くのノートやゲームは見えます。

 

ここから先は私見になりますが…、

 

僕の考えを簡易にまとめれば、

 

遠方視力低下の一因として近視進行が考えられますが、

近視進行は目の何かしらのコンデションが悪化したと多くの人は考えます。

でも僕は違うと、「近視進行は手元を見る為に最適化し、適応したのだ。」と考えているのです。

 

その状況下で、せっかく手元に合ったのに…、

 

また焦点距離を遠方に合わせる、そこでまた目を

近くを見るに最適化=近視進行させてしまうメカニズムは僕が見る限りはある様です。

 

その詳細を僕はnoteにまとめていますのでご興味ある方は長文ですが、ご覧ください。

 

https://note.com/jiroito/n/nfad28bb2fb94

 

noteで書いている事をまとめると、近視進行過程にある場合には、

子供でも遠近両用レンズとベースインプリズムで

ピントの調節と寄り眼の筋肉の運動量を減らしてあげる事で、

近視進行スピードが低下する事が香港のドクターの治験により

証明されたことを僕の過去の経験を交えながらご説明しております。

 

近視進行そのものが無くなるという時代にはまだ至っておらず、

むしろ世界的に近視の低年齢化、強度化がトレンドの様です。

 

それはデジタルデバイスの普及と、多様化、それにより、

目的距離がより昔に比して手元に変化し、

近視化のトレンドは、その世相を反映していると僕は思っています。

 

強度の近視が緑内障や、網膜剝離の大きな誘発要因である事を考慮しても、

近視の強度化は防ぐべきだとは思いますが、

一方、多少の近視化は、デジタルデバイスに最適化した

適応現象だと考えてみてはいかがでしょうか?

というのが僕のまとめになります。(以上Xより転載終わり)

 

遠くが見えなくなる事に恐怖を感じている方に対して、

少しでもその恐怖が和らげと願いながら、呟いていました。

表題の回答に関しては、視力はどの程度が最適か、

それは人それぞれだというのが答えになります。

 

でも一つ言える事は遠くが見えなくなる事に恐怖を感じている人程、

遠くを見たいと執着しています。執着したから、近視化したのか、

近視化する事に恐怖を感じて現状維持や視力改善に執着するのか、

一眼鏡屋の店員から見ると遠くを見る事に執着している人程、

近視が強度化しているように見えます。

 

鶏が先か卵が先かのお話の様ですが、

 

近視進行のメカニズムは例えば姿勢の乱れや、

生活習慣等に起因する複雑な仕組みだと感じていますが、

一つの要因としてはこの執着が近視を進行させているように見えます。

 

そしてこのへばりつく様な拘りこそが近視を進行させているとするのなら、

どうか皆様は、遠くを見える目が良い目で、視力低下した強度近視の目は悪い目だ。

などと思わずに、それも含めて自分何だと、

 

背が高いとか低いとかで悩んでいるのと

近視の強弱で悩む事って僕からすれば似ています。

 

眼球の形により近視の度数が決まる、つまり目の形、

容姿とは違うにしても体の個性だと思うからです。

 

ですから近視の目を否定する事は自分自身を否定する事にもなるのです。

そして前提として日本では常識とされる視力至上主義、

これが皆様にヘドロの様にこびりつき、

自分は目が良いとか悪いとかを論じています。

 

視力は近視進行によっても低下しますが、

一方視力の決定要因はもっと複雑で、

近視の度数だけで視力が決まる訳でもないのです。

 

僕は眼鏡屋として近視進行抑制を目標にはしますが、

皆様は、それも含めて自分なんだとご自愛頂ければ嬉しいなと思います。

 

一つだけ言える事は、裸眼視力が低くとも僕からすれば

素晴らしい目だと評価する方はいくらでもいるのです。

あのイチローさんも視力はそれ程良くなかったとお聞きします。

 

視力に囚われるな、これが今日一番言いたかった事なのです。

それではまたこちらでお会いしましょう。

 

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