両眼視機能検査とその温度差。
11年前にオプテリアグラシアスは開業しました。当時は右も左も分からないあんちゃんだった僕はただただ必死に
仕事をしました。お蔭さまで激戦区でもある吉祥寺で11年も続けられたのは支えてくださったお客様からの賜物だと
承知していますが、それにしても不思議なのは、技術も知識も経験もない僕が何故この吉祥寺で生き残れたのでしょう?
自己分析するしかなく、真相がつかめているかどうか甚だ不安ですが、一つだけ思うことは、僕は師匠(新宿 三邦堂)
に教わった検査法を忠実に再現してそれをなぞっただけなんですね。
それを実践してみると不思議なことが次々と起こりました。
「今まで経験したことがないくらい快適だ。」
「原因不明の頭痛がぴたっと止まった。」
「長年悩まされていた肩こりが嘘のように改善した。」
この他にも枚挙にいとまがない程に有りがたいご報告を頂きました。僕は半信半疑でこの検査を始めたものの、
何故そんな事が起こるのか、当時の僕の頭はパニックになりましたし、今でもその原因はわからずじまいなのです。
この経験が元で僕は、こんなに喜んでもらえるんだったら、是非皆に知ってもらって微力ながらも普及の
お手伝いをしようと思い立ったのです。
そして時はさっと11年流れ、今では一緒に検査を勉強する仲間も増え、ネットで両眼視機能検査と検索をいれれば
僕のお店だけでなく、多くのお店がその検査を取り入れているのが皆さんにも見て取れると思います。
ところが、11年経ってみて思うことは、一口に両眼視機能検査と言っても、うまく言えないのですが、温度差の様な
物を僕は感じています。また流派の違いで、同じ両眼視機能検査と言っても検査法も対策としてのアプローチも
変わっているのが現実なのです。僕は自分の検査法が絶対だとも思っていませんし、検査理論が完成しているとも
思っておりません。ですから自分と違うという事で誰かを非難したりはしたくありませんし、その批判の根拠すらありません。
問題は、その温度差や流派の違いを消費者が見て理解できないことに大きな歪みが生じていると僕は思うのです。
買って使ってみないと分からない、メガネという製品はその性格上、試飲や試食が出来ずにお試しできない商材です。
ですから皆困っているのです。いつの日か、この間チラッとふれたメガネ屋版ミシュランガイドを作る必要があるようです。
どなたかやってくれないかな?と他力本願してみます(苦笑)
話を戻します。ではその流派とか温度差って何なのでしょう?
例えば、ある一つの視標を用い、眼のある機能を測定したとします。でも検査項目は何十項目もあるのですが、
そのどれを重視して、どれは参考程度、若しくは、その一つ検査そのものは不要だからと言ってやらない眼鏡士も
います。この差異を僕は温度差として感じていますし、流派が違えば、検査項目もガラッと変わってしまうのです。
この眼鏡士の数だけ解釈の数がある事そのものは現状仕方がないかなと思っています。今は雨後の筍の様に
検査というものにもう一度着目して顧客に奉仕しようと多くの会社が必死に取り組んでいるからです。
ですが問題は、そのそれぞれの意見をぶつけあう場所が無い事、これを僕は問題視しています。
僕は小さな小さな勉強会を主催し、量販店や全国の眼鏡屋さんと意見交換をする機会がお蔭さまで
多いのですが、その小さなコミニュティーの中でも意見の相違は数多く存在する事を
ご報告させて頂きます。
僕の最初の目標は両眼視機能検査と検索すればわんさか検索に引っかかる状態を作ること。
これを第一期の目標とするならば、
皆がそれぞれのお店で蓄積したノウハウを共有する場を作る事。
これが僕にとっての第二期の目標になるのです。
意見を戦わせ、優劣をつけるというよりも、こんな事例があったというまずは事例報告で充分だと
僕は思います。そんな会合する組織を作るのはまた大変なのだろうな?と想像しただけで心臓が
チクリと痛みます。
今日消費者に伝える現状報告としては温度差は無数に存在しますが、流派は大別すると二つになります。
①アメリカ式=日本では主流と言えます。プリズムの処方比率はおよそ20%、トレーニングで改善させようとする
眼鏡士が多いですが、問題はトレーニングを指導出来る人材不足が生じている事です。
②ドイツ式=日本では亜流というか少数派ですが、特徴としてはプリズム処方にノウハウの蓄積があり、どちらかというと
トレーニングに否定的です。プリズムの処方比率としては50~80%、これは構成される顧客の年齢層によって
変動します。高齢者が多くなればプリズムを処方する比率は原則上がります。
③グラシアス流=お恥ずかしいのですが、グラシアスドイツ式ベースでスタートしましたが、アメリカ式も今、懸命に
学んでいます。そしてその両者のいいとこどりをして日本式の検査理論を構築して世界に発信しようぜ!
と意気込んでいます。プリズムもトレーニングもという事です。他の文化を取り込み、
日本流に仕上げ、本家を上回る。これこそ、日本の得意なやり方だと思うからです。いつの日か、
日本の眼鏡業界ってすげぇ~って世界の人に言わせたいですね。世界中から日本に眼鏡を
作りにくる時代になるのです。現状はアジア圏からはすでに
そうなっていますね。これを欧米からもくるようにするのが僕の夢です。
ですからこの記事をご覧になって他店にお問合せする時は、あなたのお店はアメリカ式ですかドイツ式ですか?
と聞いてみてください。そうすると上記で説明したようなことからある程度の傾向がつかめると思いますよ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
https://opteria-glassias.jp/
住所:〒180-0004 東京都武蔵野市
吉祥寺本町1-11-21せのおビル1F
TEL:0422-21-6755
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
opteria-Glassias(オプテリアグラシアス)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-21‐1F
NEW
-
05.Oct.2026
-
眼鏡と見た目の関連性...要約:眼鏡と見た目の関連性は、フレームの形だけでなく、目...26.Sep.2026
-
老眼鏡をかけるタイミ...要約:手元の文字を離す、夕方にピントが合いにくい、眉間が...19.Sep.2026
-
子供の視力低下、原因...要約:子供の視力低下はスマホだけが原因ではありません。目...12.Sep.2026
-
スマホ老眼を予防する...要約:スマホの文字がぼやける、目の奥が疲れる、首や肩がこ...05.Sep.2026
-
ビジネス用の眼鏡選び...要約:ビジネス用の眼鏡選びは、相手に伝わる顔まわりの見え...31.Aug.2026
-
眼精疲労の対策は目薬...要約:夕方になると目が重い、目薬を使ってもすぐ疲れる場合...24.Aug.2026
-
デスクワークで続く疲...要約:デスクワークで疲れ目が続く原因は、画面を見る時間だ...17.Aug.2026
CATEGORY
ARCHIVE
- 2026年10月1
- 2026年09月4
- 2026年08月5
- 2026年07月5
- 2026年06月6
- 2026年05月1
- 2026年04月1
- 2026年03月1
- 2026年02月2
- 2025年12月5
- 2025年11月2
- 2025年10月5
- 2025年09月4
- 2025年08月4
- 2025年07月14
- 2025年03月11
- 2025年02月1
- 2024年12月1
- 2024年11月4
- 2024年10月6
- 2024年09月5
- 2024年08月5
- 2024年07月3
- 2024年06月9
- 2024年05月4
- 2024年04月8
- 2024年03月2
- 2024年02月5
- 2023年12月3
- 2023年11月2
- 2023年10月3
- 2023年09月4
- 2023年08月3
- 2023年07月4
- 2023年06月7
- 2023年05月8
- 2023年04月2
- 2023年01月1
- 2022年11月1
- 2022年10月9
- 2022年09月6
- 2022年08月5
- 2022年07月16
- 2022年06月11
- 2022年05月10
- 2022年04月8
- 2022年03月7
- 2022年02月14
- 2022年01月24
- 2021年12月10
- 2021年11月16
- 2021年10月22
- 2021年09月29
- 2021年08月28
- 2021年07月32
- 2021年06月23
- 2021年05月26
- 2021年04月22
- 2021年03月24
- 2021年02月26
- 2021年01月25
- 2020年12月30
- 2020年11月25
- 2020年10月26
- 2020年09月23
- 2020年08月23
- 2020年07月23
- 2020年06月31
- 2020年05月18
- 2020年04月21
- 2020年03月31
- 2020年02月19
- 2020年01月20
- 2019年12月29
- 2019年11月29
- 2019年10月22
- 2019年09月20
- 2019年08月20
- 2019年07月18
- 2019年06月24
- 2019年05月18
- 2019年04月20
- 2019年03月23
- 2019年02月16
- 2019年01月17
- 2018年12月27
- 2018年11月21
- 2018年10月22
- 2018年09月23
- 2018年08月15
- 2018年07月7
- 2018年06月7
- 2018年05月10
- 2018年04月10
- 2018年03月8
- 2018年02月5
- 2018年01月19
- 2017年12月8
- 2017年11月16
- 2017年10月19
- 2017年09月17
- 2017年08月19
- 2017年07月15
- 2017年06月23
- 2017年05月19
- 2017年04月19
- 2017年03月21
- 2017年02月18
- 2017年01月17
- 2016年12月25
- 2016年11月21
- 2016年10月23
- 2016年09月22
- 2016年08月29
- 2016年07月1
- 2015年12月2
- 2015年11月3