眼精疲労対策！ | メガネ屋は東京都吉祥寺のopteria-Glassias(オプテリアグラシアス) | 眼石祝応のBLOG

本日のblogの難易度【★★★】

今朝の体重は80.4キロ。

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【眼積祝応の今朝のtweet　Vol-53】

今朝のtweetです。

眼科医1009人に聞きましたシリーズの第五弾。

トライイリスとは

知りたい方はこちらのリンクに飛んでください。

 

トライイリスは眼鏡屋さんには僕の知る限りは導入されていませんから

僕らはトライイリス以外の方法でお客様にサービスしています。

従ってトライイリスの説明は割愛します。

 

2位に両眼視機能検査が来た事にも驚き、最下位とはいえ、

アニサイクルレンズがランクインした事にも驚きました。

 

少なくとも僕が創業した19年前は両眼視機能検査をやっているお店は

大手では皆無に等しく中小零細眼鏡店の一部で取り組んでいる程度でした。

 

次に三位は近視や遠視の矯正ときました。

 

近視や遠視に加えて乱視までの矯正をまとめて一般屈折矯正と言います。

眼鏡業界の傾向としては乱視矯正が軽視されている、

若しくは乱視は違和感の塊だから極力、未矯正弱矯正を狙うという風潮が実はあります。

 

僕はこれを問題視していますから乱視もこのランクに

言葉として反映するべきと感じました。

 

皆さんは、何しろトライイリス以外のサービスを

ご自身の贔屓の眼鏡屋さんで受けていますか？

 

どちらかと言えば安近短が日本のマーケット全体の傾向で

デフレ経営がユニクロやダイソーの例をだすまでもなく、全盛です。

ユニクロやダイソーの商品を使って、QOLが下がりますか？健康被害がありますか？

 

むしろお手頃で良品が手に入る良い時代になったな、なんてテンション上がりますよね？

アパレルや雑貨で起こった購買単価の低価格化は多くの業種に波及しました。

 

眼鏡も例外ではありません。客単価は低下の一途をたどり、

そこで犠牲になったのは機能性で、

そこに眼鏡の商材としての特性に問題があったのです。

 

眼鏡は店頭に並んでいるうちは半製品で、

並んでいる眼鏡を試着しても視力は改善しないでしょ？

機能が無い眼鏡を伊達眼鏡といいます。

 

それを視力測定し、お顔やレンズの理想的な角度や距離にフィッティングし、

レンズを枠のサイズと形状に合う様に加工する事で

初めて眼鏡は医療器具として製品化し機能します。

 

機能性を付加させる為にはどうしても経験に基づく職人の技術と知識が必要です。

でも低価格志向のお店は、職人を雇用する事を不要と考え、雇用と教育レベルを下げたのです。

 

アルバイトさんがちゃちゃっと検査しているお店がそれです。

それでは国民の暮らしが危ういよと僕は警鐘を鳴らしているのです。

 

いかがですか？眼精疲労とは、誰もが、それで命の危険はなく、

そしてパソコンばかり見ていれば仕方がないと軽視し、

無理やり納得させてはいませんか？

 

目の疲労やストレスの蓄積は、目だけで済まないから

僕は危ないと言ってきました。

 

そして時に、目の疲労は仕事の出来不出来すら左右するよと言っているのです。

 

会社員であれば、目が疲れて仕事の効率が下がり、

重要なポジションを任されず、

窓際に追いやられるなんて、シナリオは大袈裟ですか？

 

僕は充分に考えられると思っています。

だからこそ、デジタルデバイスがあらゆる形で生活に染み込む今だからこそ、

眼鏡の捉え方を見直して欲しいなと願うのです。（以上Xより転載終わり）

 

眼精疲労対策として、うちのお店では三本の矢に例えて対策を提案しています。

 

①焦点距離の調整②より目の力を助ける③眩しさ対策

 

①は、遠くが良く見える眼鏡ではなく、お手元の頻用目線であり

目的距離に合わせた眼鏡の作成です。

一例を挙げればデスクトップパソコンのモニター迄の距離に合わせるという事。

 

②は、人は近くを見る時には寄り眼をし続けてみています。

より目に耐えられなくなれば、作業を中断するか、目薬を点眼、

若しくはダブって見えたり霞んで見えたりします。

それを助けるベースインプリズムという度数を組み込むと

目の疲労軽減効果が期待出来ると思って下さい。

 

③は、何かしらの光対策です。そもそも近くを見る時には瞳孔は縮瞳します。

あまりにも眩しい物を見た時、それを継続した時に、

瞳孔の反応に異常をきたす可能性を僕は疑っています。

また、そもそも長時間のディスプレイを注視する作業時に羞明（眩しさ）を

訴える方が一定数います。そういった方には、光対策レンズや、

もっと分かりやすく言えばカラーを染色したレンズを使う事で眩しさ軽減だったり、

対象物が良く見えたり、時に疲労も軽減したりします。

 

この①～③を組み合わせる事でシナジーがあるのです。

 

ただし染色に関しては、社内規定や現場の認識が追い付かず、

仕事中にサングラスとは何事だ、と上司に怒られカラーレンズが

使えないという層がいらっしゃいました。

そこに出てきたのNIKONのブルーライトカットレンズなのです。

 

これは染色ではなく、コーティングでの処理で表から見ると青く反射しています。

つまり青を波長を跳ね返して貫通率を下げるのです。

 

皆様も日々のパソコン作業ご苦労様です。

自分の目を可愛がれるのは自分だけ、

どうかご自愛くださいませ。

 

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