本日のblogの難易度【★★★★】
今朝の体重は81.6キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は2204人。
足裏から顎と目:昨日いらした方は20代、女性でした。
何でも疲れると斜視になり、最近は不安症で精神科にかかり、
薬を服用しているという。
別に心の病を僕が何とかする何て思っていないが、少なくとも目には問題山積だった。
斜位量が大きく、疲れた時等は時に斜視になる間歇性斜視だと予想する。
今回は精神科の薬の副作用で、ピントの調節能力の低下があり、
その為にパソコン程度の距離でも大きな負荷が掛かり、
目を酷使していたと予想し、60㌢の距離に最適化した度数設定にした。
勿論斜位もプリズムで矯正する。
ここまでは通常のメニュー、ここから、もう一つ工夫してみる。
足首と、足裏を見てみると、モロに扁平足で、縦、横、
そのどちらもアーチは潰れていた。これはいかんと足を更に見ていくと、
親指は浮き指、更に残りの指はハンマートゥという状態。
履いている靴のサイズをお聞きし、
足のサイズを実測すると、明らかにオーバーサイズ。
これも問題視したが、顎の形状から咀嚼不足を指摘し、
極力咀嚼数を増やして胃腸の負担を減らす事を提案。
この時点で何屋だかよく分からんが、次には顎位置の補正。
下顎のずれをあるツールを使って自分で補正するやり方を指導。
巻き肩、猫背を問題視し、体幹を使って立つ様にアドバイス。
歩行はすり足だったので、足を残して、母趾球を使って蹴り出す。
更に腸腰筋の伸縮を自覚出来るよう、若干歩幅を広げる。
これで足裏のアーチが数ヶ月掛かれば形成し始めると予想。
今回はうちのメニューでいうフルコースだから、
全ての人に、ここまで必要だとは思わない。
でも意外と正しく立って、正しく座って、正しく歩ける人って少なくて、
姿勢の乱れが、体調不全の根幹だったりする事も、少なからず見てきた。
皆さんも自分の姿勢、特に巻き方猫背で結果として肩こりや頭痛で悩んでいるとしたら、
先ずは姿勢から体調管理の意識を持ってみたらいかがだろうか?
最後にこのお客様には、精神科系の薬は、呑まないで済むのなら、
それに越した事はない、でも呑まないとストレスで死んでしまう。
何て思うのなら、死ぬより余程呑んだ方がマシだと伝える。
でも今回作る眼鏡、インソール、顎の改善、
姿勢/歩行の改善は全て心の安定にも繋がる。
だから僕の事が信用出来るのなら(ここが大事)
薬をお医者様と相談しながら減薬する事も検討して欲しい。
そして最終的に薬に頼らずに健康的な暮らしが出来る様にしよう。
っと強制ではなく、知識を与え自らが望んでくれるよう促した。
僕は眼鏡屋だけど、こうしてうちのお店には駆け込み寺の様に
体調を崩した方からのご相談が本当に数多くいらっしゃる。
そんな時に僕は眼鏡で心が整ったり、体調が改善するなんて、
まるで魔法の様な効果を沢山見てきた。
一方お力になれずに悔しく申し訳ない思いも沢山してきた。
だから僕はより深く、目と体と心の関係を学ぶ必要があると考えたのだ。
目は体や心と連携し切っても切り離せないのが、純然たる事実なのだ。
どうか皆様ご自愛ください。(以上Xより転載終わり)
僕は今、必死に勉強をしている。過去に経験した自身の力不足により、
ご迷惑をおかけした皆様に対して、若しもセカンドチャンスが頂けるのなら、
次はもっと一歩でも前進したと思って頂けるような眼鏡が作れる人になりたいと思うからで、
セカンドチャンスで無く一見様でも、同じような状況であれば、
以前は駄目でも今後は上手くいけるように、少しでも進化したいと願っているからだ。
上記の記事でも言っているが、僕は眼鏡「だけ」を学んでも
最適解に辿り着けないと思ってしまっている。
それ位に体は巧妙な仕組みで連携し、各器官、各臓器は影響を与え合っている。
そこに心の問題まで影響を与えているとなってしまっては、
正直今の僕にはお手上げ状態。
それでも一歩でも前に進む事で、誰かのお力になれるとしたら、
こんなに嬉しい事はない。
先日、新しい出会いがあった。きっとその方との出会いは
グラシアスに化学反応をもたらし、きっとまた新しいステージが見えてくるだろう。
今は、目の前のお客様に集中し、そして明るく輝く未来を楽しみにして生きてみたい。
そうそう未来と言えば、うちの売り上げ目標って、
少しだけ変わっていて、勿論、経営者としては、
毎月の売り上げ予算を組み立て、仕入れ計画を立てたり、
人員の手配を考えたりする。お金が足りなければ融資の計画も立てる。
でも僕はお店に立ったら、そんな事全て忘れるようにしている。
そして昨日までの累計の月間売上に1万円を足した金額。
昨日まで50万売れていれば、今日の売り上げ目標は1万円。
51万になるように、そして大きく先を見ずに目先のお客様に集中する。
これが今のところ上手く機能している。
以前から言っているように、僕には夢があり、それは眼鏡業界の構造改革だ。
そんな大きな事をちっぽけな僕が成し遂げるとしたら、
それは目の前の一人一人に対して真摯に向き合った結果の積み重ね
「しか」ないと思っているからだ。
その変革は、皆様に正しい知識が届き、そして消費行動が激変した時。
きっと皆様も思ってもみない事が、この国に起こると思うよ。
そして僕はその理想に近づけるように日々学び取り組んでいるのだ。