ダブルビジョン(複視)
本日二回目の投稿、どうしても書きたいのよ。
だって井上尚弥選手の世界戦が凄かったから。
そして、生ける伝説ノニト・ドネア選手も凄かった。
僕の記憶が正しければ、バンタムでは負けなしの筈。
上の階級では体格の壁を感じて勝ったり負けたりだけど。
今回井上選手の強打に耐えられたのも上での戦いを経て、
井上選手よりも力の強いパンチを浴びた経験があるからなのでしょう。
今回の苦戦の理由は僕は専門家ではないので分かりませんが、
眼の専門家からすれば見過ごせない言葉がありました。
それがタイトルの
「ダブルビジョン」という言葉です。
物がダブってみえる状態でボクシングの業界用語らしいです。
眼鏡業界では複視と言います。
さて井上選手は第二ラウンドで右目の上をカットして、
それからずっとダブルビジョンだったと
インタビューに答えています。
今回はどうして、右目の上をカットしてからダブルビジョンになったのでしょう?
これは不明ですが、目に加わった衝撃で眼位がおかしくなってしまい、ダブってしまったのか、
それとも、眼位に問題がなく、画像の質にあまりにも左右差が出てしまい、ダブってしまたのか。
先ず今日皆様にお伝えしたいのは、
両眼単一視の条件(両目で捉えた画像を一つに重ね合わせる機能)
という物があるので、それをお伝えしたいと思います。
①視力差が少ない事。(まるっきりイコールである必要はありません。)
②色に差が無い事。
③形に差が無い事。
④大きさに差が無い事。
⑤両目で捉えた画像を重ね合わせる融像という機能が成育されている事。
⑥両目で捉えた画像を重ね合わせる融像という機能を使いこなしている事。
大別してこの6つの条件があります。
今回井上選手は、出血で②に問題が出た可能性。
⑥という機能が一時的に使いこなせくなった事。
この二つに問題が出た可能性があります。
この⑤と⑥に関しては文言が似ていますが、
⑤は発育課程で体得する脳の機能、
⑥はこれも発育課程で体得する眼(外眼筋と神経)の機能。
と理解してください。井上選手は元々⑤も⑥も問題なかった筈なので、
今回はショックにより⑥か②、若しくはその両方に
問題が出た可能性があると理解してくださいね。
いや~、しかし僕はボクシングに限らず格闘技ファンですが、
これをライブでみられずにYouTubeで後から見たことが
残念でなりません。ただし一つ楽しみも出来ました。
井上選手の弟さんが今回統一戦に敗れました。
その結果お兄さんが敵をうつと宣言し、
ウバーリー選手も快諾したのです。
これで4団体統一の目が出てきました。
ただし、ただしですよ。
その前にネリさんと、マクドネルさんが
11/23に対戦し、その勝者がウバーリーさんと戦う事が
義務付けられています。ネリさんはいんちき(インチキしなくとも
勝てたのでは?というくらいに強い。)して山中選手を引退に追い込んだ選手。
スポーツマンシップに欠けるよね?一方のマクドネルさんは、
井上選手と準決勝で戦って、負けてしまった選手。
これにネリさんが勝ち上がり、ウバーリーさんもやっつけて、
最強の挑戦者として井上選手の前に立ちはだかり、
井上選手が一蹴するというシナリオが僕的に一番スッキリします。
ネリさんのやりたい放題が、そのまま通ってしまっている現状が
悔しいし、山中選手の引退があんな形で汚されたのは僕的には
全然納得出来ていないのです。だからなんとか山中さんの無念を
井上選手に晴らして欲しいのが僕の本音です。
さてどうなるかな?シナリオ通りには進まないものです。
でも楽しみ。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
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