知識と技術で繁盛店という幻想
本日のblogの難易度【★★★】
今朝の体重は75.4キロ。
今朝のYouTubeチャンネル登録者数は523人。
昨日は埼玉から眼鏡屋さんにご来店頂き、
お互いに情報交換させて頂きました。
まだ30代前半でお若く、業界のキャリアも3年目、
まだまだこれからの伸び盛りの意欲充分な若者との出会いでしたが、
僕も負けていられません。ただ、僕は僕の視力測定も受けてみたいと
仰れたので、一通り見させて頂きました。
今日はその彼の目について論述するのではなく、
そもそも僕は僕と関わった眼鏡屋さんの皆さんには
どうか繁盛店になって頂きたいと本当に思っています。
ですから、中小零細の個人店が廃業なんて報せが入ると
なんとも言えない暗い気持ちになってしまいます。
皆さんの個人店のイメージってどんな感じですか?
僕の想像で少し物を言ってみますね。
【個人経営の眼鏡店のイメージ】
①頑固おやじが偉そうにしている。
②いくらで作れるか分からないから敷居が高い。
③お洒落な眼鏡が置いていない。
④高い割には、安いところとの機能的な差が無い。
特にどこかの誰かを指している訳ではありませんが、
ドキっとしたあなた、敷居が高いと思えば
敷居を下げる努力も必要だし、
頑固おやじって思われているのなら
笑顔の練習だって必要ですね。
少なくとも過去の歴史を振り返ってみても、
一時期は中小零細がマーケットを独占していた時代が続き、
メガネドラッグの参入により、デフレ競争が始まりました。
価格を下げて満足度を上げるという経営スタイルです。
そして当初は安いお店で恐る恐る買っていた人達も
「え?意外と使える♪」
何てご感想頂く方がほとんどで、多くの方がお安い価格帯の
お店の眼鏡でご満足いただいているのが現状の冷静な分析です。
では僕らのお店は存在意義も価値も無いのでしょうか?
勿論僕は意義も価値も大有りだと言いたいのですが、
それが皆様に伝わっていなければ、どんな言葉も絵に描いた餅です。
では僕らは機能面も含めた技術競争で負けて、
マーケットの負け組になってしまったのでしょうか?
本blogでは何度も解説していますが、
そうではなく、価格と広報力のバランスで僕らは負けたと
僕は主張しています。広報力、いわば自らの存在を報せる力が
大手には途方もなく存在し、中小零細企業はその存在を広く報せるのは
事実上不可能ではないか?と思うくらいに中小零細が大手をしのいで
地域一番店になるためには幾重ものハードルが存在しています。
中小零細の眼鏡店のおやじさんが、
以前に僕はこんなセリフを何度も口にされたのを
見たことがあります。
「俺は技術なら安売り屋(昔ながらの眼鏡屋さんはプライスショップや量販店を
多少揶揄する意味も含め、自分のプライドを誇示する為にこう呼びます。)なんかに
負けね~よ。」そう技術ではまるで負けていないどころか、
雲泥の差があると僕も思っています。
ところが、
そもそも大手は機能性という土俵で勝負していないのです。
何故なら機能性で勝負するという土俵では負けるに決まっているからです。
でも大手だってこうやって宣伝しているよって思いますか?
大手のオリジナル商品で、無重力だとか、かけ心地が良いとか
謡っていますが、あれはフレーム(レンズ)が凄いと言っているのであって、
仕立てる職人の技量がスゴイなんて謡っていますか?
謡っていませんよね?なぜならそこで勝負出来ないからです。
だから敢えてその勝負を避けて、別の打ち出し方でアピールします。
それが大手メーカーの内面累進レンズを使っていますよ、
なんて設計のアピールであったり、
フレームが軽いとか、柔軟性が高いなんてフレームの機能性を誇りにして
宣伝します。ここで皆様にご注意頂きたいのは、
いくら大手のレンズを使おうと軽いフレームを使おうと
仕立て方を間違えたり、手を抜いたらどんな高機能なフレームもレンズも
台無しです。例えるなら魚沼産のコシヒカリの新米だって、
焚き方間違えたら味も鮮度もあったもんじゃありません。
そもそもの基本的な炊き立てご飯のスペックを満たしていないでしょ?
っというお話で、メガネもまるっきり一緒です。
眼鏡の焚き方って?
眼鏡を美味しく召し上がれる状態って?
原則論としてここを生活者の皆様が理解していることが
こだわりの眼鏡屋さんが繁盛する前提条件になります。
ところが、眼鏡屋さんが何にこだわって眼鏡を仕立てているのか、
そこを理解していれば、成立する条件ですから、
今、中小零細企業がシェアを殆ど取れていない事が
僕らのこだわりが伝わっていないその証拠です。
多くの方は、高い眼鏡屋も安い眼鏡屋も大差ない。
これが今の世間の常識です。これは僕に言わせれば明らかな事実誤認です。
「一部の」高い眼鏡屋で眼鏡を買えば圧倒的に違う機能差があり、
「多くの」安い眼鏡屋で眼鏡を買えば、非機能的な仕上がりになっています。
ここで僕は大事な指摘をしています。
高い眼鏡屋の一部でしか機能差がないと
言っています。
一方安い眼鏡屋さんにも
技術的な優れた中小零細企業に勝るとも劣らない
眼鏡士がいることも事実です。
これが皆様を非常に困惑させています。
高い眼鏡屋で買ったけど、
別にただ値段が圧倒的に高いだけで
なんも変わらん。
こういったご感想を抱いた方がきっと
本当に数多くいらっしゃると思います。
何故こんな現象が起こるのでしょう?
それは価格に比例して高機能な眼鏡が仕上がっていないという
厳然たる事実です。高ければ高いほど高品質高機能な眼鏡になっているべきなのは、
その通り、でも実際にはそこにチェーンオペレーションの壁が存在しています。
チェーン店では、出来る人と出来ない人とのグラデーションを嫌いますし、
そのグラデは、顧客の不満足要因になります。
あのAという販売員は丁寧な視力測定で、結果にも大満足、
でも次に来た時にはBという店員さん、Bさんはささっと、
お決まりのマニュアルめいた視力測定で、仕上がった眼鏡の
満足度は低い。これは会社全体の信用問題になるのです。
ではこういった技術や知識の落差があった場合には
会社のかじ取りを任された経営者はどうしますか?
それはBさんのレベルにAさんのサービスを下げて提供します。
このままでは会社の競争力は向上しませんから、
次の段階でBさんにも出来るように業務改善します。
Bさんは多少不器用かもしれません。
臨機応変な対応も難しいかもしれません。
そんなときの道標が作業マニュアルになります。
一生懸命Bさんが作業を覚えて一つレベルが上がったとしましょう。
すると、Aさんも一段階レベルを上げられるのです。
そして大手になればなる程にこのBさんのような社員の数も増えていくのですから、
大手の会社がサービスレベルを上げるって本当に大変なのは皆様でも想像つくと思います。
この様に価格が高い高付加価値眼鏡店でさえもチェーン展開をしようとした瞬間に
その歩みを緩めて、社員の成長を待つ時間がマストになります。
そしてこの成長する過程を省いて誰でも作れる眼鏡を仕立てているのが
いわゆるプライスショップなのです。
ですからプライスショップで出来る事は知れている。
だけれども、その違いを理解していない人たちが多数になったので、
今のマーケット構造が出来上がったというお話なのです。
つまり言葉を汚く言えば、
無知な消費者がこの日本の特異なマーケットを
形成したといえるのです。
そこで僕らは何をすればよいか?
それは眼鏡は仕立てる人の知識や技術、こだわりにより、
まるで違う眼鏡になるという事実。
これを知って頂く必要があります。
大手は国民を眼鏡はコモデティ化したので、
どこで買ったって大差ないですよ。
と消費者を誘導しました。
僕らは、それは違うよと情報提供する必要があります。
つまり中小零細企業であろうとなかろうと、
広く報せる努力を怠れば、大手に飲み込まれるよ。
と僕は警鐘を鳴らしています。
僕は視力測定勉強会を開催していました。
それは大手と戦う為の武器を手にしてくださいという思いと、
例え大手にお勤めの店員さんだって、ご自分の顧客に提供する眼鏡の
クオリティーを上げたいと思って下さるのであれば、
それは嬉しいし、その方々の思いに応えたいと思うので、
僕は大手であろうとなかろうと、勉強したい方々は、
ご自由に参加してくださいと門戸を開いています。
実際に大手にだって志の高い眼鏡士は沢山いるのです。
ですがそこにチェーンオペレーションの呪縛が存在し、
結局フルのサービスでは提供できずに、お店を回す為に
多少の手抜きを強いられるのは間違いありません。
今日はまた長くなりましたが、
この様に大手と戦う為には、
技術や知識の習得は当たり前で、
これからは広く報せる企業努力をしなくては、
決して繁盛店にはなりませんよ。
っというお話です。
僕は僕のお店がもっともっと繁盛店になる必要があると思っています。
それが大手が主流のマーケットでは救えない人たちが相当数いるだけでなく、
大手が主流のマーケットでQOLと労働生産性を下げていると主張しているからです。
つまり日本の国力を削いでいるよと言っているのです。
日本という僕の生まれた国が発展する。
僕の周りで笑顔の連鎖が広がる。
こんな夢のようなことが出来たらよいな~。
っと夢見る乙女な気持ちで今日のblogを書いたのです。
それではまたこのblogでお会いしましょう。
opteria-Glassias(オプテリアグラシアス)
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-21‐1F
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