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眼石祝応のBLOG

ユニバレ。

2016/10/19

アパレル業界にはユニバレという言葉があります。何でも安価で皆が持っているユニクロを着ている事が

バレる事を恥ずかしく思う為に、極力ユニクロである事を隠そうとする消費者心理をさすらしいです。

 

一方眼鏡業界に置き換えてみるとどうだろう?眼鏡業界でユニクロに近い業態と言えば、

JIN`SさんやZOFFさんだろうか?ここに眼鏡市場さんを加えて新御三家と言えると思います。

どれも価格差はありますが、価格破壊をと分かりやすい商品の値付けで消費者に圧倒的に支持されています。

 

でもこれらを掛けていて恥ずかしいなんて感覚どなたも無いですよね。

 

どうして洋服は恥ずかしくてメガネは恥ずかしくないのだろう?

 

勿論答えなんて僕には分からないんです。でもそれじゃblog書く意味が無いですね。

実際に100万円の腕時計をして数十万円のコートを羽織っているいわゆる高額所得者の方も

普通に新御三家の眼鏡を掛けてグラシアスにいらっしゃいます。

 

そういった方々は一流品を身にまとい、良い物を長く使うという価値観の方が多いのではと推察します。

でも新御三家の多くはレンズ交換を勧めて一本を長く使うというビジネスよりも極力レンズが痛んだら買い替えを

推奨するビジネスモデルだと思います。それはそういった富裕層の方々にとってみると矛盾と

感じないのでしょうか?

 

多分、たぶんですよ。矛盾は承知していながらも、高い眼鏡を買った時の付加価値をご存じないか、

それとも高い眼鏡屋さん(代表的な業態でいうと百貨店の眼鏡屋さん)で買っても違いが分からなかった

可能性があります。

 

例えば、アクアスキュータムのコートやバーバリーのコートには定番があり、それらは長く愛され

流石と言わせる何かを持っていると聞きます。時計にしても高い時計には新技術が使われていたり、

付加価値の演出が上手だと思います。

 

でもただフレームが世界の一流品で、でも眼鏡を仕立てる手間にそれ程拘りのない高級眼鏡店があったとすると

それよりも新御三家の眼鏡の方が見え心地に差がなく、掛け心地も軽くてそちらの方が良いと感じていたとすると、

それはうん万円もする眼鏡はその人にとってはただの無駄と感じてしまうのではないのでしょうか?

 

更に言えば、眼鏡で言えば、アパレルのシャネルやグッチや、ディオールの様な誰でも知っている

ブランドは眼鏡業界にあるのでしょうか?僕は無いと思います。日本で一番有名なフレームブランドは999.9で

しょうか?近年一番売れていると言われているラインアートでしょうか?

そのどちらのブランドも無作為に100人に聞いたら何人くらいが知っているのでしょうか?

 

またこの二つのbrandは富裕層が好んで掛ける圧倒的なブランドイメージがあるでしょうか?

それもそのどちらのbrandのデザイナーに聞いてもきっと「残念ながらまだまだ…。」

と答えるでしょう。実際に殆どご存じないと思います。

 

何が言いたいかというと眼鏡業界には比較の対象となる圧倒的な知名度と高級イメージの

あるbrandは存在しない事、これが眼鏡業界にユニバレに代わる言葉が存在しない理由になっています。

 

それに加えて量販店と高級店には圧倒的な差別化ともいうべき性能差がない事。

 

これが日本の富裕層でも安価なメガネに甘んじている原因なのかな?と僕は思いました。

 

え!「個人経営の専門店や百貨店に入っている高級店の方が圧倒的に優れた眼鏡に仕上がっているんじゃないの?」

 

と思いますか?今僕も含めて僕の仲間には志高く(その分値段も量販店より高い。)眼鏡一本を仕立てる

精度を高める為に、懸命に努力してい方々がいらっしゃいます。そういったお店では間違いなく

量販店との競争に乗らず、独自の土俵を築いていらっしゃる方がおります。

 

でもこの業界で昔ながらのいわゆる一般的な眼鏡屋さんは、昔の守られていた業界の癖が抜けずに

未だにただ待っているだけでお客様が来ると思っているお店が数多くあります。

そういったお店は昔は黙っていてもお客様が来た過去の栄光に浸りきって今を見ようとしていません。

 

今は量販店も相当のレベルアップをしています。安かろう悪かろうが通用しないのが日本のマーケットの特質です。

それに対抗する為には多少の技術レベルの差では圧倒的な価格差に負けてしまいます。

明確な差をつけなくては消費者はこちらの拘りの世界を理解してもらえないのです。

 

こうした本来経済活動の中で企業価値を高める努力を忘れた企業はすぐに淘汰されるでしょう。

また実際にそうなっています。

 

僕はグラシアスをすきやばし次郎のように海外からでも買いに来たいと思わせるお店にしたいと思っています。

つまり現存しない高付加価値ブランドをこの業界に作りたいと思っているのです。

 

それに成功した暁には多くの富裕層や眼鏡で健康管理しようと思う方、そしてメガネが好きな方は

挙ってうちのお店に来るのです。今日はそんな僕の夢を語る為にユニクロさんにご登場願った次第なのであります。

 

$RW3SYVS

 

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