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眼石祝応のBLOG

眼鏡屋で予約制!?

2016/11/05

うちのお店は創業以来、一貫してご予約優先システムで店舗運営しています。

 

お店を開業した当初は月曜のみご予約優先、いつだったか忘れましたけど

その後平日ご予約優先になり、そして現在では終日ご予約優先デーになっています。

 

そんな訳で一見さんは勿論、常連さんでさえも未だにご予約優先のシステムを

ご理解頂いていない場合も実は多々あったりして、

 

「え!?眼鏡屋さんで予約制!?(ふん、お高くとまってんじゃないよ。)」

 

なんて腹の中の声も聞えてくるようで、こちらとしては恐縮しきりな訳なんです。

ただ、一つご説明したいのは、僕は上からお客様を選んでいる訳では決してないと

いう事は、この場を借りてご説明したいと思っています。

 

まず、二転三転したこのご予約システムですが、今になって反省しているのは

最初から終日ご予約優先とうちだすべきだったと確かに思っています。混乱を招いたという意味で

お詫び申し上げます。でも言い訳がましく言うと、今では珍しくもない眼鏡屋のご予約というシステムが

あの当時は、ほとんど見当たらなかった。つまりそんなニーズが無かったという事ですね。

 

だからビビりな僕は、(そんな仕組みが理想的なのは勿論だけど、

理解してもらえるかな?と)不安一杯だったのです。

 

では本題、なぜ予約という仕組みを思いついたのでしょう?その説明に入る前に、

今皆さんがわざわざ予約して行っているお店ってありますか?僕の思いつくままに挙げ連ねてみますね。

 

①高級な外食のお店。

 

②美容室

 

③病院(お店じゃないけど。)

 

④旅館やHOTEL等の宿泊施設

 

⑤交通機関(電車や飛行機等)

 

ざっと挙げてみてもこんな感じでしょうか?

 

眼鏡屋ではほとんど普及していないのに、こういった業態では当たり前に皆さん

ご予約サイト等も活用しています。では①~⑤の共通点って何でしょう?

 

それは、一度に限界を超えたご来店があると、サービスの質が低下するか

そもそもそのキャパシティーを超えてしまうとお客様にご迷惑が掛かる。

 

若しくはご予約のメリットとはこんな利点があるかもしれません。

 

カリスマと呼ばれる美容師に切ってもらいたい。

 

あの数量限定の物をピンポイントで食べてみたい。

 

一日客数限定の宿のあの部屋に泊まってみたい。

 

飛行機ならファーストクラス、電車ならグランクラスで旅がしたい。

 

名医と言われる先生に診てもらいたい。

 

おおかたこんな感じでご予約のニーズは生まれてきた様です。名医と言われる先生に診てもらいたかったのに

研修医では困りますし、数量限定のローストビーフ丼がハラミ丼では興ざめです。

 

いつもはカリスマ美容師に切ってもらっているのに今日は新人のスタイリストさん。

 

いずれにしてもきっとご満足いただけませんね。

 

こうして他の業種を見てみると、実は眼鏡屋も共通点ってありません?

 

グラシアスを例に挙げれば、両眼視機能検査って奴が有名だから(失礼 汗)来てみたけど、

ものの5分で検査が終わる。あれ?こんな筈じゃ…と拍子抜け。

 

でも常に僕に検査してもらいたいとするならば、僕は一人しかいないのですから、当然僕が検査する時間×営業時間が

一日の限界のキャパシティーになるのです。更にややこしくしているのは、僕は検査だけでなく、加工やフィッティング、

そしてお店の清掃、更にblogを書いたり、経理をしたり、営業計画を立てて銀行と交渉したり。

 

何しろ、店長業務と社長業務を一人でこなそうとすると、実は、それ程時間は余っていないというか、

今の時点で若干キャパシティーを超え気味でこの小さな会社を運営しているのです。

 

僕のキャパの話は、僕が残業すればよいのかもしれませんが、でも一人しかいない僕に対して同時に二人の人が

眼をみて、と頼まれても、無理やり順番をつけて一番目と二番目の検査の順番が生まれます。

 

そしてここがご理解頂きたいのですが、例えば、量販店等では最も短い検査で店舗運営している業態では、

5分程度の検査時間でお店を回しています。ですから仮に10人のお客様に同時に

 

「これください。」

 

と言われて順番をつけても50分待ちです。

 

でも僕のお店では検査に30分から1時間、時には2時間掛けて検査する時もあるのです。ですから二人待ちで

4時間待ち何てことになりかねないのです。これは先ほどから何度も使っていますが、

キャパシティーを立派に超えているし、お客様の我慢の限界も超えていると僕は思うのです。

では妥協して検査を5分で終わらせることは可能でしょうか?

 

それは可能です。でもそれはサービスの質を落として僕はメガネを作る事になりますし、それはお客様にとって

失礼にあたるだけでなく、僕の職人でありたいと願う思いにも反する事になるのです。

 

僕にとって妥協しなくても良いところを妥協する何てのは本当に心苦しくて、いつかは世界一の眼鏡屋になってやる

と意気込んでいる自分自身に、「何が世界一だ。」と唾を吐きかけたくなる心境なのです。

 

ですから僕からの今日のお願いは出来るだけ予約してからご来店くださいね。

 

とお願いするのが今日のblogの本題だったりするのです。

 

ちなみに、簡易な調整や仕上がった眼鏡のお受け取りはご予約不要です。

 

要予約のケースとしては、検査やご相談。また、

フレームのお見立てを手伝って欲しい。こういったケースではお時間が掛かります。

 

その為是非お手間を取らせて恐縮ですが、お願い申し上げます。

 

https://www.itsuaki.com/yoyaku/webreserve/menusel?str_id=3562&stf_id=0&flg=3&back=1

 

$RW3SYVS

 

 

 

 

 

 

 

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