半身に不定愁訴が偏る。
2017/07/13
いや~、暑い!!!ってそんな事言っていても何も改善されないので、
そんなの止めて、最近僕は整体に通っていますが、少しずつ改善していくのを
自覚しています。何とか僕の体の不定愁訴を減らして頂ければと願います。
僕は実は右半身に体の不具合が集中します。それは三歳の火傷から始まり、
現在の痛風も発作が出る時は、右半身に集中します。肩こりだって
右に強く出るしね~。
今日いらした方は僕とは逆に左半身に体の不具合が集中する方でした。
突発性難聴をここ数年で6回、ぎっくり腰は癖になっているのか20回以上、
まだ40代中盤でお若いのに、何か僕と一緒でやけに共感しちゃいました。
でもこういう人って、眼に大きなストレス抱えているケースが多いのよね~と
思いながら検査していました。すると右目と左目に度数差がある。
不同視だったのですが、利き目が左、こういうケースは利き目の方が、
近視が強くなるケースが多いのですが、まさにそういうケースでした。
え?利き目って何だ?
た、確かに(汗)、利き腕は皆さんご存知かと思いますが、
利き目って聞いた事の無い人の方が多いですよね。
では少し難しい本から転記してみます。
(転載始め)優位眼:一般には、利き目と同意語として用いられる。両眼の視力がほぼ等しく斜視のない者が、
カメラのファインダーや小さな穴を覗くなど、どちらか片方の眼を使う場合、無意識に用いる側の眼を優位眼という、
視力や視野など、視機能のよいほうの眼が常に優位眼になるということではない。優位眼の存在や、決定方法に
ついてはいまだに議論があるが、斜視があり、常に一方の眼で固視し偏位眼が決まっている場合は、固視している
眼を優位眼としてよいとされる。(メディカル葵出版 視機能矯正学 用語解説辞典より 転載終わり)
すんげ~、難しい書き方しているけど、ここに補足するならば、通常は利き目と利き腕はセットになっている
ケースが多いのですが、これが利き目が右、利き腕が左となる、後天的に何か利き目を切り替えなくては
ならない事情があったのかな?と僕は推測します。例えば、左目は視力が出にくいのかな?とかです。
更にこれはまた聞きですが、利き目と優位眼は違うと主張する眼科の先生の話を友人の眼鏡士から
聞きました。優位眼は一生変動することの無い眼の状態でそれは解剖すれば分かる。ただし利き目は後天的な
理由やストレス状況で切り替える人がいる。この様に説明されている人も居ます。
どちらにしろ、僕らのレベルでは、様々な主張があると覚えておけば良いでしょう。
利き目の解説はこれくらいにして、
今日の女性は左半身に不具合が集中し、更に利き目が左だったのです。
こういったケースは右目に何かストレス要因があって、左眼ばっかり使うから左眼が疲れるのです。
そして右目が遊び癖がある事が多いのです。実際に検査してみると輻輳と言われる寄り眼の
運動に左右差があり、右目がまるで寄って来ない状態でした。
ご本人様は、近くは眼鏡を外してみているので、今後も眼鏡は遠くを見る時だけ掛けたいと
仰っていたのですが、僕は、僕の作った眼鏡を常用すれば体調が改善する「可能性がある。」
それならば常用も検討してみますか?と先方に覚悟を求めました。
ここでそれは無理です。
と言われれば僕も引き下がりますが、今回は、(眼鏡一本で)まさかとは思うが
もしも眼鏡で体調が改善するのなら是非作りたいと仰っていただけたので、
近視+乱視+斜位の矯正(プリズム)と老眼対策(遠近両用)
の眼鏡でお作りしました。僕は眼鏡一本で体調が劇的に変わる事に
対して満足な説明を施せませんが、それでも結果として過去に多くの
改善事例があったので、今回も提案させて頂きました。
今後は常用する事で遠用視力が確保されます。この為、両の眼が常にしっかり融像という
左右の眼で捉えた像を重ね合わせる運動をします。これにより輻輳という運動を
今よりも多くすることになります。裸眼の状態ではその輻輳が上手に出来ないので
右目が遊んでいましたが、今度の眼鏡は右目がきちんと寄ってくるように
調整しました。その結果として左目のストレスが改善されると予測するのです。
その左目のストレス軽減が過去の事例を元にすれば体調に大きな影響を及ぼす事が多いのです。
ね、たかが眼鏡かもしれないけど、されど眼鏡でしょ?
ではまた明日。
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