嬉しいレビュー、反省すべきレビュー。
2017/11/26
先日のblogで僕の言葉使いを不快に思うお客様からの貴重な(皮肉じゃありません。心から思っております。)
レビューを頂いた話をしましたが、昨晩は今度は有難くて有難くてウレションしたくなるような
レビューをFacebookの友達でありグラシアスの顧客から頂きました。
何でも、その方は先日近視の過矯正の状態から、グラシアスで検査して適正な度数に直し、
そして毎度のことですが、プリズムという度数を入れた遠近両用でお作りしました。
そのお方の言葉を借りれば、
①長年悩まされていた背中の張りが緩み改善した。
②鼻のつまりが改善し、通りが良くなった。
こんな二つの興味深いレビューを頂きました。
①については筋肉の話ですが、僕の作っている眼鏡、特にプリズムを入れた眼鏡は
筋肉を「緩ませる」効果を狙って度数を入れます。この①はどうつながっているのか
メカニズムは不明ですが、人の体って繋がってるんだな~、と感じるエピソードです。
②に関しては、これは僕は自律神経のお話しだと勝手に思っています。
まず、鼻の通りが悪くなる一因に腸のストレスがあると整体師さんが言っているのを
聞いた事があります。その方いわく、咀嚼不足で食べすぎると鼻がつまったり、
鼻水が出てくるのは腸の汗のようなもんだ。酷く大雑把に言えば、こんな事を
仰っていました。つまり自律神経の乱れが整えば、腸のストレス軽減になり、
結果として鼻の通りがよくなるのです。
実際に僕もその先生に咀嚼不足を指摘され、いつもよりも噛む回数を増やすと
鼻の通りはかなり良くなりました。
グラシアスではこんな面白い事例がわんさかありますが、
僕はそのメカニズムを説明出来ないことに僕の弱みがあります。
僕の言っている事は結果論に過ぎないという事を誰より僕自身が痛感しています。
いつか僕よりもっと頭の良い人が、この真相を解明してくれないか?と夢想します。
ただ一つ言える事は、僕ら眼鏡屋は眼を見る仕事だと思われていますが、こういった事例を
例に挙げるまでもなく、人の体はパーツ毎に診ちゃいけない。全て繋がっているという事です。
つまり僕らは眼だけのエキスパートでは、本当に良い眼鏡作りのノウハウに行きつけない
事を僕は示唆しています。僕らは眼を見ながら、その方の体全体のコンディションも
見る、更に言えば、その方の暮らしぶりも覗き見る必要があります。
勿論覗いてしまっては即逮捕ですから、皆さんとのお話しの中で垣間見る事を
目的にしています。ですから何気ない話の中にも僕らはお客様の体からの悲鳴が無いか
どうかを常に気をくばってみていると理解してくださいね。
言いたくないことは勿論言わなくてよいのです。でも皆さまの普段が見えれば見える
程に僕の感覚としては良い眼鏡作りに繋がっているという手ごたえを感じていることは
報告させて頂きますね。
ではまた明日。
opteria Glassias
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