理系な眼鏡屋さん、文系な眼鏡屋さん。
2017/12/12
昨日は斜視矯正(内斜視)の方の眼鏡をお渡ししました。その際に
「伊藤さんは、blogのネタをその場で一発書きで書いてらっしゃるのですか?」
と訊かれ、
「はい。」と僕が答えると、
「凄いですね。しっかり草稿して書いてらっしゃるのかと思いました。
僕は伊藤さんの文章というか、その文のイントネーションというか好きで
楽しみにしています。今後も頑張って下さいね。」
と言われ天にも昇る気分になった次郎さんですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
僕は創業した時から10年程、間に1年程中断しましたが、blogという媒体で
文章を書き続けてきました。文章のスキルって不思議で書き続けていると少しずつ
上達するし洗練されてくるものなんですね。それを肌身で感じている僕なのです。
昨日検査でいらした方は、黄斑前膜による不等像視(左右で対象物の像のサイズに差が出ている状態)、
そして不正乱視による単眼複視(片目でも物がだぶってみえる状態)、更に眼瞼下垂(瞼が下がってくる状態)、
これでもか!っと言わんばかりに眼や体の不具合を訴えていらっしゃる方でした。
実際に検査してみると単眼複視が発生している左眼はHCLで矯正、不
等像視は度数を適正に戻してあげれば左右の像のサイズ差は消えてしまいました。
残るは眼瞼下垂、こればかりは正直やってみないと分からないのですが、
確かに眼鏡を作って度数が合っていない方が、適正な眼鏡に変えると眼の開きが変わるなんてことは
うちのお店ではよくあることなのですが、何分因果関係が分からないので、
不思議、っとしか言いようがないのです。決してうちのお店で眼鏡作ったら眼の開きが改善するよ
なんて言いきれないという事です。
こうして検査してみると検査と文章を書くのって似ていると感じる部分が多々あります。
検査も文章も予め頭の中で組み立てて、それを一つ一つ検査ではあれば推論をつぶしていく作業、
文章であれば一文字一文字アウトプットしていく、頭の中で構成しているのは明らかに日本語の
文章で僕は、文章や検査の方向性を考えて組み立てるのです。きっと理系の方は計算しながら
組み立てるのかな?って想像しながら今日のblogを書いてみました。
眼鏡屋さんって理系の方が得意と感じるのかと思っていましたけど、
実は文系の人ならそれなりの適正があるのかな?って思った次第なのです。
ではまた明日
opteria Glassias
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